RACラリー  ⑩ 最終回

2007-12-14 19:01:31 | RALLY HISTRIC




          Lombard RAC Rally





    




    1994 インプレッサ/C・マクレー
    1995 インプレッサ/C・マクレー


    英国人のRAC制覇は、2人目となる。
    76年のR・クラーク以来のことだ。
    95年は、ドライバーズチャンピオンに輝く。
    
    94年は、4WD+ターボ全盛で、
    マシンを持たないメーカーの為に
    NA・2リッター2駆のシリーズを追加する。

    大予算を組めないがWRCに参加できるように
    というFIAの狙いだった。
    マシンは、必然的にFFとなるが、
    プジョー、ルノー、シトロエン、VW、
    4WDのエスコートもFFで参加。
    4WDで失敗したパルサーもFFで・・・
    コリンの弟、アリスターを起用した。

    95年、ホモロゲパーツの公認をとり、
    キットカーが走り出す。

    またこの年を持って、冠スポンサーの、
    Lombadが降りてしまったのである。
    長い間、RAC と呼ばれていたが、
    変更は免れないことになった。


    翌、96年は、F2カップの持ちまわりで、
    WRCから外れてしまった。


    

    




    ターマックでは、FF使いのドライバーによって、
    4WD+ターボにひけを取らない速さを見せた。
    



        RALLY OF GREAT BRITAIN



    1997  インプレッサ/C・マクレー

    ラリー・オブ・グレート・ブリテンと名を改めて、
    マシンも、WRカーでの再スタートとなる。
    
    1年空いての、スバルとマクレーの3連覇。


    1998  ランサーEVO・Ⅴ/R・バーンズ
    1999  インプレッサ/Rバーンズ
    2000  インプレッサ/R・バーンズ

    3人目の英国人ヒーローの誕生である。

    2001年ドライバーズチャンピオンになった、
    が、彼は、すでに病気で他界。
    また、コリンも今年、事故で他界したのは
    記憶に新しいところである。


    また、96年~99年、史上初の4年連続で、
    ドライバーズチャンピオンになった、
    フライングフィンのT・マキネンは、
    1度も勝っていないのは、意外な感じがする。


    2001  プジョー206/M・グロンホルム
    2002  インプレッサ/P・ソルベルグ

      WALES RALLY OF GREAT BRITAIN

    2003  インプレッサ/P・ソルベルグ

    
    若手が実力をつけ、ドライバーが入れ替わり
    気が付いたら、コリンはベテランになっていた。
    

    2004
    2005  2年続けてWRCカレンダーから外れる



    




    2006  フォード・フォーカス/M・グロンホルム
    2007  フォード・フォーカス/M・ヒルボネン

    フォードは、28年ぶりの1-2勝利となった。


    
    長い話しになりましたがが、これにて一巻の終り、
    お付き合いありがとうございました。
    



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