RUNNING BEAR Ⅱ

くまこの日記です。コメントは承認制とさせていただきます。

立花さんの目。

2016-08-15 21:19:25 | オリンピック
手本にしたい 唯一無二の五輪王者・内村の情熱と真摯な姿勢こちら

内村は、最初のE難度~C難度の連続技(後方伸身宙返り3回半ひねり~前方伸身宙返り1回半ひねり)で着地が乱れ、さらに0・3点のライン減点もあった。棄権もよぎったという腰の状態で、ミスはこの着地だけ。メダルを狙っていた中で悔しいと思う。

 ただ、予選、団体決勝、個人総合で18種目をこなしたオールラウンダーの内村が、スペシャリストが集う種目別決勝で、高難度の演技構成をそろえ、これだけの実施をするだけでも驚異的だ。内村の武器でもある床運動の質の高さと底力がうかがえる。

満身創痍(そうい)の中、数日で腰の状態も気持ちも整えて、種目別決勝で勝負に挑んだ内村の姿勢は、次世代の選手への大きなメッセージとなった。妥協のない練習の積み重ね。絶対に負けないという強い意志と精神力。誰も到達できない領域まで技術を探求し続けることで生まれる究極の美しい技さばき。世界中の選手から尊敬され、いつかは超えたいと目標にされる唯一無二の五輪王者が、積み重ねてきた体操への情熱と真摯(しんし)な姿勢を、お手本としてもらいたい。



この「立花元監督の目」シリーズはいいですね(*^。^*)。

あの歴史に残る一戦は、体はもちろんのこと、精神もものすごく疲れてしまったことと思います。
でも、航平君はいつも通り。
入場シーンはいつも通りの気合の入ったカッコよさ。
ゆかの隅に立って、手を挙げて、あごをクイッとやるその表情も、いつも通りでした(*^。^*)。


塚原さんが、デイリーハイライトで、最初のシリーズの1回半ひねりを、ハーフにする構成でも金メダルは狙えたと思うけれど・・・というようなことをおっしゃっておられました。
難度を下げるという選択は、今回の航平君にはなかったようですね(^^)。

今回の白井君の結果は、私はとてもショッキングでした。
最初のシリーズで、ん?と思い、そのあと着地が決まらない。
どうした!ケンケン!がんばれ!
思わず口にしてしまうほど、予想外の結果でした。
それでも、金は無理かな。銀か銅かな?程度に思っていたので、4位と出た時にはもう言葉を失いました。
ロンドンの、団体決勝の、航平君のあん馬の点が出た瞬間を思い出してしまいました。
「日本、メダルを逃した!」
その実況さんの言葉に、呆然としたあの時。
点数の見直しを求めて、結果が出るまで20分ほどかかったと思いましたが、その間、頭が真っ白というか、「え?え?夢?現実?」という感じでした。その後、2位になって、ほんとにホッとしました。金ではなかったけれど、メダルが獲れてほんとに良かったと。
今回、白井君はその採点は変わることなく、その事実を受け入れなくてはいけなくなったのです。
航平君は、ロンドンでいろいろな経験をしましたが、もしかしたらあの空白の20分も、とても大きなものだったかもしれないと、ふと思いました。
金メダルを目指して頑張ってきたけれど、ミスを重ねると、銀メダルどころか、表彰台さえも逃すことになる。
それくらい、何が起こるかわからないんだ、ってね。
なので、小さなミスもなくし、0.1も大切にする。
白井君は大きな経験を得たと思いますが、あれだけ期待されていて、あれだけ圧倒的な強さを持っていて、結果が4位というのは、かなり辛口の経験を頂いたな、と思ったり。
でも、航平君が温かい言葉を送ってますよね。
五輪で金メダルを獲ることの難しさを、痛感します。

今度は白井君、跳馬ですね。
3回半、やってくるような報道が夕方ありましたが。
どうでしょうね。
畠田監督は、どういう指示を送るのでしょうか。
そのあたりの駆け引きも含めて、楽しみにしています。



しかし、ロンドンの時も思ったけど、このジャージも、航平君はぴか一で、似合う(*^。^*)。




一問一答。

2016-08-15 07:35:57 | オリンピック
内村「健三も揺れるんだな…あいつも人間なんだなと」 こちら

--演技を終えて

「きのうの時点でできそうだった。五輪の舞台だしここで棄権という選択しなかった。ここを目指してきた選手もいる。自分で勝ち取った権利なのにできそうな状態で棄権するのは僕の中ではなしかなと思った。健三と一緒に出られるチャンスだった。自分の中ではでかかったという思いがあったからこそ、痛みを感じずにできたのかな」

