ブレーカーは切れてないのに 家の電気が一部つかない

事務所は２階建てですが、
１階の東側のコンセントと電灯、
２階の東側の電灯とコンセントがつかなくなりました。

２週間くらい前からだと思いますが、
普段使わない部屋とコンセントなので、
気が付きませんでした。

１階の事務室内の電灯は、
普段は全部つけないので、なんとかなっていました。
台所は一部のコンセントが使えない中途半端な状態。

使えない部分もありますが、
パソコン等、普通に使えるコンセントと照明もあったので、
屋内の電気配線の問題だろうと思い、
渡辺電機サービスさんに原因を調べていただきました。

すると、
家の中の配線の異常ではなく、電柱のヒューズが切れている
とのことでした。
「電柱のヒューズ？」

電柱から家に３本ほど電線がきており、
その一つが全く電機が来ていないので、
電柱のヒューズ切れ、との診断でした。

東京電力に電話して事情を話すと、
すぐに復旧の工事車両が来て、
無料で直してくれました。
（電柱は東電の持ち物なので）





電柱から各家庭へ電線を引き込む分岐の場所に、
このようなヒューズがあります。
これはひとつ５０Ａが上限だそうです。



ヒューズが切れると、このように
らせん状の黒い線が現れるそうです。
この写真では少ししか出ていませんが、
全体に出る場合もあるそうです。



ヒューズも寿命があり、１０年くらいだそうです。
そのほか製品の品質の問題や、
近くに落雷などがあると切れることもあるようです。
念のために切れていなかったもう一本も換えてくれました。

今まで、
掃除機が動かなくなったり、
冷蔵庫が動かなくなったりして、
もう古くなったから寿命だろうと思っていましたが、
コンセントに電気が来ていなかったのでした。



熱い中、迅速に復旧していただきまして、
ありがとうございました。
電気のありがたみを感じております。

皆さんも、ブレーカーは切れてないのに
家の中の電気が一部使えない、という症状があるときは、
東京電力に電話してみてください。



（参考）
・東京電力は、今年の４月から３つの会社に分社化されました。

　※東京電力パワーグリッド株式会社は、送配電事業の中立性を担保するため、
　　他の2つの事業会社とは異なる独自商標を使用します。