アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)別名ユウゲショウ
淡紅色の花を夕方開くことによる命名
アカバナ科マツヨイグサ属、南アメリカ原産の多年草
明治時代に栽培種として輸入されて野生化したもの
日本では、関東以西に分布
柱頭は4裂して平開し、花と比べて大きいのでよく目立つ
山と渓谷のハンディ図鑑「野に咲く花」から引用
上部の葉腋に直径1センチの淡紅色の花をつける
午後3時過ぎに見たので、大部分は花を閉じていたが
夕方開く花とは知らず、逆に日が当たらないと開かない
花だと思ってしまった。
花のつき方
葉っぱの様子、葉は互生し、長さ3~5センチ
幅は1~2センチの披針形~卵状披針形で縁は波うち
波状の浅い鋸歯がある
根元の様子、茎は叢生して高さ20~60センチになる
茎や葉に白毛がある
全体の様子、梅林の物は、茎が細く花の有る物は
大抵が倒れて、再び斜上に起きて花をつけていた。
この花は、筑波山の自然図鑑には載っておらず
NPO法人つくば環境フォーラムの代表の田中さんに
調べて頂いた。
田中さんから教えて頂いた次のサイトに詳しい
情報が出ている。
国立環境研究所の進入生物データベース
田中さんに感謝します。
筑波山梅林の萩の花
筑波山梅林の萩の花
夕暮れ時、ツクツクボウシが愛の歌を歌っている
赤花夕化粧は、梅林の車道を上がった見返り縁台の先
直進してはいる「筑波山四季の道」の林道に咲いている