--腰痛を抱えていた

「ベストの状態ではなかった。演技を始めたら疲労がでてきて、これはしんどいなと思いながらやっていた。最初の1節目の時点できょうはこんな感じかなと。1節目で終わった。ラインオーバーはかなりなえた。これが現実かと。ベストコンディションではない状態でやっていた。メダル取れなかったのは悔しいと思っていない。最後の最後、五輪に舞台で床ができるチャンスがあって、よくない状態でできたのはいい経験になる」

--白井がまさかの結果に

「五輪で金メダルを取るのは相当、難しいんだなと思った。世界を驚かせてきて、期待に応えてきた男でもこういうことがある。この経験が彼にとってプラスになる。ここで終わりじゃない。ここからどうすべきかが一番大事。金メダル確実といわれて取れなかったのは自分のことのように悔しい。ここまでやってきた健三をほめたい」

--大会を振り返って

「五輪で初めて自分の満足いく演技ができて、それで結果がついてきた初めての五輪。個人総合のあのすごい戦いは自分の中で二度とできない。体操人生の中でも、体操の歴史の中でもずっと語り継がれればいい。団体の金メダルで体操がいろんな人に知れ渡った。個人総合ではオレグの会見が広まっている。海外の選手も日本のみなさんに知ってもらえた。広める意味ではよくできた五輪だった」

--東京五輪へ向け

「いまは何も考えていない。80点。まだまだできた自分もいる。東京五輪も控えている。ここで100点出してしまったら、東京にでたときに目標がまったくなくなってしまう。個人総合は良い演技ができていた。団体決勝で6種目やってあのローテーションでミスなくやるのは難しい。できれば下の世代には大変な思いをさせたくない。みんなでいい配分でやって団体金を取ってもらいたい。しんどい思いをするのは僕だけで十分。6種目できて体操というのは自分の中である。6種目やらないことない。その中で得意な種目を伸ばしていかないと、代表に入れない」

--白井の敗因は

「健三は相当強い人間だけど、五輪という舞台は特別と感じていたのかもしれない。いつもより笑顔がなかった。モニターをみながら1節目みていつもと違う。健三も気持ちの部分で揺れるんだな、あいつも人間なんだなと思った。団体決勝でもあれだけいい演技をしてくれた。普通にやれば健三が金メダルだと思った。選手村にいるとき、日本選手団で金メダルを取った人の写真が貼ってあるところがあって、健三もここに入るんだからなと話したことがプレッシャーになったかもしれない。あれだけ世界中から期待されている選手もなかなかいない。五輪という舞台は特別」




種目別WEB記事。

2016-08-15 04:21:08 | オリンピック
さっそく上がりました。

白井健三 まさかのメダル逸 内村「あいつも人間だった」こちら

金メダルの大本命がまさかの形でメダルを逃した。白井は途中尻もちをつきそうになるなど、なかなか着地が決まらず。最後のシライ(後方伸身宙返り4回ひねり)も一歩足が後ろに動いた。演技後は両親が見守る応援席に向けて、ごめんというように手を合わせた。結果は4位。団体金メダルに導いた若き才能も、個人の戦いでは思うようにいかなかった。「団体のチームメートの声援がなくてさみしかった」と話しつつ、「ラインオーバーを気にしすぎた。自信はあったけど、自分の心の小ささが出た」と、悔しさをかみしめた。

 あの内村もロンドン五輪では五輪の魔物にやられかけ、苦戦したことがある。白井の演技を見守った内村は「あれだけ世界選手権でも日本の期待に応え続けてきた男がああいう演技になってしまう。やっぱり五輪は違う。あいつも人間だったなと思った」と、改めて4年に1度の舞台の怖さを指摘しつつ、「僕も自分のことのように悔しい。でもあいつはここで終わる男じゃないので。ここまで一緒に健三とやってきたし、僕は健三を褒めたいと思う」と、兄のような視線を送り、白井の今後に期待を込めた。


キングの言葉が・・・( ;∀;)。
白井君にとっては、五輪の舞台は初めてでも、金メダル確実と言われたプレッシャーのかかる舞台だった。
何も考えずに勢いでできる五輪ではなかったですね。
白井君、跳馬でしっかり、悔いの残らない演技が出来るといいなと思います。

内村、腰を痛めながら5位「腰が壊れても出てやろうという気持ち」こちら

内村は痛めた腰を気にする素振りも見せなかったが、ミスに泣いた。最初の演技で着地に失敗し、ラインオーバー。大きく減点されてしまい「腰の状態がよくない中でこれだけ演技が出来たのは良かった」と、サバサバとした表情だった。それでも今回の五輪で出場する最後の種目とあって「腰が壊れても出てやろうという気持ちだった」と、最後まで全力を尽くした。

最初のシリーズ以外は、いつも通り。
航平君のいつものゆかは、金メダル級のゆかなんだな~って改めて実感。
とにかく、腰の具合がまたぐきっといっちゃったら大変なので、無事すんで、ホッとしました(*^。^*)。

