近所の公園の竹林を歩くと、筍(たけのこ)がニョキニョキ
と生え出していた。
筍(たけのこ)という字は、竹に旬と書くように筍が生えてくる
旬の今の時期に食べるのがやはり一番美味しいのですが・・・
でも油断していると、アッという間に伸びて成長してしまいます。
筍は、なんと1日で最大1mも伸びる場合もあるそうです、
その驚異の成長力バワーにはビックリですね!(@_@)。
はて?筍は、なんでそんなに速く成長できるのか?と疑問に
思って理由を調べてみた。
筍の成長スピードの秘密とは。
1,他の植物は、茎の先端で細胞分裂をして大きく成長していくのに比べ、
竹は60個ほど有る節毎に、帯状に成長するための細胞が集まっており、
その沢山の節毎にどんどん伸びてニョキニョキ大きくなるのだそうです!
2,竹の中身は節のお皿以外何もなく、中が空洞になっているため、中身
がぎっしりと詰まっている他の木等に比べ、中身が詰まっていない分、
余計な労力がかからず、大きくなるのに時間がかからない!
3,竹は地下でつながっていて、筍もその地下茎から出てきていますから、
生長に必要な栄養を他の竹からどんどん供給されるので、普通の植物
よりも急速に生長することが出来ます!
竹は、竹の子が生える春たけなわの頃に地中の筍に養分を取られ
てしまうため、古葉の色があせはじめ黄色みを帯びた褐色となり、
やがて落葉します。
竹の枯葉が落葉した竹林の道。
この様子が草が枯れたり木々の紅葉に似ているところから、
「竹の秋」と呼ばれています。
「竹の秋」の発生原因は、成長する筍にどんどん養分を取ら
れてしまうためだったんですね!。