ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

まったりと東北温泉旅行 1日目(5/12)

2017-05-12 | 旅行
今年の2月に大雪の中、JRを使って猪苗代に温泉旅行に来た。
その時に会津若松まで足を伸ばして酒蔵などと回ったが、観光地探しの最中に会津にはすごい旅館があることを知ってしまった。
その旅館の名前は「会津東山温泉 向瀧」。
今回はその向瀧と、私のお気に入りの硫黄温泉である高湯温泉の「ひげ家」に泊まる2泊3日の旅行である。
当然、今回はJRでなく自家用車で東北自動車道を走ってきた。

朝7時に自宅を出発し、金曜日の平日なので渋滞も無く、磐越自動車の磐梯河東ICを下りて、喜多方市についたのは10:45頃だった。

§喜多方

10年近く前に五色沼と一緒に一度訪れたことはあるが、その頃はラーメンは有名だったが蔵のまちという印象は無かった。
蔵が集まるふれあい通りの通るつもりが一本路地を間違えて駐めた所が「大和川酒造」の駐車場。
折角だし見学もできるとのことなので酒蔵の中を見学させてもらい、いつもの試飲タイム。(現在はここでは酒は製造していない)
今日は車なので妻が試飲担当。色々なお酒をのませてもらい、妻の判断で買い求めたものが「純米 活性にごり生酒
さっそく車のクーラーボックスに仕舞い込む。

大和川酒造の建物(蔵)は立派だ


入り口も年代を感じさせる


建物の中に若い杉玉が吊られている


醸造されているお酒一覧


昔はここで醸造されていた


いのちが一番高級、酒星眼回は酒の星が出て眼が回るほど美味い酒と言う意味らしい


§ラーメン
やはり喜多方に来ればラーメンを食べないわけに行かない。
大和川酒造の案内に勧められたのだ「上海」という中華屋のような名前のラーメン。
定番のチャーシュー麺を食べたが、さっぱりとした醤油味で美味しかったが、量はちょっと物足りなかった。

路地を少し入ったところに上海はある


メニュー一覧、消して安くは無い


定番のチャーシュー麺



§街なみ

喜多方の蔵のまちを歩く。

大きな間口の蔵、実はこの奥に長く家が伸びている


自分でせんべいを炭火で焼いて食べることができる


道に面しているのは蔵ではないが、家が長く伸びているのがわかる



§清川酒造

もう一軒、試飲ができる酒蔵に入る。そこが清川酒造
ご主人が一人店番をしている。実は酒造りは行っておらず、昔製造した酒を寝かして、古酒にしたものを売っている店だった。
ご主人の奥さんは、初めて女性の杜氏となった人らしく、まんがの「夏子の酒」のモデルとなったらしい。
ここでも妻が試飲。なかなか美味しいかったらしく、新酒と1年おいた酒の2本を購入。

見学無料に引かれてしまった


10年物の古酒も販売されている



§飯盛山

喜多方から無料の自動車専用道路を使って会津若松に移動する。
まず立ち寄ったのは、2月に時間が無かったために行けなかった飯盛山
ここはさざえ堂と白虎隊が自刃した所として有名な観光地。
足の不自由な方たちに便利なエスカレータもあったが、我々は自分の足で登る。

飯盛山の登り口、右側にエスカレータが設置されている


左回りで上って行くと厳島神社がある


戸の口堰洞穴は戊辰戦争の時白虎隊がくぐってきたらしい


さざえ堂の入り口


所々で反対側にする抜けることができる


1回で飽き足らずもう1回登ることにした


さざえ堂の全景


さざえ堂とピサの斜塔を歌にした句


遠くにぼんやりと鶴ヶ城が見える


白虎隊の墓のある広場


東山温泉に近い所にある武家屋敷



§向瀧

15時になったので、今日の宿泊地である東山温泉の向瀧に向かう。
向瀧は会津藩指定保養所の歴史を引き継いだ国の登録有形文化財、源泉掛け流し風呂認定の温泉宿。
有形文化財の宿は昨年1月の別所温泉の花屋に次いで2回目である。
この向瀧は、玄関に入った瞬間から、明治や大正時代に時間が遡ったような雰囲気にさせられる。
入り口の建物は明治時代に建てられてもので、真ん中が大正時代、奥の山斜面に沿って建てられてものが昭和の初期だそうである。
我々が泊まるのは、昭和の建物で温泉風呂付きのという部屋である。

これからゆっくりと宿の雰囲気と綺麗な庭と掛け流し温泉を楽しむことにしよう。

まずは抹茶とようかんでおもてなし


床の間には立派な掛け軸が掛かっている


部屋の奥にタイルで作られたお風呂がある


蛇口は炭酸カルシウム?の結晶がこびり付いている、ドボドボと掛け流し


部屋は3畳+8畳と縁側があるので広い



§旅館の中

部屋を出るとさらに上の部屋に続く階段と共同トイレがある


特別に会議室を見せてもらった


ここは男性用のさるの湯


向かい側には豊満なビーナスのレリーフがある


渡り廊下もピカピカに磨き上げられている


ここは位の高い人しか利用出来なかった温度が熱めのきつねの湯


きつねの湯の外の洗面台は大理石でできている


天上にも一工夫されている



§日本庭園

外の日本庭園に出てみた。しだれ桜の花がかなり散ってしまったのは残念だが、ツツジが咲き始めている。

左の池には鯉が泳いでいる


古風な建物と庭園がマッチしている


右がしだれ桜


別の角度からもう1枚


もう1枚


右側の奥が山に沿って建てられた昭和のたてもの


庭の奥は山になっていて見下ろせる



§旅館の外

橋の欄干飾りの赤が印象的


川向こうから旅館を望む



§夕食

夕食は部屋でいただく会津郷土料理の数々。お酒も美味しく頂いた。

献立表


どれも手作りで手が込んでいる


これは鯉の甘露煮。量が多いので1つは持ち帰りにしてもらう


箸置きも鯉のせとものと変わっている


ここでもこずゆが出てきた


これは鯉のあらい



§夜の散策

生け花もお洒落


夕食の後もお風呂に入る


庭はライトアップされている


写真では明るく写るが


しだれ桜を下から



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