「腰が壊れてでも出てやろう」は、反則ワード

白井着地失敗4位「自分の演技ができなかったのは悔しい」こちら

一方、内村の体は悲鳴を上げていた。ベルニャエフ(ウクライナ)を0・099点差で振り切って優勝した個人総合最終種目の鉄棒で「ぎっくり腰のような感じになった」。歩くだけで痛みが走る状態だったが「一瞬(欠場も)頭をよぎったが、自分で権利を勝ち取って五輪の舞台でそんなこと(欠場)をしていいのかと。腰が壊れても出てやろうと思った」と強行出場した。最初の着地でのラインオーバーの減点が響いて15・241点にとどまりメダルには届かなかったが、今大会自身最後の種目を堂々と演じきった。
31歳で迎える4年後の東京五輪は「絶対出たい。自分の生まれ育った国で五輪があるのはめったにないことだし、目指さなければいけない舞台」と語る。体力負担の大きい個人総合ではなく、種目別に絞ってメダルを目指す考えだ。床運動は白井が台頭する前の12年ロンドン五輪で銀メダルを獲得し、11年世界選手権では金メダルの得意種目。東京五輪では「床の内村」の存在感を世界に示す。



ライン超え恐れ窮屈に=のみ込まれた白井こちら

内村は「ここからどうすべきかが一番大事」と助言を送った。東京五輪で主力にと期待される白井。敗戦から何を学べたのか。その答えは4年後の東京で出る。





お疲れ様でした。

2016-08-15 04:13:25 | オリンピック
航平君、リオオリンピックのすべての演技が終了しました。

本当にお疲れ様でした!

最初のシリーズでラインオーバーがあって、惜しかったなあ~(._.)。


白井君が、まさかの4位。
金メダル確実、一つ過失をしても勝てる、色々言われていましたが、当たり前のように獲れる金メダルはないんだなと改めて実感します。
良い経験になったねというにはあまりにも酷な結果。せめて、メダルは獲らせてあげたかった。
こんなとき、キャプテンは、どういう言葉をかけるのでしょうか。
航平君の表情がさえなかったのは、航平君自身が自分の演技が出来なかったというより、白井君の気持ちを思ってだったのかもなあ~と思います。
白井君がメダルを獲っていたら笑顔で祝福していたと思いますのでね。


航平君のインタビューです。

ー今のお気持ちを教えてください。

『自分の演技が出来なかったこと、それが一番悔しいところで、腰の状態も悪くて、出れるかどうかわからないところから、これだけ演技が出来たことは、そこは良かったかなとは思います。』

ー我々も、本当に腰の状態は不安視していましたが、欠場というのが頭をよぎることはなかったのでしょうか。

『や、まあ、一瞬頭をよぎったんですけど、でも、自分で権利を勝ち取って、オリンピックの舞台でそういうことはしていいんだろうかって思って、出れるんだったらやっぱり自分で勝ち取ったものなんで出た方がいいだろうと思って、腰が壊れても出てやろうという気でいました。』

ーこれで内村選手自身の競技はすべて終わりです。今、どんなお気持ちでしょうか。

『ただただ、結果が、目標としていたものが獲れたので、もう、満足という以外はないです。』

ー最後に、日本で応援してくれている皆さんに、メッセージをお願いします。

『ほんとにたくさんの応援を頂いて、沢山の期待をしてもらって、その期待に十分応えられたかどうかわからないですけど、ほんとに皆さんに感謝してます。』

最初のシリーズ、ラインオーバーがありましたけど、腰が痛いなんて、全く感じさせない演技でした。
五輪の舞台で、1回でも多く航平君のゆかが見られて幸せでした(*^。^*)。
ルドルフもいつも通りカッコよかったし
何事もなく無事に終わってほんとに良かったです。
自分で勝ち取った権利を放棄するなんてこと、していいのだろうか、という航平君の言葉が重いですね。
それだけ、五輪の舞台に立つということは、神聖なことなのですね。


BS見られないお友達から、ラジオ放送は米田さん解説、って聞いて、ラジオも聞きながら観戦(^^♪。
なかなか面白かった。体操のラジオ中継。

あん馬のライスト見てる。
やっぱり、航平君のあん馬が見たくなる(._.)。
個人総合、もうやらないかもしれないと言われて、一度は、うんうん、って思ったけど、やっぱり6種目、全部、いつでも見ていたいぞ~~(笑)。






tさん、メッセージありがとうございます!
tさん、素晴らしいです。やはり、伝えるべきことは伝えないとですよね。
とにかく、無事に航平君の演技が終了して良かったです。
最後まで美しい体操を見せてくれました。
応援、お疲れ様でしたヽ(^。^)ノ。