§登山道はどこだ?
杓子山は忍野村の北側に位置する山でここからの富士山の眺めも素晴らしい。
たまたまヤマレコで杓子山を一周する山行記録を見かけたので、これを参考にして歩く予定にしていた。
ちょっと寝坊してパンと牛乳の朝食を取ってジラを出たのは5時半を過ぎていた。
出発して直ぐに軍手を忘れたことに気づいたのでコンビニに寄って購入。
ヤマレコを参考に忍野村ふれあいセンターに車を駐めて6:06に山歩き出発。
気温15℃だが、河口湖からずっと霧が立ちこめていた。忍野の村も霧の中。
ヤマレコのGPSログの地図を見ると麓の村から一直線に上に伸びているので、どこかに登山道があるのかと辺りを探す。
立派な別荘や焼き物の研究所みたいな所があって面白かったが、登山道が見つからない。
スマホアプリの地図ロイドの地図上で点線で表示されているのか道かと思ったが必ずしもそうではないらしい。
3本見つけた点線はどれも登山道ではなかった。
やはり鳥居地峠まで歩かなければならない様だ。
これまで自転車で鳥居地峠まで登ったことはあったが、麓からの結構登りが辛かった記憶がある。
結局、駐車場まで戻り、車で鳥居地峠に移動することにした。
ルートマップ
忍野の村は霧に包まれている
こんな道は登山道じゃないよな
もしかしたらと思い登って行ったが普通の民家だった
霧で白くなった蜘蛛の巣。山の形に見える
結局駐車場に戻る。霧が晴れてきた
§鳥越峠から高座山(たかざすやま)
鳥越峠の所に駐車場があり1台駐まっていたが、ここには駐めずにもっと上を目指す。
しかし、連日の雨の影響か、道路が雨水で剔られておりとんでもない悪路。
幅・深さが30cmはありそうな亀裂を巧み?なハンドル捌きでかわしながら慎重に悪路を進む。
やはり次の車は四駆が良いな・・・・
上の駐車場にもすでに1台駐まっていた。
車の通る道を進むと、緑の草原の下にすでに途切れ途切れになった雲海の上に雪の無い富士山がそびえ立っていた。
もう少し早く来ていれば完全な雲海の上に浮かぶ富士山が取れたかもしれない。
下で道に迷っていたムダ時間が悔やまれる。
写真を撮りながら歩いて行くと、軽自動車とキャンピングカーが駐まっていた。
彼らは雲海の富士山を撮っていたのかもしれない。しかし、ここまでの悪路は大丈夫だったのだろうか。
ここで気がついたのだが、これまで高座山に登るルートと違う。
いつも登るルートは北側の遙か上の方向。何処で間違えたのだろうか。
ルートに戻るためにジープ?が走った轍を登る。しかし、やがて行き止まりになってしまった。
道があるようだが高さ1m以上はある草木で埋まっている。どうしようかと迷ったがここを突っ切るしかない。
200mくらいの距離だろうか。草木は昨日までの雨のためか、朝の霧のためか、露で濡れている。
少々濡れることは覚悟していたが、進んで行くにつれてズボンは濡れてくるし、シャツも濡れてくる。
気が付くと靴下も濡れている気がする。気がするではなく、靴の中に水が確実に溜まっているので、ぐちゃぐちゃと音がする。
それでも止まらずにやっと草むらを抜けた。
下半身を見て驚いた。大雨の中を歩いて来たように、ズボンが濡れて足に張り付いている。
靴紐をちゃんと締めなかったためか、左靴のベロが出ている。
これならズボンに付いた水が靴の中に流れ落ちるのは当たり前だ。
ポケットのハンカチも濡れている。歩数計は水に弱いので、胸のポケットに移動する。
これは完全にパンツまで濡れている。上半身のシャツも胸の下から濡れている。
本当に土砂降りの中を傘をささずに歩いて来た時と同じだ。
