〔15.1.7.日経新聞:経済面〕
今冬中にも実現するとみられていた原子力発電所の再稼働が、春以降にずれ込む公算が大きくなってきた。最も手続きが先行している九州電力の川内1、2号機(鹿児島県)は最終段階の認可手続きで足踏みを続けている。2番目に合格内定を決めた関西電力の高浜3、4号機(福井県)は地元同意の手続きが先送りされる見通し。再稼働は今夏以降となりそうだ。
「できれば(春ごろに)という思いだ」。九電の瓜生道明社長は6日、鹿児島県庁を訪れて伊藤祐一郎知事と面会した後、記者団から川内原発の再稼働の見通しについて問われてこう語った。
川内原発は昨年9月に原子力規制委員会の安全審査で合格一番乗りを果たし、同年11月までに伊藤知事などから再稼働の同意を得ている。このため今冬中には再稼働できるのではないかとみられてきた。
ここにきて見通しが厳しくなっているのは、残りの認可手続きが大幅に遅れているからだ。~以下割愛~
今冬中にも実現するとみられていた原子力発電所の再稼働が、春以降にずれ込む公算が大きくなってきた。最も手続きが先行している九州電力の川内1、2号機(鹿児島県)は最終段階の認可手続きで足踏みを続けている。2番目に合格内定を決めた関西電力の高浜3、4号機(福井県)は地元同意の手続きが先送りされる見通し。再稼働は今夏以降となりそうだ。
「できれば(春ごろに)という思いだ」。九電の瓜生道明社長は6日、鹿児島県庁を訪れて伊藤祐一郎知事と面会した後、記者団から川内原発の再稼働の見通しについて問われてこう語った。
川内原発は昨年9月に原子力規制委員会の安全審査で合格一番乗りを果たし、同年11月までに伊藤知事などから再稼働の同意を得ている。このため今冬中には再稼働できるのではないかとみられてきた。
ここにきて見通しが厳しくなっているのは、残りの認可手続きが大幅に遅れているからだ。~以下割愛~