北京オリンピックの前に、NHKで放送された番組です。
北京オリンピックの男子代表が決まったのが5月。
具志堅監督は大きな手ごたえを感じていました。
最年少の航平くん。
最強のメンバーがそろったと、具志堅監督は嬉しそうです。
最大のライバルは中国。
具志堅監督は、戦略を考えます。
この当時のシュミレーションで、中国との差は4.9。
最初の種目、ゆかは、前年に中国にリードされた種目。
しかし、今回は、ゆかの得意な航平くんと、沖口さんの加入で、リードできると考えます。
選考会床の演技の後、むっちゃドヤ顔でした(^^)
あん馬は、鹿島さん、坂本さんの活躍で、対等に戦えそうです。
この2種目がレベルアップしたことで、4.9あった差が、1.6に縮まります。
鉄棒で0.8上乗せできると考えた具志堅監督、そうなると、残る差は0.8になります。
この0.8を埋めるために、具志堅監督はつり輪の強化を目標に挙げたのです。
団体決勝に出るのは3人。冨田さん、中瀬さんは確実と言われ、残る1人を誰にするか。
具志堅監督は、若手3人に期待しました。
21歳の坂本さん、22歳の沖口さん、そして19歳の航平くん。
まだこのころは筋力不足で、かなりつらそうな航平くん。
日本代表で注目されているのが、19歳の内村航平。
将来の日本のエースと期待されています。
オリンピックっていっても、やっぱりやることはいつもの試合と変わらないんで、中国の選手とか、審判に、日本は強いんだっていうことを見せれるように、しっかり着地まで意識して、演技したいと思います。
合宿12日目。F難度のホンマ中水平が、形になってきました。
技を覚えて、イメージ通りにいって、今の絶対よかったっていう時が、結構面白いです。
今の航平くんはお目目キラッキラだけど、このころは、きらっくらいかな(笑)でも、光のもとが目の奥に見えます(^^)
今日はとりあえず、ここ、開くとこ、意識しました。
動きが非常にいい!と監督嬉しそう。
具志堅さん:「本当に遊び心がいっぱいあるんですよね。いい意味でのね。少年が技を覚えていく楽しさを、今でも味わっているという、だから苦しく体操してないんですよ。楽しく、楽しく体操してるという。」
航平くんの原点はトランポリン。
小さい時から、トランポリンで、技を覚えてきました。
鉄棒の離れ技も、トランポリンで感覚を掴んでました。屈伸コバチ。
まずトランポリンでやってみて、ま、こんな感じかと思ってやってみるんで、凄い役に立ってます。
ま、できない技でもとりあえずイメージして、こんな景色が見えるんだな~と思って、その通りやったらできたっていうのも結構あるんで。
航平くんがこの時一番刺激を受けているのが、日本のエース冨田さん。
全部強いじゃないですか。そういうところがすごいなあと思って。そういう人になりたいなって思ってます。
冨田さんの美しい体操の基本、倒立。
どこから見ても、まっすぐです。
このころ、つり輪で取り入れていたのが、中水平から十字倒立。
新たな技がすべて成功すれば、A得点は6.8、冨田さんに次ぐ高い得点になります。
技をイメージする航平くん。今と同じです(^^)
僕は、できないと思うことは絶対にやらないので、できそうと思ったらやるんですけど、しっかり着地まで止めていけるような演技が出来たらいいかなと思ってます。
(このころから、ます~のとこ、息、もれてます(^^))
4回目の合同合宿、報道陣を集めての試技会。
沖口さんはA得点を0.1上げて、6.7、狙い通りの演技ができました。
坂本さんはA得点を0.2上げました。こちらも6.7の演技構成に成功。
そして、航平くん。
0.9A得点を上げます。
しかし、新たに入れた十字倒立、止めることができません。
結局、技として認められないところもあり、A得点は6.0。
中水平。冨田さんと比較すると、足が下がっているのがわかります。
他の種目でもミスが続き、覇気がないと具志堅監督は思いました。
見えない!お前の気が。
楽しみながら技を覚えてきた航平くん。代表の重みがのしかかります。
やっぱり、代表になったのは初めてじゃないですか。なんで、何をしたらいいかとか、そういうのが全然わかんなくて、まあ、みんな成功してて、自分だけ失敗してたんで、ほんとにチームに迷惑掛かってるのがすごいわかったんで、申し訳ないという気持ちでした。
考える航平くん。
演技構成を見直す必要に迫られた航平くん、日体大に戻って、演技構成を考え直します。
そして、繰り返し試します。
6回目の代表合宿。
いろいろ模索してきた航平くんのつり輪を、監督が見守ります。
今は、もう時間がないんですけど、前向きな考え方でやっていってるんで、
自分の満足いく演技ができたら、結果はついてくると思うんで。
航平くん、最初の技を蹴上がり十字倒立に変えてきました。
そして、合宿中に憶えた、ホンマ中水平。
これも成功。
その後の着地もぴったり!
具志堅監督、嬉しそう(^^)
そして、そんな監督を見て航平くんもペコちゃん舌、ぺろり^^
嬉しそうです
通し練習を毎日やって、しんどいときもやってて、そういうのってやっぱりきついから嫌じゃないですか。
やっぱりそういう嫌なことをやってこそ、強くなれるんで、好きな事だけじゃだめだなあと思いました。
お目目のきらっが増えてる!
