日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

通信、設備投資を抑制 LTE整備一巡 来年度、ピークから2割減

2015年01月11日 | 25.情報・通信業
〔15.1.11.日経新聞:1面〕
 ソフトバンクやNTTドコモは2015年度の国内向けの設備投資を絞り込む。スマートフォン(スマホ)で動画なども快適に見られる高速通信「LTE」の整備が一巡した。KDDI(au)を含む通信大手3社の合計は1兆6550億円程度とピークだった13年度より2割弱減る。通信大手は設備投資のけん引役で、国内景気に影響する可能性もある。

 すでに3社はLTEの人口カバー率が9割以上ある。前年度比で10%減る見通しの14年度に続き2年連続の減少となる。

 ソフトバンクの15年度の国内向け設備投資は、14年度見込み比18%減の4250億円を計画。過去最高だった13年度実績から40%減る。16年度は3750億円に減らす。

 孫正義社長は「国内の携帯電話事業は現金を稼ぐ収穫期の段階にきた」と指摘。稼いだ資金は成長するアジアのネット企業に対するM&A(合併・買収)などに充てる。

 ドコモは業績不振を受け、15年度の設備投資を6500億円以下に圧縮する計画だ。14年度は6900億円を予定しているが、400億円以上減らす。16、17年度も同水準にとどめる方針だ。KDDIは15年度、過去最高の5800億円を見込む14年度と同水準を投じる。電波を束ねて高速通信する技術を拡充する。 

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