ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

東北温泉旅行2日目(奥塩原温泉)(6/11)

2016-06-11 | 旅行
§朝風呂

安達屋旅館で朝7時からの貸切露天を利用した。
実は5時半から大露天風呂に入って来た後に、ビールを一杯引っかけた後に、また朝風呂に入るとは。
小原庄助さんを地で行くようなものだ。

朝風呂と言っても夏至も近いので既に日が高く昇っている。
陽に当たりながらの乳白色色の露天風呂もなかなか新鮮な経験である。

第一貸切露天風呂、朝日が眩しい


ここにも飲み水がある


湯上がりにここで水をいただく



§朝食

朝食は炉端焼き会場の向かい側の朝食会場でいただく。
バイキング方式だが、おかずがどれも凝っている。パンも選べるが当然和食。
まさかわらびのおひたしが食べられるとは思っていなかった。田舎煮の椎茸も京風の薄味で美味しかった。
サクランボを食べている人がいたが、これは部屋から持ち込んできたのだろう。
おかずが美味しいとついつい食べ過ぎてしまった。

私好みのおかずとお味付けで食欲も増す


明太子だけは食べなかったな


泊まった部屋の様子



§高湯温泉のまわり

旅館の前の薬師堂、5分ほど離れた温泉神社、足湯の回りを散歩する。
宿の人から領収書を高湯温泉観光協会(あったか湯)で見せるとお土産が貰えるとのことだったので、窓口で見せるとタオルと石鹸・シャンプーセットが貰えた。
10時半から源泉見学ツアーが行われるらしい。時間が合えば参加したいと思った。

安達屋旅館の玄関


上が薬師堂でその横に幾つかの源泉がある


温泉神社のお賽銭入れ、硫黄成分で1日で真っ黒になるらしい。


これが足湯らしいが・・・・


正面があったか湯で手前の下に源泉がある


足湯ではなくただの池だそうだが、駐車場係の人は足湯だと言っていた



§高湯不動滝の散歩

安達屋旅館から車で5分、さらに歩いて10分程で高湯不動滝があると教えてもらった。
駐車場に車で移動。そこから歩き始めると急坂になって、さらに砂利道になる。
途中、立派なログハウスの別荘があったり、白い硫黄鉱山の山があったりして、あまり自然の中を歩いていると言う雰囲気ではない。
展望台から遠くにある滝が見える。意外に遠そうに見える。
しかもここから急な下り坂。階段はあるものの滑りやすい。熊注意の看板まである。
下ること約10分。滝壺が見える所まで来た。
30m程の落差だろうか。水しぶきが顔に当たって気持ち良い。ここだけ空気がひんやりとする。
滝の左には祠があって地蔵さまが祭られている。ここが滝修行の場所であったことが分かる。
しばらく滝が落ちる様子を眺めていたが、もう10:10である。
少し急ぎ気味で来た道を上り駐車場に戻る。一気に汗が噴き出てきた。
帰り際に5,60代の女性ハイカーにすれ違ったが、あの急坂を通って滝まで行き着けるか心配である。

不動滝への案内図。山道では無く真っ直ぐ上に向かう


途中にログハウスの別荘が1軒だけある


右が硫黄鉱山跡地でなぜが煙突がある


展望台から遠くの滝を眺める


長い階段と山道を下って不動滝に到着


左の祠の中に石仏が鎮座している



§源泉見学ツアー
何とか10時半の源泉見学ツアーに間に合った。
参加者は我々を含めたった4人。
観光協会の人が鍵を開けて立入禁止の階段を降りて、源泉に近づく。
2枚の板を開くと丸い源泉が顔を見せた。
温泉の源泉と聞くと噴き出しているイメージがあるが、この高湯温泉は湧き水のように静かに滾滾と湧き出している。
しかも水の色は無色透明。お風呂のお湯は乳白色なのに不思議である。
温度を下げるために、湯樋を通って行く時に湯ノ花が発生して白く濁って変化してゆくのだそうだ。

