ジラゴンノの週末

鳴沢村のジラゴンノにあるセカンドハウス(ジラハウス)での出来事を綴り、その時々の富士山の写真などを掲載しようと思います。

夜間撮影と精進湖までの氷雪ウォーク(2/11)

2013-02-11 | 富士山

§夜の富士
未明にふと目が覚めてしまい、空を見ると満点の星空。
先日のペンタックス645おじさんの冬の富士山の話を思い出し、私も挑戦しようと思い、完璧な防寒衣装に着替える。
外は-5℃とそれほどの寒さでもない。風が無いのが幸いだ。

活き活き広場に行き、三脚とカメラを設置し、レンズを富士山に向ける。
困ったことに、月も出ていないので、ファインダーの中で富士山がどの位置に有るのか分からない。
しかも、このズームレンズは距離のメモリが無いため、目測でピントを合わせることが難しい。
とりあえず試行錯誤で撮影してみる。バルブ状態で(時計を忘れたため)数を数えて1分ぐらい露光。
再生ボタンで画像を確認して見ると真っ暗。いろいろ試してみて5分くらいに伸ばしてみる。
5分以上だと星が動いていることも確認できる。5分をどのようにカウントしていたかと言うと、
バルブにしたまま車に戻って車の時計で確認していた。次回は必ず時計を持ってこよう。
ISOの感度を上げて撮影もしたりで、約1時間でジラに戻る。
(でも後でパソコンで画像を見てみるとどれもイマイチだなぁ。もう少し勉強しよう)


(5分間露光したのに暗すぎ)


(これは5秒間の露光。右上の光線は流れ星か?)

§風穴から精進湖へ
ベッドで軽くまどろんでしまったため朝散歩は無し。
今日も快晴。朝散歩の代わりに、富岳風穴から精進湖方面まで樹海の中を歩くことにする。
一昨日の経験から、路面が凍っていることは確実なので、簡易アイゼン(モンスターグリップ)を装着して出発。
最初は10㎝ほどの雪の中を進むが、途中、雪が溶けて凍結したアイスバーンも出てくる。
こんな場合でも、モンスターグリップがあれば10本のスパイクでガッチリ氷をグリップしてくれるので滑ることは無く
安心して大股で歩ける。雪も氷も日が当たっている土の道もオールマイティで進むことができる。
(溶岩が顔を出している道は苦手だが・・・・)

出発から30分間は静かな樹海の中を歩くが、途中から国道139号に沿って進むため、車の騒音が聞こえてきて、ちょっと興ざめ。
それでも、樹海の木々を通って差し込む柔らかな光が、溶岩の上に積もった白い雪を照らす風景を見ながらの散歩は気持ちがよい。

氷穴-風穴間の樹海や野鳥の森の回りの樹海は平坦であるが、ここはかなり起伏があるし、溶岩の斜面が見えたりする。

富岳風穴から精進湖への東海自然歩道を歩くのは初めてであるため、どのくらい時間が掛かるのかが分からない。
1時間ほど歩いたが、今どの辺なのか、あとどのくらいで精進湖なのか全く分からない。
時間が掛かるようだったらバスで帰ることも考えていた。

ちょっと不安になりながら進んで行くと、アスファルトの道路が見えた。ゴールか?と思ったら、そこは富士山まで伸びる精進湖登山道だった。
でもそこから10分ほど進むと民家が見えてきた。精進湖民宿村のようだ。近くに国道139号が見える。
ここまで約1時間半。小休止しながら、精進湖まで行くか、バスで帰るか、同じ道を帰るか考えた。
結局、同じ道を帰ることにした。徐々に気温が上がっているようで、少しずつではあるが雪や氷が緩んできている道を歩いてゆく。
風穴までは若干の登りであるはずだが、それほど気にならない。
来るときは気にならなかったけれど、風穴に近づくにつれて積雪は多いことを歩いていると感じる。
風穴に着いた時は12時を過ぎていた。約4時間のウォーキングだった。ちなみに、自然歩道の往復では誰ともすれ違わなかった。


(しっかりと足にはモンスターグリップを装着)


(それなりに雪は多い)


(行く先はまだまだ遠い)


(結構登り下りがある樹海コース)


(人の足跡と一緒に犬?の足跡が)


(河口湖登山道脇に立っていた見張り小屋?)


(この道は富士山山頂に繋がる)


(樹海の斜面を横切る)


(精進湖民宿村に出る手前の看板)


(民宿が立ち並んでいる)


(四方に枝を伸ばしている松)


(来た道を戻る。ここは雪が多い)


(石碑?お墓?)


(こんな溶岩も飛ばされて来たのか)


(空を見上げれば青空。少しずつ暖かくなってきた)


(この松、少し皮が分厚くない?)


(苔か木の芽か)

§野鳥撮影
午後はベランダで野鳥の撮影を行う。
いつものように餌台には野鳥が代わる代わる餌を啄みに来ていたが、餌台から50cmほどの所に、三脚とカメラを設置し、椅子に座って構えた途端に、警戒しているのかパタリと野鳥が来なくなってしまった。席を外して暫くするとまたやってくるが、椅子に座るとまた来なくなる。
それでもじっと我慢しているとやっとコガラがやって来てパチリ。
もう少し三脚を離れた所に置いた方が良かったのかも知れない。

※シジュウカラだと思っていたら指摘があり、コガラの間違いだった!


(フジザクラで休んで餌台の様子を窺っている)


(やっと飛んできたコガラ)


(遠くに置いてある餌にはヤマガラも来るが、今日は警戒心が強いようだ)


(さあ、餌台に飛んで来い!)


(ひまわりの種を見事ゲット)


§夕富士
今日は陽の高いうちにいきやりの湯に行き、富士山を眺めながら温泉に浸かる。
午前中の散歩の疲れを、サウナに入って取り去る。
温泉から上がっても、富士山は綺麗に輝いている。
活き活き広場の雪もほとんど溶けて、芝生に寝ころびながら富士山の写真を撮っている人もいた。


(寝そべるともっときれいな富士山が撮れるのだろうか)


(もうすぐ日が暮れる富士山。山中湖ではきっと大勢のカメラマンがダイヤモンド富士を写真に収めたのだろう)


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