別名、フィンランドGP

2008-08-06 20:08:52 | RALLY HISTRIC



     1990 C・サインツ(スペイン)ST165セリカ

     1992 D・オリオール(フランス)ランチアデルタ

     2003 M・マーティン(エストニア)フォーカスRS

     2008 S・ローブ(フランス)シトロエンC4




     




   厳しい冬のフィンランドの田舎道はなだらか

   厳しい曲り角は、ほとんどない。

   ラリーカーは、200km/hオーバーとなる。

   コースのもうひとつの特色、クレストだ。

   氷河期の侵食によるもので、路面は次々にうねりが現れる。

   全開で走ると、ジャンピング・スポットとなる。

   高低差5m以上、距離50m以上の大ジャンプもある。

   ジャンプといっても、落ちて行く方が正しいか?

   空中ではバランスを水平に保ち、四輪で着地を心がける。

   ただし、クレストの先は見えない。

   見えないコーナーを予測しながら、

   アクセルを緩めずにジャンプする。

   ゆえに、

   フィンランドラリーは土地勘のある地元勢が圧倒的有利。



   頼りは、ペースノートと、

   それを読み上げる、、、コ・ドライバーである。