石を探して座って靴を抜いて靴下を絞る。思った以上に水が滴り落ちる。
両足共である。
これまでの山登りで雨に遭ったことはあるが、靴下が濡れたことは無かった。
とりあえずここまで来たのだから高座山の山頂まで行くことにしよう。
足場は滑りやすい土の急斜面。誰かが掘った凹凸を頼りに慎重に登って行く。
ヤマレコ
緑に囲まれた富士山
もう少し早ければ雲海が見れたかもしれない
真っ直ぐな草木で隠れた道を進むが、これが悲惨の原因
もうすぐで山頂だ
§ギブアップ
しかし、濡れた靴下が気になる。歩いていると、とても気持ちが悪い。
それでもなんとか山頂に到着。ここからは富士山の山頂だけで全体が見られない。
もう一度靴下を脱いで絞る。結構まだ水が落ちる。
ゴアテックスの靴なので、外の水分だけでは無く、中の水も通さないから水の入った長靴と同じ状態なのだろう。
濡れた靴下のせいにして、ここで杓子山までの山歩きは諦めた。
下りは急斜面ではロープに頼って、滑らないよう降りる。
いつのまにか忍野の霧はすかっり晴れたようだ。
山頂からの富士山
もう一度濡れた靴下を絞ってみる
左は何のはなだろう
山頂を振り返ってみる
§花の都公園
今日に限って、代わりの靴も、代わりの靴下も車の中に置いてなかった。
裸足で運転する訳には行かないので、結局、濡れた靴下が脱いで、濡れた靴を履いて運転する。
花の都公園に立ち寄って、ポピーと富士山の写真を撮ったが、濡れた靴で歩き回ることに不快感が混じり、良い写真にならない?
山中湖ハム、富士吉田道の駅、イチヤママート、ユニクロと立ち寄って、ジラに戻ったので、濡れた靴から解放されたのは、11時頃だった。
ポピーと富士山
もう1枚
☆ランキングは今何位だろうか?
↓ ↓
杓子山は忍野村の北側に位置する山でここからの富士山の眺めも素晴らしい。
たまたまヤマレコで杓子山を一周する山行記録を見かけたので、これを参考にして歩く予定にしていた。
ちょっと寝坊してパンと牛乳の朝食を取ってジラを出たのは5時半を過ぎていた。
出発して直ぐに軍手を忘れたことに気づいたのでコンビニに寄って購入。
ヤマレコを参考に忍野村ふれあいセンターに車を駐めて6:06に山歩き出発。
気温15℃だが、河口湖からずっと霧が立ちこめていた。忍野の村も霧の中。
ヤマレコのGPSログの地図を見ると麓の村から一直線に上に伸びているので、どこかに登山道があるのかと辺りを探す。
立派な別荘や焼き物の研究所みたいな所があって面白かったが、登山道が見つからない。
スマホアプリの地図ロイドの地図上で点線で表示されているのか道かと思ったが必ずしもそうではないらしい。
3本見つけた点線はどれも登山道ではなかった。
やはり鳥居地峠まで歩かなければならない様だ。
これまで自転車で鳥居地峠まで登ったことはあったが、麓からの結構登りが辛かった記憶がある。
結局、駐車場まで戻り、車で鳥居地峠に移動することにした。
ルートマップ
忍野の村は霧に包まれている
こんな道は登山道じゃないよな
もしかしたらと思い登って行ったが普通の民家だった
霧で白くなった蜘蛛の巣。山の形に見える
結局駐車場に戻る。霧が晴れてきた
§鳥越峠から高座山(たかざすやま)
鳥越峠の所に駐車場があり1台駐まっていたが、ここには駐めずにもっと上を目指す。
しかし、連日の雨の影響か、道路が雨水で剔られておりとんでもない悪路。
幅・深さが30cmはありそうな亀裂を巧み?なハンドル捌きでかわしながら慎重に悪路を進む。
やはり次の車は四駆が良いな・・・・
上の駐車場にもすでに1台駐まっていた。
