(日経7/14:企業・消費面)
家電量販店大手4社の6月の売上高(全店ベース)が13日まとまった。最大手のヤマダ電機は前年同月比6.8%減だった。ビックカメラなど他の3社も軒並み減収。消費増税の反動減がなくなり売上高はプラス基調だったが、3カ月ぶりに前年実績を下回った。天候不順でエアコンなどが低調だったほか、前年6月よりも休日が1日少なかったことが影響した。
ヤマダによると「エアコンなど . . . 本文を読む
(投資情報面)
ビックカメラの2014年9月~15年5月期の連結営業利益は、135億円前後と前年同期に比べ約2割減ったようだ。昨春の消費増税の影響が長引いており、冷蔵庫や洗濯機など白物家電の販売が振るわなかった。採算の良いプライベートブランド(PB=自主企画)品の伸びで補えなかった。4月以降は訪日客のインバウンド需要が収益を下支えしており、15年8月期通期の予想は据え置く公算が大きい。
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(投資情報面)
靴専門店大手のチヨダが3日に発表した2015年3~5月期の連結決算は純利益が前年同期比12%減の20億円だった。繰り延べ税金資産の取り崩しなどが収益を圧迫した。
売上高は微減の394億円だった。消費増税前の駆け込み需要の反動はあったが、単価の高い有名ブランドのスニーカーが売れたほか、サンダルや防水加工を施した靴などの販売が伸びた。
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(企業・消費面)
大塚家具は1日、6月の店舗売上高が前年同月に比べて49.6%増だったと発表した。前年が消費増税の反動減で苦戦していたのに加え、今年4~5月に実施したセールで6月末までの配送を割引の対象としたため売上高が膨らんだ。前年実績を上回るのは2カ月連続。増税前の2013年6月と比べると24.4%増えた。
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日本マクドナルドホールディングスは7月からフランチャイズチェーン(FC)店を営業成績に応じて支援する制度を始める。各店同じ条件で支援するのをやめ、売上高の伸び率が高い店を優遇するなど効率的に支援する。2008年以降に急速にFC店を増やしたが、業績が低迷する現在のサラ・カサノバ社長の体制にとってはFC店のてこ入れが重い課題になっており、新制度で販売回復を目指す。
マクドナルドは期限切れ鶏肉 . . . 本文を読む
アインファーマシーズは新宿の店舗に「アユーラ」ブランドの化粧品を導入する(イメージ図)
調剤薬局最大手のアインファーマシーズは30日、資生堂から化粧品ブランド「アユーラ」を展開する子会社を買収すると発表した。小売業が化粧品メーカーのブランドを買収するのは異例。アインファーマはドラッグストア事業で化粧品など付加価値の高い商品の販売増につなげる。資生堂はブランドの再編を進め、収益力の回復を目指す . . . 本文を読む
〔15.5.09.日経新聞:投資情報2面〕
8日の株式市場ですかいらーくの時価総額が日本マクドナルドホールディングスを逆転した。外食業界で時価総額の首位が入れ替わるのは、すかいらーくがMBO(経営陣が参加する買収)で上場を廃止する前の2006年9月以来、約8年8カ月ぶり。主力のファミリーレストランが好調のすかいらーくと業績悪化に苦しむマクドナルドの明暗が分かれた。
すかいらーくは業績の低迷 . . . 本文を読む
〔15.5.08.日経新聞:消費Biz面〕
セブンイレブンは6月にもアイスカフェラテを投入する(東京都千代田区)
コンビニエンスストアが店頭でいれるコーヒーの市場は2015年度も成長を続ける見通しだ。大手5社合計の販売計画は14年度比で約3割増の19億杯となる。セブン―イレブン・ジャパンは新たに江崎グリコと共同開発したアイスカフェラテを発売する。前年度までに大手は抽出マシンをほぼ全店に導入 . . . 本文を読む
〔15.4.10.日経新聞:投資情報面〕
雑貨店「無印良品」を展開する良品計画は9日、2016年2月期の連結経常利益が前期比14%増の302億円となり、4期連続で最高益を更新する見通しだと発表した。中国を中心に海外店舗「MUJI」の出店を進めるほか、国内でも付加価値の高い商品の販売を増やす。年間配当は25円増の215円とする。
売上高にあたる営業収益は11%増の2901億円を見込む。国内 . . . 本文を読む
〔15.4.10.日経新聞:消費Biz面〕
ファーストリテイリングは9日、カジュアル衣料品店「ユニクロ」で7月以降に売り出す新商品の約2割を値上げすると発表した。新商品全体での値上げ幅は平均で10%程度になる。同社は14年秋冬の新商品でも5%前後値上げしており、円安や原料高によるコスト上昇分を2年連続で価格転嫁する。国内の衣料品販売最大手が値上げに踏み切ることで、追随する動きも出てきそうだ。 . . . 本文を読む
〔15.4.10.日経新聞:消費Biz面〕
イオンは9日、1月に完全子会社にしたダイエーのスーパー事業の一部を引き継ぐと発表した。2016年3月までに、北海道や九州を中心にダイエーのスーパー全体の約3割にあたる88店を分割し、イオン北海道やイオン九州などに運営を移す。店舗名は「ダイエー」などから「イオン」などに変わる予定。ダイエーの経営資源を関東と関西に集中させ、地域ごとの事業再編を進める。
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〔15.4.9.日経新聞:消費Biz面〕
ユニーグループ・ホールディングス傘下のユニーは2015年度、プライベートブランド(PB=自主企画)商品を主力の食品分野で前年度に比べ1~2割削減する。主に高価格帯を減らし低価格商品を中心に据える。
ファミリーマートと経営統合を交渉中のユニーグループは、14年度に5年ぶりの最終赤字に転落する主因となったスーパー事業のてこ入れが急務となっている。主に飲料 . . . 本文を読む
〔15.4.9.日経新聞:消費Biz面〕
注文から受け渡しまで30分という速さをアピール(7日、サンフランシスコ)
【シリコンバレー=小川義也】眼鏡専門店「JINS」を展開するジェイアイエヌは7日、米国1号店となるサンフランシスコの店舗を報道陣に公開した。JINS最大の店舗面積で、最新鋭のレンズ自動加工ロボットを設置した。注文から受け渡しまで30分のスピードと、レンズ込みで60ドルからの値ご . . . 本文を読む
〔15.4.8.日経新聞:投資情報面〕
スギホールディングスが7日発表した2015年2月期の連結決算は、純利益が前の期比で微増の128億円だった。収益性の高い処方箋調剤事業が伸びたためで、従来の減益予想から一転し、わずかながら過去最高を更新した。
売上高は5%増の3836億円だった。ドラッグストア「スギ薬局」などグループ全体で59店を新規出店した一方、退店は27店にとどまった。積極出店に . . . 本文を読む
〔15.4.8.日経新聞:投資情報面〕
7日の株式市場でカジュアル衣料大手アダストリアホールディングスが大幅に反落した。一時前日比13%安の3130円まで下落し、東証1部の値下がり率ランキングでこの日の首位となった。前日に現社長を含む取締役2人の退任を発表。後任の社長が決まらないままの唐突な退任発表で、企業統治に対する不信感が高まり、終日売り優勢の展開となった。
5月28日の株主総会を経て、 . . . 本文を読む