日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

日本IBM、商品開発3割短く 銀行向けシステム

2015年01月07日 | 28.銀行業
〔15.1.7.日経新聞:企業1面〕
 日本IBMは銀行が金融商品を迅速に開発できる新しい情報システムの販売を始める。融資や投資信託などの新商品を従来より3割短い期間で売り出せるという。宅地などを担保に資金を借り入れるリバースモーゲージなど複雑な商品の開発も容易になるという。サービス競争が激しい地方銀行などの需要を取り込む。

 第1弾として韓国製ソフトを搭載した融資システムの提供を始める。住宅ローンなどの一般的な商品やリバースモーゲージなどの開発のほか、返済の一時免除といった条件を加えることも容易になるという。

 顧客ごとに融資と預金、国債など複数の商品の残高を一元管理できる連携システムも用意。預金残高に応じてローン金利を優遇するなどの新サービスを提供しやすくする。将来は投信や保険などの業務ソフトも取りそろえ、組み合わせの自由度を広げる。

 地方銀行では再編機運が高まっているが、経営統合などに際しての全面的なシステム刷新には数十億~100億円以上の費用がかかることもある。日本IBMは新融資システムを5億円から提供し、商品別のシステム更新を提案する。当面は10行への導入を目指す。

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