日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

佐賀知事選で与党敗北 農協支援の山口氏、初当選

2015年01月12日 | 国内:政治&選挙
〔15.1.12.日経新聞:総合・政治面〕
 農協改革を争点に保守分裂選挙となった佐賀県知事選は11日投開票され、農業団体の支援を受けた元総務省職員の山口祥義氏(49)が、自民、公明両党推薦で前武雄市長の樋渡啓祐氏(45)らを破り初当選した。政府・与党が全面支援した樋渡氏の敗北で、成長戦略の一つに据える農協改革に影響を与える可能性がある。自民党は知事選で不振が続いており、春の統一地方選に不安を残した。(関連記事を社会2面に)

 山口氏は当選を決めた後、佐賀市内で記者団に「佐賀のことは佐賀で決める、この思いが通じた」と語った。山口氏は陸上自衛隊が導入予定の垂直離着陸輸送機オスプレイの佐賀空港への配備計画の受け入れには賛否を明らかにしていない。九州電力玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)の再稼働については安全性の確認などを前提にしつつ「必要だ」としている。
~中略~
 農協改革が争点になった今回、樋渡氏の擁立は首相官邸や自民党本部が主導し、政府・与党は「国政の重要課題を問う負けられない選挙」(閣僚経験者)との姿勢で臨んだ。

 昨年暮れに菅義偉官房長官が現地入りしたほか、年明けには自民党の谷垣禎一幹事長、稲田朋美政調会長らを派遣。党幹部自ら農業以外の団体・組織を徹底的に回り、一時は「もう心配ない」(党幹部)と楽観論も漏れていた。それだけに4万票近く水をあけられての敗北は予想外との受け止めが出ている。

当 182795 山口 祥義 無新
  143720 樋渡 啓祐 無新
   32844 島谷 幸宏 無新
   6951 飯盛 良隆 無新

 やまぐち・よしのり=89年(平元年)東大法卒、自治省(現総務省)へ。11年総務省過疎対策室長。佐賀県出身、49歳。

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