今日4月19日は、二十四節気の「穀雨」。
「立春」から始まり「雨水」「啓蟄」「春分」「清明」と続いた春の
節気の最後が「穀雨」。
「穀雨」は百穀を潤す雨という意味で、この頃に降る春の雨が田畑を
潤し穀物の成長を促します。
穀物だけでなく雨は花の父母と言われる様に、草花たちにとっても親
の愛情のように身にしみる雨なのでしょう。
桜前線が通り過ぎると、アッという間に野山は新緑が萌えだしてやが
て季節は万緑の初夏へと移り変わって行きます。
行く春を惜しむとともに、時の流れの速さをつくづく感じてしまいます。
今日の画像は、新緑に萌える野に咲く花に来た、蝶たちをアップします。
ムラサキハナナで扱蜜するアゲハチョウ(ナミアゲハ)。
クロアゲハ。
ハルジオンの花で扱蜜するモンシロチョウ。
スジグロシロチョウ。
ベニシジミ。
ウラナミシジミ。
麗らかな春の野で、虫捕り網で蝶々を追いかける女の子。
「穀雨」の終わりの頃には、♪夏も近づく八十八夜~と
歌われている様に、次はもう夏の節気の「立夏」です。