〔14.12.16.日経新聞:社会1面〕
東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設を巡り、建設予定地の福島県大熊町は15日、住民代表の各行政区長向けに説明会を開き、施設建設を受け入れる方針を伝えた。渡辺利綱町長は「おおむね理解していただいた」と述べ、今後は全住民を対象に文書やホームページで周知した上で正式決定する。
説明会は非公開。同町や参加者によると、廃棄物の搬入ルートや建設予定地内の共同施設の移設先などについて質問が出たが、受け入れに反対する意見はなかったという。渡辺町長は記者団に「(受け入れの判断を)先送りしても問題は解決しない。生活再建や町の将来像を協議するためには次のステップに進まないといけない」と述べた。
行政区長会の井戸川洋一会長は「一歩一歩前に進んでいる」と評価した。
東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設を巡り、建設予定地の福島県大熊町は15日、住民代表の各行政区長向けに説明会を開き、施設建設を受け入れる方針を伝えた。渡辺利綱町長は「おおむね理解していただいた」と述べ、今後は全住民を対象に文書やホームページで周知した上で正式決定する。
説明会は非公開。同町や参加者によると、廃棄物の搬入ルートや建設予定地内の共同施設の移設先などについて質問が出たが、受け入れに反対する意見はなかったという。渡辺町長は記者団に「(受け入れの判断を)先送りしても問題は解決しない。生活再建や町の将来像を協議するためには次のステップに進まないといけない」と述べた。
行政区長会の井戸川洋一会長は「一歩一歩前に進んでいる」と評価した。