〔14.12.18.日経新聞:マーケット商品面〕
アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格は17日、続落した。取引の中心である2015年2月渡しは前日比1.50ドル安の1バレル55.60ドルとなり、5年7カ月ぶりの安値を更新した。
前日に欧州市場で原油先物価格が下落した流れを反映した。米国の生産は依然として高水準で、需給の緩和が長引くとの見方が強い。
原油価格は11月の石油輸出国機構(OPEC)の減産見送り決定後、下げ足を速めている。「OPECや各加盟国の減産がない以上、短期的に需給調整は見込みづらい」(ミスウィン・マヘシュ・英バークレイズオイルアナリスト)との見方がある。
アジア市場の指標となる中東産ドバイ原油のスポット価格は17日、続落した。取引の中心である2015年2月渡しは前日比1.50ドル安の1バレル55.60ドルとなり、5年7カ月ぶりの安値を更新した。
前日に欧州市場で原油先物価格が下落した流れを反映した。米国の生産は依然として高水準で、需給の緩和が長引くとの見方が強い。
原油価格は11月の石油輸出国機構(OPEC)の減産見送り決定後、下げ足を速めている。「OPECや各加盟国の減産がない以上、短期的に需給調整は見込みづらい」(ミスウィン・マヘシュ・英バークレイズオイルアナリスト)との見方がある。