〔14.12.23.日経新聞:企業1面〕
日東電工は2015年春をメドに、宮城県の事業所で「核酸医薬」と呼ぶ新しいバイオ医薬品の受託製造を始める。核酸医薬は副作用が少ないとされ、がんの治療薬などとして研究開発が進む見通し。同社は既に米国で受託製造しているが、日本でも医薬ベンチャーや大学に需要があるとみて受託事業に乗り出す。
核酸医薬は病気の原因となる遺伝子の働きを抑えるのが特徴。同社は肝硬変の治療などに使う新薬の臨床試験も始めており、18年度の製品化を目指している。核酸医薬への参入を検討する製薬会社は多いが、実際の製造や臨床試験にかかるコスト負担は重い。日東電工は医薬ベンチャーなどから製造を受託し、コストを抑え、開発期間を短縮できる利点などをアピールする。
日東電工は2015年春をメドに、宮城県の事業所で「核酸医薬」と呼ぶ新しいバイオ医薬品の受託製造を始める。核酸医薬は副作用が少ないとされ、がんの治療薬などとして研究開発が進む見通し。同社は既に米国で受託製造しているが、日本でも医薬ベンチャーや大学に需要があるとみて受託事業に乗り出す。
核酸医薬は病気の原因となる遺伝子の働きを抑えるのが特徴。同社は肝硬変の治療などに使う新薬の臨床試験も始めており、18年度の製品化を目指している。核酸医薬への参入を検討する製薬会社は多いが、実際の製造や臨床試験にかかるコスト負担は重い。日東電工は医薬ベンチャーなどから製造を受託し、コストを抑え、開発期間を短縮できる利点などをアピールする。