案内人は、コップとうがい薬を使って、湧きたての温泉の効果を実証実験してみせた。
コップ半分の水にうがい薬を入れた茶色い水(=酸化された状態)に、湯樋を流れる温泉水を入れると、あら不思議、水が透明に変化した。
一方、同じ茶色い水に、酸素ボンベをブクブクされた水を入れても、水は茶色のまま。
つまり、湧きたての新鮮な温泉水は酸化したものを還元効果によって元の状態になるのだと。
同様に人間も湧きたての還元効果の高い温泉に入ると、体調が良くなり、膚のハリツヤが増すのだと。
なかなか説得力のある温泉効果のアピールだった。
源泉から60mしか離れていない「あったか湯」の湯船は、新鮮?なので効果は抜群だと。
一番効果があるのは、まだ白く濁っていない朝9時を目指して湯船に浸かる事らしい。

このように説明されると、今朝2回も風呂に入ったにも拘わらず、もう一度250円払ってあったか湯に入ろうかと思ってしまう。
これを止めてくれたのは駐車場の係りの人。安達屋旅館もここの温泉は源泉は違うけど効果は同じだと。

風呂は止めて、27年前に泊まった宿を探すことに。
あったか湯の近くに「ひげ家」と言う旅館があった。
玄関に行く前に門があってそこを潜って行くところが、記憶と重なるところもあるが、もっと近代的な門だったような気もする。
玄関まで行って中を見せて貰おうとおもったが、チェックアウトの後で旅館の人が誰もいないので諦める。
次回の高湯温泉の訪問の時は、このひげの家に泊まることにしよう。

案内人が源泉の蓋を開ける


沸き立てはほとんど透明


2つの木の箱を介して10本の温泉に分けられる


その2本分が湯樋を通ってあったか湯に注がれている。


うがい薬を浸かっての還元の実験



§サクランボ

あったか湯の駐車場の係りの人にサクランボを買う場合のオススメの場所が、「吾妻の駅ここら」。
帰りに寄ってきた。駐車場は地元の車で満車状態。
朝採れのサクランボがたくさん売られている。
サクランボの生産者が荷台を持ってきて売り台に置いて行く。
地元の人が知人に送るのだろうか、置かれたサクランボを品定めして2,3箱買って宅配コーナに移動して行く。
我々も子供達へのお土産にと思い、これまで買ったことの無い箱詰めの3500円のサクランボを購入。ついでに純米酒の原酒も購入。

まるで宝石


お酒は福島で、キノコは塩原で購入



§奥塩原高原ホテル

福島西ICから高速に乗り、SAで軽食を食べた後、那須ガーデンアウトレットに立ち寄る。
6年ぶりに訪れたが、随分と店舗数も規模も大きくなった感じだ。特に何も買わずに塩原方面に移動する。

途中スーパーに寄りたかったが1件も無く塩原温泉街に到着。
渓谷沿いの国道400号線を走るのは初めてである。
国道400号から日塩もみじラインに入りしばらく登り坂を走ると、今日のお宿の奥塩原高原ホテルに到着。ちょうど16時。
暑かった那須ガーデンアウトレットとは違って気温25℃と高原のように涼しい。
こぢんまりとした綺麗なホテルである。駐車場で待っていた人が荷物も運んでくれてチェックイン。

お風呂の前に、もう一度玄関の回りを写真に撮る。
ベンツなどの外車が多いのにびっくり
そしてお風呂へ。ここも乳白色の硫黄臭い温泉で、源泉掛け流しを売りにしているホテルである。
しかし、高湯温泉比べると浴槽に注がれる温泉の量は数百分の1と思われるくらい少ない。
それでもしばらく浸かっていると体がポカポカしてくるし、肌触りが高湯温泉よりも優しい気がする。

そして夕飯。ホテルにも拘わらず夕食は部屋出しというのは嬉しい。
質や量を前日と比較することは出来ないが、仲居さんも呼ばれたときしか来ないので、ゆっくりと飲み食いすることができた。

高原ホテルの玄関


これってチェーンソーアートかな


これも?


夕飯は部屋だしなのでゆっくりと



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