ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

初めて泊まりがけで(2日目)(12/5)

2010-12-05 | 別荘生活
日曜の朝は早く6時に目がさめた。
東京と違って部屋の中でもかなり空気がヒンヤリする。
素早く着替え、寝ている妻を残し散歩に出る。リビングのストーブだけは点けて出た。
小枝集めのための、小さい段ボールと軍手も持つ。

今朝は霜が降りたようで、車のガラスが白く光っている。
薄暗い中、10m程歩いたら、倒れた灌木が横たわっていたので、先の枝だの部分を
手で折って、小さな段ボールの中に詰めた。5分ほどで段ボールは一杯になった。

段ボールは散歩の邪魔になるので、その場に置いておいた。

センチュリーヴィラ別荘地帯から北に坂を下って行く。当たり前だけど、回りには
誰もいない。キーンと冷えた空気の中を進んで行く。
富士パノラマラインに出て右折し、緑の休暇村を過ぎたところで、朝日をうっすら浴びた富士山が
目の前に見えた。頂から半分くらい冠雪しており寒そうだ。
更に進んで行くと、なるさわ道の駅に着いた。ここまで25分ぐらいだった。

6:30と言う時間なのに、3~40台の車が駐まっており、何台かは銀色の保温シートを窓に
貼ってあったり、エンジンが掛かってたりと、一晩をこの駐車場で過ごしたようだ。
何人かは散歩しながら、雄大な富士山をバックに写真を撮っていた。
(私もカメラを持って来るべきだった。)

駐車場をぐるっと一周して、別荘にもどった。1時間弱の散歩だった。
出がけストーブを点けて来て正解。リビングはいくらか暖かかった。

でもせっかくなので、小枝を使って暖炉の火を点けてみることにした。
新聞紙を丸めたものの上に小枝を置いて、その上に薄い板を置き、その上に
昨晩の燃え残り、その上に新しい薪を置き、新聞紙に火を点けた。

小枝の効果は絶大だった。1発で火は燃え上がり、燃え残りから火が上がり
新しい薪にも燃え移った。今回は成功だ。


一人優越感に浸っている所に妻が降りてきた。「まぁ、燃えてるわ!」と上機嫌。

朝ご飯は、トースターが無いので、ストーブで暖めたパンとスープ、コーヒーだ。
私は、小枝の先にパンを突き刺し、暖炉の火で炙ったものを食べた。
 

今日も快晴だ。

一段落付いた8:30頃から、本日の作業にかかる。
私の担当は、3階の屋根裏部屋の掃除だ。2階のはしごから、掃除機と雑巾を3階に運ぶ。
北側の窓の下にアンテナ線がとぐろを巻いていた。窓の外を見ると、アナログアンテナから線が
延びている。もう不要なコードだと判断し、窓の外で切ってしまう。コードは地下室へ。

次は掃除機を書けた後に、雑巾掛け。30平米くらいの広さがあるので、なかなかしんどい。
壊れ掛かっていたソファベッドだが、転がっているサビだバネを苦労してソファに付けたら
立派に折りたたみするようになった。ちょっと汚いところもあるが、まぁ使えるか。
南の窓にはステンドグラスがあり、屋根も三角なので、ちょっと教会の雰囲気。
 

次の作業は、玄関までのウッドデッキのようなアプローチの一部の橋桁部分が折れており
人が乗るとフワフワする所があり、そこの補修。
車からジャッキを取り出し、一旦橋桁を持ち上げ、その間にぴったり来るように柱を鋸で切り
間に置き、ジャッキをゆるめる。これでなんとが持ちこたえられる。しかし、デッキの1本が
腐りかかっているため、その補強のために、底の地面(溶岩)から柱を延ばして支えることに
した。しかし、釘がないため固定できない。作業はここで中断。
 

もう11時。次の作業である地下倉庫の物品確認にとりかかる。
使えそうな物と、捨てるものに分ける。木材(廃材)については手を付ける余裕がない。
あっと言う間に1時になってしまった。

釘を買うためにくろがねやに買い出しに行く途中に、手打ちの吉田うどんの看板が
目に入ったので立ち寄る。「くらよし」という店だった。
あまり期待はしていなかったが、量、味共にGoodだった。

くろがねやで、釘やサンダルなど細かい物を買って、別荘にトンボ帰り。
6cmの釘で、玄関アプローチの板を固定した。ついでに地下倉庫の扉の足の
部分が腐り掛かっていたのでここも釘で固定した。

これで今日の作業は終わり。日頃行わない日曜大工作業で疲れた。
でも別荘のために掃除と補修をやったと言う充実感。

3時半に水抜き作業を行い。別荘を離れた。



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