〔15.3.31.日経新聞:投資情報面〕
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/f6/e15e72c9452749e1c250b0474cf9f470.jpg)
病気などで失った身体機能の回復を促す再生細胞薬の開発を手掛ける。健康なドナー(提供者)から採取した細胞を培養し、低コストで大量に細胞薬を製造する独自技術を持つ。主に慢性期の脳梗塞など、現在有効な治療法がない分野の治療薬として期待されており、国内では新薬候補の開発などを許可する契約を帝人と結んでいるほか、北米では大日本住友製薬と共同で開発する契約を結ぶ。開発協力金や開発の進捗に伴う成功報酬が主な収益源だ。上場で調達する資金は研究開発費に充てる。
2016年1月期の連結最終損益は9億2000万円の赤字(前期は17億円の黒字)を見込む。前期に大日本住友との共同開発契約に伴う一時金を計上した反動が出るほか、新薬候補の開発費もかさむ。「当面は成長投資を優先する」(森敬太社長)方針で、配当については「新薬を上市して収益が安定してから検討したい」という。
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病気などで失った身体機能の回復を促す再生細胞薬の開発を手掛ける。健康なドナー(提供者)から採取した細胞を培養し、低コストで大量に細胞薬を製造する独自技術を持つ。主に慢性期の脳梗塞など、現在有効な治療法がない分野の治療薬として期待されており、国内では新薬候補の開発などを許可する契約を帝人と結んでいるほか、北米では大日本住友製薬と共同で開発する契約を結ぶ。開発協力金や開発の進捗に伴う成功報酬が主な収益源だ。上場で調達する資金は研究開発費に充てる。
2016年1月期の連結最終損益は9億2000万円の赤字(前期は17億円の黒字)を見込む。前期に大日本住友との共同開発契約に伴う一時金を計上した反動が出るほか、新薬候補の開発費もかさむ。「当面は成長投資を優先する」(森敬太社長)方針で、配当については「新薬を上市して収益が安定してから検討したい」という。