日本株と投資信託のお役立ちノート

株や投信の運用に役立つ記事を探します。
(主に日経,ロイター,WSJから引用。賞味期限の短い記事は今後省きます)

ドバイ原油、60ドル割れ 5年7カ月ぶり安値水準

2014年12月16日 | エネルギー:化石系 (石炭石油)
〔14.12.16.日経新聞:マーケット商品面〕



 アジアで指標となる中東産ドバイ原油が続落し、節目となる1バレル60ドルを割り込んだ。15日のスポット価格は前週末比0.60ドル安の1バレル59.50ドルと、5年7カ月ぶりの安値水準だ。同日午前には57.50ドルまで下がる場面があった。前週末の欧米市場で原油価格が下落した流れを映した。需給の緩和は長引くとの観測が広がった。ドバイ原油は直近高値の6月から半年で5割近く下がっている。

 原油価格は11月の石油輸出国機構(OPEC)総会での減産見送り決定後、下げ足を速めている。前週には国際エネルギー機関(IEA)が2015年の需要予測を引き下げたこともあり、需給の緩みが一段と意識された。

 石油天然ガス・金属鉱物資源機構の野神隆之上席エコノミストは「リビアで石油施設の操業が紛争により一時止まっているものの、OPEC全体では減産に向けた動きは鈍い」と話す。

 国内市場では15日、円建てで取引される東京商品取引所の原油先物が下落し、約2年5カ月ぶりの安値をつけた。

 国内商品先物の値動きを示す日経・東商取商品指数は同日、307.89(02年5月末=100)と約2年1カ月ぶりの低水準となった。原油や石油製品が値下がりした影響が大きかった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。