伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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群馬県知事に外国籍児童の教育支援をお願いしました

2010-11-29 21:24:40 | 外国籍児童
私が今取り組んでいる、
外国籍児童の教育問題について
大澤群馬県知事に話を聞いて頂きました。

「県友会」という県庁退職者の総会が
今日のお昼に開催されました。
私は若輩者ですが、退職者の一員なので
昨年に引き続き出席しました。

県友会には、
群馬県社会福祉協議会の会長さんなど
外国籍児童の福祉や教育のために
力になってくれそうな先輩が
たくさんいらっしゃいます。

私は先輩方に、
外国籍児童の教育の必要性や
それを支援しているICSの活動を
ぜひご紹介しようと思い、私が作成した
ピンク色の「ただみのる通信」を
20部くらい持参しました。

思いがけず、知事も出席されたので、
ご説明しました。

桐生市の小学6年生の女の子が
いじめで自殺した件について、
新聞によると女の子の母親がフィリピン人だったことが
いじめの一因と考えられること。

伊勢崎市には、桐生市よりも遙かにたくさんの
外国籍児童が住んでいること。

日本の教育基本法では
外国籍児童は就学義務がないので、
日本の小中学校へ来れば受け入れるが、
入学しない場合は、就学の有無はおろか
人数すら把握されないこと。

外国籍児童が無就学のまま成人しても
将来就職など困難で
個人的にも社会的にも大問題となること。

外国人学校は学校としての
公的補助がないため、
親の授業料が子ども一人あたり
最大5万円にもなること。

不況により、授業料が払えず
児童が辞めて、外国人学校が
つぎつぎと閉鎖されたこと。

伊勢崎市には
カイラン教授が運営するICSがあるが、
文部科学省の「虹の架け橋教室」事業が
来年度で終了するため、
その後の経営が困難なこと。

国へ制度の延長を
桑原衆議院議員を通じてお願いしているが、
だめだった場合、県と市の助成をお願いしたいこと。

以上の内容をご説明しました。
大澤知事からは、
「話はわかりました。担当の課へどんどん行って下さい。」
と言って頂きました。

12月市議会がおわりましたら、
教育委員会、児童福祉、外国人との多文化共生などの
所管課へご相談に行きたいと思います。

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