クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

“あがってかっせー”の響きは脳にあがりこんでくる? ―はにゅう萌え(128)―

2013年06月15日 | はにゅう萌え
親戚やお年寄りのいる家に行くとき、
耳にする言葉がある。
それは「あがってかっせー」。

おわかりだろうか?
「(家に)上がっていきなさいよ」という意味である。

“あがらっせー”とも言う。
“あがんなせー”の言葉も聞く頻度が高い。
こんな言葉を聞くと、ついお邪魔したくなってしまう。

それにしても、一度耳にすると頭の中でくり返し流れる響きだ。
つまり、一度あがりこむと、しつこく居座るのだ。
恐るべし「あがってかっせー」。
ゲームで、そういうモンスターがいそうである。

とはいえ、ぼくは親戚の祖母の声と重なる。
「よく来たでぇ。あがってかっせよ」という声だ。
その響きが脳内で木霊する。
そのせいか、とてもあたたかくて、優しい。

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