確実に、いい顔になってます(^^)
監督と笑顔で。
具志堅監督:やろう!という気持ちが伝わってくるんですね。演技に入ってた。線路に乗っかって走り出したかなというところですから。これから加速していくでしょう。
ここから北京オリンピックを経験し、ロンドンまで、航平くんは急速に加速して走り続けてきました。
まだまだ線路は延びていると信じて、これからも応援していきたいと思います
北京オリンピックの男子代表が決まったのが5月。
具志堅監督は大きな手ごたえを感じていました。
最年少の航平くん。
最強のメンバーがそろったと、具志堅監督は嬉しそうです。
最大のライバルは中国。
具志堅監督は、戦略を考えます。
この当時のシュミレーションで、中国との差は4.9。
最初の種目、ゆかは、前年に中国にリードされた種目。
しかし、今回は、ゆかの得意な航平くんと、沖口さんの加入で、リードできると考えます。
選考会床の演技の後、むっちゃドヤ顔でした(^^)
あん馬は、鹿島さん、坂本さんの活躍で、対等に戦えそうです。
この2種目がレベルアップしたことで、4.9あった差が、1.6に縮まります。
鉄棒で0.8上乗せできると考えた具志堅監督、そうなると、残る差は0.8になります。
この0.8を埋めるために、具志堅監督はつり輪の強化を目標に挙げたのです。
団体決勝に出るのは3人。冨田さん、中瀬さんは確実と言われ、残る1人を誰にするか。
具志堅監督は、若手3人に期待しました。
21歳の坂本さん、22歳の沖口さん、そして19歳の航平くん。
まだこのころは筋力不足で、かなりつらそうな航平くん。
日本代表で注目されているのが、19歳の内村航平。
将来の日本のエースと期待されています。
オリンピックっていっても、やっぱりやることはいつもの試合と変わらないんで、中国の選手とか、審判に、日本は強いんだっていうことを見せれるように、しっかり着地まで意識して、演技したいと思います。
合宿12日目。F難度のホンマ中水平が、形になってきました。
技を覚えて、イメージ通りにいって、今の絶対よかったっていう時が、結構面白いです。
今の航平くんはお目目キラッキラだけど、このころは、きらっくらいかな(笑)でも、光のもとが目の奥に見えます(^^)
今日はとりあえず、ここ、開くとこ、意識しました。
動きが非常にいい!と監督嬉しそう。
具志堅さん:「本当に遊び心がいっぱいあるんですよね。いい意味でのね。少年が技を覚えていく楽しさを、今でも味わっているという、だから苦しく体操してないんですよ。楽しく、楽しく体操してるという。」
航平くんの原点はトランポリン。
小さい時から、トランポリンで、技を覚えてきました。
鉄棒の離れ技も、トランポリンで感覚を掴んでました。屈伸コバチ。
まずトランポリンでやってみて、ま、こんな感じかと思ってやってみるんで、凄い役に立ってます。
ま、できない技でもとりあえずイメージして、こんな景色が見えるんだな~と思って、その通りやったらできたっていうのも結構あるんで。
航平くんがこの時一番刺激を受けているのが、日本のエース冨田さん。
全部強いじゃないですか。そういうところがすごいなあと思って。そういう人になりたいなって思ってます。
冨田さんの美しい体操の基本、倒立。
どこから見ても、まっすぐです。
このころ、つり輪で取り入れていたのが、中水平から十字倒立。
新たな技がすべて成功すれば、A得点は6.8、冨田さんに次ぐ高い得点になります。
技をイメージする航平くん。今と同じです(^^)
僕は、できないと思うことは絶対にやらないので、できそうと思ったらやるんですけど、しっかり着地まで止めていけるような演技が出来たらいいかなと思ってます。
(このころから、ます~のとこ、息、もれてます(^^))
4回目の合同合宿、報道陣を集めての試技会。
沖口さんはA得点を0.1上げて、6.7、狙い通りの演技ができました。
坂本さんはA得点を0.2上げました。こちらも6.7の演技構成に成功。
そして、航平くん。
0.9A得点を上げます。
しかし、新たに入れた十字倒立、止めることができません。
結局、技として認められないところもあり、A得点は6.0。
中水平。冨田さんと比較すると、足が下がっているのがわかります。
他の種目でもミスが続き、覇気がないと具志堅監督は思いました。
見えない!お前の気が。
楽しみながら技を覚えてきた航平くん。代表の重みがのしかかります。
やっぱり、代表になったのは初めてじゃないですか。なんで、何をしたらいいかとか、そういうのが全然わかんなくて、まあ、みんな成功してて、自分だけ失敗してたんで、ほんとにチームに迷惑掛かってるのがすごいわかったんで、申し訳ないという気持ちでした。
考える航平くん。
演技構成を見直す必要に迫られた航平くん、日体大に戻って、演技構成を考え直します。
そして、繰り返し試します。
6回目の代表合宿。
いろいろ模索してきた航平くんのつり輪を、監督が見守ります。
今は、もう時間がないんですけど、前向きな考え方でやっていってるんで、
自分の満足いく演技ができたら、結果はついてくると思うんで。
航平くん、最初の技を蹴上がり十字倒立に変えてきました。
そして、合宿中に憶えた、ホンマ中水平。
これも成功。
その後の着地もぴったり!
具志堅監督、嬉しそう(^^)
そして、そんな監督を見て航平くんもペコちゃん舌、ぺろり^^
嬉しそうです
通し練習を毎日やって、しんどいときもやってて、そういうのってやっぱりきついから嫌じゃないですか。
やっぱりそういう嫌なことをやってこそ、強くなれるんで、好きな事だけじゃだめだなあと思いました。
お目目のきらっが増えてる!
確実に、いい顔になってます(^^)
監督と笑顔で。
具志堅監督:やろう!という気持ちが伝わってくるんですね。演技に入ってた。線路に乗っかって走り出したかなというところですから。これから加速していくでしょう。
ここから北京オリンピックを経験し、ロンドンまで、航平くんは急速に加速して走り続けてきました。
まだまだ線路は延びていると信じて、これからも応援していきたいと思います