市議会本会議に出席しました。
近年、さまざまな行政課題に対して
原因の複雑化と共に「ニーズの多様化」が言われます。
昔の人はみんな同じ考え方で同じニーズだったけれど、
急に多様なニーズが出現してきたのでしょうか?
そうではないと思います。
もともと人間は考え方や価値観、好みなどは人それぞれ。
歴史的背景を考えてみましょう。
景気の変動 . . . 本文を読む
(解決するための方向は正しいか)
国も自治体も少子化対策に躍起になっています。
「子どもが少なくなっている、
このままでは社会を支える働き手(納税者)が足りなくなる、
それでは大変なので子どもを増やそう!」
という条件反射的な単純思考に思えます。
「子どもが減っているから、増やそう!」
問題の本質から考えると、この対処の方向は正しい . . . 本文を読む
経済産業省「未来人材ビジョン」が公表されました。
それを紹介したPRESIDENT Onlineの記事がとても分かりやすいので
経営や人材育成、キャリデザイン等に関心のある方は必読です。
「未来人材ビジョン」とプレジデント・オンラインの記事を
かいつまんでご紹介します。
詳しくは両方のリンク先をご精読ください。
1 日本企業の従業員エンゲ . . . 本文を読む
(脱炭素社会とは?)
「脱炭素社会」という言葉を聞くようになりました。
無条件で良いことのように使われていますが、
意味するところは何なのか?
人間の体は多くの炭素からできているし、
ヒトは有機物を食べなければ生きていけません。
「脱炭素社会」とは「炭素を全く使わない社会」を目指しているのか?
そんなはずはないので調べてみました。
& . . . 本文を読む
うまく言えませんがが雑感です。
現代は社会の構造やお互いの関係が揺らいでいます。
これまでの単純な延長では、未来はどうやらうまくいかないようです。
人類を取り巻く環境として、気候変動だけでなく、
国相互の関係や環境破壊、放射能汚染など、
大きなレベルで人類が存続できるのか
問われているように感じます。
人間がひとつの生物として
地球上で生きていくため . . . 本文を読む
日経ビジネスに企業の人材育成について
興味深い記事がありましたので要点をご紹介します。
詳しくはリンク先をお読みください。
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南場 智子 ディー・エヌ・エー(DeNA)会長
「プロパー信仰を捨て『寄り道プレミアム』をつくろう」
2021.8.30
〇優秀な若者の起業が増えてきたが、
学生の大部分は大 . . . 本文を読む
大きな障害の壁を乗り越えていく
画期的な解決策がブレイクスルー。
どうすればブレイクスルーを見つけられるのか?
いままで私は「発想の転換」が必須と思ってました。
つまり、固定観念やバイアスにとらわれず、
「新しいものの見方」にまず気づくことで、
解決策を考えるヒントを得よう、
その上で、解決策を考えようという手順です。
本日、ブレイクスルーを見つける . . . 本文を読む
松村圭一郎著「はみだしの人類学」NHK出版
文化人類学は、さまざまな地域の人がどのような文化を持ち
私達と異なる生活をしているかなどを調べる学問。
かつては暗黙の前提として、先進文化である
近代西洋文明に対して、未開の文化を調べる、
という姿勢でした。
現代では、異なる文化や価値観に優劣はないと気づき、
地球の中で異なる文化や価値観を持つ人たちが、
. . . 本文を読む
(なぜトヨタを3年で辞めたのか)
トヨタに就職して3年で辞めた高木さんの回想録の感想。
大企業やお役所で働いている方には、
とても身につまされる話。読む価値アリ!
高木さんがトヨタが好きだったけれど辞めた理由は「閉塞感」。
彼が辞めるころ、同期で人事部に入った半数以上が辞めていました。
著者が感じていた会社の「閉塞感」を因数分解してみると . . . 本文を読む
連続して本をご紹介してきました。近代西洋資本主義の枠組みは行き詰まっており、それに代わる新しい価値観と暮らし方を見つけることが今の課題と考えています。大きな枠組みをどう見直したらいいのか。
私は、現在の金儲けが最優先の社会でなく、ヒトが幸せになれる「新しい」社会のありかたを提案したいのですが、その議論の前提となる「現代社会で主流の考え方」について、知らない方もいらっしゃるようなので、あえてご紹介 . . . 本文を読む