花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

故郷の情景3

2011年11月09日 | 写真

故郷一関市の景勝地「厳美渓の甌穴と奇岩」11月4日撮影


厳美渓のもみじ


厳美渓の奇岩


厳美渓の橋の上から上流側


下流の吊り橋


吊り橋の下から下流は穏やかな流れ、水面の色が見事


上のもみじを違う時間に

厳美渓と言えば、有名なのが「かっこう団子」昔、初代の店主が
カッコウの鳴き真似をしながら、団子を売っていたのが始まりで
川の中の岩場と対岸の店をロープで結び、吊した容器に団子を入れて販売
するアイデアが当たり有名になった。

お客は注文数とお金を容器入れて拍子木をたたくと、店側でひもを引いて
容器を引き寄せ、注文数とお金を確かめて、お茶や団子を容器に入れて
岩場に送ってくる。
言うなれば人力のロープウェイ方式である。
もちろん直接店で食べることもできるが、岩場で注文する人が多い。

私の子供の頃は、「カッコウ、カッコウ」とスピーカーから鳴き真似
が流れていたが、現在はやっていないようだ。

団子通に言わせると、橋のたもとの「滝見団子」の方がうまいと言う
のだが、老夫婦が作っているので、手際が悪く数時間待ちの覚悟が
必要だと言う。
だから私もまだ食べていない。

今週は、私の診察の予約が入っていたので、日曜日につくばに戻ってきた
生憎天気は悪かったが、郡山からいわきに抜ける磐越道の紅葉が見事で
沈んだ気持ちの気分転換になったのだった。


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放射能汚染と戦う福島の農家

NHKのクローズアップ現代で11月8日に取り上げられた
放射性物質を減らせ
 ~福島・限界に挑む農家たち~


実にタイムリーな放送でしたね。
政府や行政の対策が遅々として進まないなか、農家の人たち自身が
自分たちの知恵とアイデアと経験から、放射能物質を減らす対策を
独自に進めている実行力には頭が下がります。

惜しくも見逃した方、こちらをご覧ください

同時に山の汚染が凄いことも浮かび上がってきますね。
山に登る私たちにも、学ぶことの多い番組でした。