車の通る道を進むと、緑の草原の下にすでに途切れ途切れになった雲海の上に雪の無い富士山がそびえ立っていた。
もう少し早く来ていれば完全な雲海の上に浮かぶ富士山が取れたかもしれない。
下で道に迷っていたムダ時間が悔やまれる。
写真を撮りながら歩いて行くと、軽自動車とキャンピングカーが駐まっていた。
彼らは雲海の富士山を撮っていたのかもしれない。しかし、ここまでの悪路は大丈夫だったのだろうか。
ここで気がついたのだが、これまで高座山に登るルートと違う。
いつも登るルートは北側の遙か上の方向。何処で間違えたのだろうか。
ルートに戻るためにジープ?が走った轍を登る。しかし、やがて行き止まりになってしまった。
道があるようだが高さ1m以上はある草木で埋まっている。どうしようかと迷ったがここを突っ切るしかない。
200mくらいの距離だろうか。草木は昨日までの雨のためか、朝の霧のためか、露で濡れている。
少々濡れることは覚悟していたが、進んで行くにつれてズボンは濡れてくるし、シャツも濡れてくる。
気が付くと靴下も濡れている気がする。気がするではなく、靴の中に水が確実に溜まっているので、ぐちゃぐちゃと音がする。
それでも止まらずにやっと草むらを抜けた。
下半身を見て驚いた。大雨の中を歩いて来たように、ズボンが濡れて足に張り付いている。
靴紐をちゃんと締めなかったためか、左靴のベロが出ている。
これならズボンに付いた水が靴の中に流れ落ちるのは当たり前だ。
ポケットのハンカチも濡れている。歩数計は水に弱いので、胸のポケットに移動する。
これは完全にパンツまで濡れている。上半身のシャツも胸の下から濡れている。
本当に土砂降りの中を傘をささずに歩いて来た時と同じだ。
石を探して座って靴を抜いて靴下を絞る。思った以上に水が滴り落ちる。
両足共である。
これまでの山登りで雨に遭ったことはあるが、靴下が濡れたことは無かった。
とりあえずここまで来たのだから高座山の山頂まで行くことにしよう。
足場は滑りやすい土の急斜面。誰かが掘った凹凸を頼りに慎重に登って行く。
ヤマレコ
緑に囲まれた富士山
もう少し早ければ雲海が見れたかもしれない
真っ直ぐな草木で隠れた道を進むが、これが悲惨の原因
もうすぐで山頂だ
§ギブアップ
しかし、濡れた靴下が気になる。歩いていると、とても気持ちが悪い。
それでもなんとか山頂に到着。ここからは富士山の山頂だけで全体が見られない。
もう一度靴下を脱いで絞る。結構まだ水が落ちる。
ゴアテックスの靴なので、外の水分だけでは無く、中の水も通さないから水の入った長靴と同じ状態なのだろう。
濡れた靴下のせいにして、ここで杓子山までの山歩きは諦めた。
下りは急斜面ではロープに頼って、滑らないよう降りる。
いつのまにか忍野の霧はすかっり晴れたようだ。
山頂からの富士山
もう一度濡れた靴下を絞ってみる
左は何のはなだろう
山頂を振り返ってみる
§花の都公園
今日に限って、代わりの靴も、代わりの靴下も車の中に置いてなかった。
裸足で運転する訳には行かないので、結局、濡れた靴下が脱いで、濡れた靴を履いて運転する。
花の都公園に立ち寄って、ポピーと富士山の写真を撮ったが、濡れた靴で歩き回ることに不快感が混じり、良い写真にならない?
山中湖ハム、富士吉田道の駅、イチヤママート、ユニクロと立ち寄って、ジラに戻ったので、濡れた靴から解放されたのは、11時頃だった。
ポピーと富士山
もう1枚
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↓ ↓