歩きながら考える

最近ちょっとお疲れ気味

タイサミット、オギハラの筆頭株主に

2009-02-20 22:35:37 | Weblog
 今朝の日本経済新聞に載った小さなこの記事、一面トップ扱いでもおかしくないほどのインパクトがあると思います。日経産業新聞はさすがに大きく扱っていましたが、日本経済新聞はご覧のようなベタ記事で、全国紙に至っては全く扱っていないというのはどういうことでしょう。
 日本の金型産業は今後どうなるのか、タイの財閥の財力がいかにすごいか、いろいろと考えさせられるニュースです。
 

鉄道自殺はやめてくれ

2009-02-20 01:08:29 | Weblog
 学生時代、JRのキオスクへの商品配送を手伝うアルバイトを短期間だけやったことがあります。物流センターでトラックに商品を積み込み、渋谷駅など山手線の駅に移動して、駅ホームにあるキオスクまでプラスチックの箱に入れたタバコや菓子などを担いで運ぶ、という単純作業です。当時は山手線の駅でもホームに上がるためのエレベーターやエスカレーターはあまり設置されておらず、階段を使って重い商品を担ぎ上げる仕事はかなり大変でした。

 この配送の仕事で私がペアを組むことが多かったのが、JRから出向させられていた(転籍だったかもしれません)国労の組合員の方です。出向前は中央線快速で運転士をしていたという彼からは、いかに国労の組合員が不当に扱われているかという話のほかに、鉄道自殺についての彼の経験談を聞かされました。中央線に限らず首都圏で電車の運転士をやっていると何度も鉄道自殺に遭遇するそうで、轢死体がどのようなものなのか、かなりリアルな話を聞いてしまいました(以下自粛)。

 さて、鉄道の「人身事故」はかなり増えているように感じます。その多くが自殺であると思うのですが、ダイヤの乱れを招き鉄道の利用者に多大な迷惑をかける上に、死体の処理をしなければならない関係者は気の毒ですし、鉄道自殺はやめてもらいたいです。轢死体がどんなものか想像すれば、とてもそんなことはできないでしょうに。。。そもそも、疾走してくる電車の前に身を投げるという恐ろしい行動を取るには心理的にもの凄いエネルギーが必要であると想像しますが、自殺志願者はそのエネルギーを生き延びようとする方向に向けるべきでしょう。

 ところで鉄道自殺の増加に悩むのは日本だけではないようで、フランス国鉄はこんな声明を出しています。 

「パリの地下鉄では自殺しないで」、仏国鉄がキャンペーン
【2月10日 AFP】地下鉄への飛び込み自殺が急増しているパリで、フランス国鉄(SNCF)が自殺志願者に「地下鉄への飛び込み以外の方法」を選ぶよう呼び掛けるキャンペーンを開始する。(以下略)

 「地下鉄への飛び込み以外の方法」を、ってちょっとそれは。もっと他に言い方があるでしょうに。