昨日、3月1日に、私の住んでいる町で、「心と命の支えあいの講演会」~ゲートキーパー
養成講座~が行われたので、参加させて頂きました。参加者は、30~40人位でした。
3月は、「自殺対策強化月間」ですよね。14年連続で、自殺者が3万人を超えている・・・。
生きづらい世の中・・・。生きづらさ・・・。私自身も感じています・・・。
*ゲートキーパーとは・・・日常生活の場面で身近な人の自殺のサインに気づき、その人の
話を受け止め、必要なところにつなぐ門番を言います。
*講演会の内容
1・精神疾患と自殺の予防について
2・体験を通してお伝えすること
精神疾患と自殺の予防についての講師は、私が長年お世話になっている主治医でした。
約2時間位お話をしてくださいました。
資料の一部です。他にもあるのですが・・・。
うつ病・統合失調症・アルコール依存症などの基礎知識など。
うつ病の人の接し方、自殺のサイン・・・。
かなり大雑把な書き方ですが、いろいろなお話を聴けて、うつ病を患っている自分にもすごく
勉強になりました。
ゲートキーパーと言っても、資格とかそういうことではなく、病気や自殺に対してほんの少し
でも意識を持つということだと私は思います。人の心は目に見えないし、「門番」と言っても
なかなか難しいですよね・・・。
体験を通してお伝えすることについての講師は、「全国自死遺族総合支援センター」の事務
局長の南部節子先生が講演・ご自身の体験談をお話して下さいました。
全国自死遺族総合支援センターのホームページです。http://www.izoku-center.or.jp/
南部さんの体験談は、以前、講演会で聞かせて頂いたことがあります。27歳の時だったと
思います。その時、始めて自死遺族の体験談を聞かせていただきました。今回も体験談を聞
かせていただきましたが、長年うつ病を患っている自分にとっては、自分自身を見直す良い
機会になりました。リストカット、首を吊ろうとしたり、アルコールに依存したり・・・。私自身、
辛い時期がありました。
自殺については、まだまだ、誤解や偏見があるそうです。自殺をしてしまった人は、弱いわけ
でもないし、身勝手でもないし・・・自殺をしたくて自殺をしたのではないと、私は思います。
この本は、3年前位に買った本です。南部さんの体験談を含め、自死遺族の方の体験談が書
かれている本です。
今回の講演会は、普段、通院で短い時間しかお話できない主治医の講演が聞けたり、5年
振り位に、南部さんの体験談を聞かせていただいたり、講演会終了後、南部さんと少々お話
させてもらったり・・・。頑張るのではなく、「ぼちぼち」と。アドバイスを頂きました。
「生きていればなんでも出来る」「生きていればなんとかなるさ」
「頑張る」のではなくて、「ぼちぼち」諦めないで生きていこうと思います☆
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