〔14.12.13.日経新聞:投資情報面〕
パンフレットなど商業用印刷の需要が伸びている(コニカミノルタの大型印刷機)
コニカミノルタの2016年3月期は、連結営業利益が今期予想(前期比12%増の650億円)に比べ15%増の750億円前後になる見通しだ。過去最高だった08年3月期(1196億円)以来、8期ぶりの高水準になる。オフィス向け複合機や商業用印刷機の伸びがけん引する。円安も利益を押 . . . 本文を読む
〔14.12.13.日経新聞:企業2面〕
日本電産は12日、独自動車部品メーカーのゲレーテ・ウント・プンペンバウ(GPM)を買収すると発表した。GPMは車載用ポンプの欧州大手で、日本電産のモーターなどと組み合わせたエコカー向け高性能ポンプを事業化する。永守重信会長兼社長は同日記者会見し、「2018年にもGPMの売上高が(14年見通しの2倍強の)1千億円規模になる」との見通しを示した。
GP . . . 本文を読む
〔14.12.12.日経新聞:投資情報面〕
「月々1万円」の安さを訴えオフィス用複合機で攻勢をかける(名古屋市の商談会)
株式市場でセイコーエプソンの存在感が高まっている。インクを大量に積んだプリンターで新興国を席巻し、2015年3月期は2期連続で過去最高益を更新する見通しだ。株価も急伸し時価総額は1兆円を超えた。海外で成功したビジネ . . . 本文を読む
〔14.12.12.日経新聞:投資情報面〕
キヤノンは11日、2014年12月期の年間配当を過去最高となる前期比20円増の150円にすると発表した。従来は未定としていた。活発な自社株買いも合わせると、今期の株主配分は約3150億円と連結純利益の1.3倍に達する。自己資本利益率(ROE)の改善や、電機株の中で出遅れ気味の株価の押し上げを狙う。主力銘柄でも大胆な株主配分に動く企業が出てきた。 . . . 本文を読む
〔14.12.12.日経新聞:企業2面〕
パナソニックはセキュリティー機器の開発・販売を手掛ける子会社を設立した。金融機関や自治体を主要顧客に想定。コンピューターへの不正接続を検知し、情報がどれだけ流出、改ざんされたかを把握する機器を開発する。パナソニックの社内ベンチャー制度を活用しており、独立した企業として事業展開のスピードを上げる。
SecuLynx(セキュリンクス、東京・中央)を設立 . . . 本文を読む
〔14.12.12.日経新聞:企業2面〕
新棟は冷却効率も高める(群馬県館林市のデータセンターの既存棟)
富士通は国内のデータセンターの処理・保管能力を5割増やす。523億円かけて新設備を建設し、2016年に稼働させる。同社のデータセンター投資では過去最大となる。情報システムのクラウド化でデータセンターの需要は急増する。NTTグル . . . 本文を読む
〔14.12.12.日経新聞:企業1面〕
ソニーはネットワーク技術を生かし住宅設備を制御するスマートホーム事業に参入する。スマートフォン(スマホ)でドアの鍵を操作できるシステムを来年5月に発売する。センサーや画像処理技術を活用したセキュリティーサービスも今後、検討する。新事業育成のノウハウを持つ米投資ファンドと新会社を立ち上げ成長分野を開拓する。
米有力ベンチャーキャピタル出身者らが創設し . . . 本文を読む
〔14.12.12.日経新聞:1面〕
日本電産は11日、欧州の自動車部品メーカー、独ゲレーテ・ウント・プンペンバウ(GPM、テューリンゲン州)を買収することで同社と合意した。GPMは冷却水や潤滑油を供給する自動車用ポンプの欧州2位で、買収額は400億円程度とみられる。日本電産が強いモーターや電子制御部品の技術と組み合わせてエコカー向けの高性能部品を開発し、受注を拡大する。
日本電産は2 . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:企業1面〕
「旧正月(春節)に向けて増産を迫られそうだ」。2014年7~9月期の売上高が過去最高となった村田製作所の村田恒夫社長はこんな見通しを示す。例年、クリスマス商戦後の1~3月期は電子部品の受注が減り、生産調整をすることが多い。だが、高速通信サービス「LTE」が急ピッチで普及する中国メーカーからの引き合いが旺盛だからだ。
電子部品各社はスマートフォン . . . 本文を読む
〔14.12.09.日経新聞:総合2面〕
米マイクロソフト(MS)が1万~2万円台の低価格タブレット(多機能携帯端末)市場に本格参入する。EMS(電子機器の製造受託サービス)に技術を直接供与、メーカーや量販店などがMSの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」を搭載したタブレットを現行の半額以下で発売できるようにした。日本では年末年始に10機種以上を投入。低価格帯で強い米グーグルのOS「アンド . . . 本文を読む
〔14.12.08.日経新聞:企業面〕
富士通は月内にも、地方銀行の預金管理システムの運用を代行する新サービスを始める。銀行のシステムを富士通のデータセンターで預かり、クラウド技術を使って効率的に運用する。銀行はデータ拠点やシステムを持つ必要がなくなり、維持費を最大4割減らせる。地銀再編に伴うシステムの合理化需要を狙う。
預金データの管理や利息計算など銀行業務の中核を担う「勘定系システム」 . . . 本文を読む
〔14.12.07.日経新聞:1面〕
シャープは北米の太陽電池事業から撤退する。太陽光発電所の開発を手掛ける米子会社のリカレント・エナジー(カリフォルニア州)を太陽光パネル大手、カナディアン・ソーラー(カナダ)に売却する方向で最終調整に入った。売却額は300億円程度となる見込み。シャープは今年、欧州の太陽電池事業からも撤退している。海外の非中核事業を切り離して構造改革を進める。(関連記事企業面 . . . 本文を読む
〔14.12.06.日経新聞:企業1面〕
【ニューヨーク=稲井創一】ソニー傘下のソニー・ピクチャーズエンタテインメントがサイバー攻撃を受け、未公開の映画作品や従業員の給与などの極秘情報が流出した問題で、同社は捜査当局と協力して調査を進めている。4日までの米メディア報道によると、北朝鮮の関与疑惑が強まっているという。サイバー攻撃のきっかけになったとされる映画の公開日(12月25日)は、現時点で変 . . . 本文を読む
〔14.12.04.日経新聞:企業2面〕
ソニーがゲーム機、プレイステーション(PS)の「進化」に力を入れている。単なる性能向上だけでなく、ソニー全体で幅広い顧客との結びつきを得る先兵と位置づけ、新たなテレビ視聴サービスや開発や営業部門など企業向けビジネスの開拓にも取り組む。3日に発売20周年という節目を迎えたPS。スマートフォン(スマホ)事業の不振が打撃となるなか、PSを基盤にゲームの枠にとら . . . 本文を読む
〔14.12.04.日経新聞:企業1面〕
セイコーエプソンは3日、約123億円を投じ、フィリピンでプリンターとプロジェクターの工場を増設すると発表した。主に新興国で販売が伸びている大容量インクタンク搭載のプリンターと、プロジェクターを増産する。大容量タイプはエプソンの業績をけん引する主力商品で、生産能力を大幅に引き上げる。
新工場は現工場の隣に建てる。2017年春の稼働を目指す。建物面積は . . . 本文を読む