伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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未来塾 外国籍児童の教育支援

2019-02-04 18:11:09 | 外国籍児童
2月1日の朝日新聞群馬版に、
外国籍児童の教育支援が、大きく掲載されました。
詳しくは紙面をご確認ください。



記事では伊勢崎市の「未来塾」を紹介。
元学校の先生だった方などが、
ボランティアで外国籍の児童・生徒の
教育支援をする活動です。

伊勢崎商業高校に通うアリ・ラレブさんが紹介されています。
彼女は15歳の時にパキスタンから来ましたが、
日本語がわかりませんでした。



学齢を過ぎていたので中学校へに入学できず、
中学卒業程度認定試験に合格しなければ
高校受験もできません。

そんなとき、ボランティアが伊勢崎市内で運営する
「未来塾」を知り、猛勉強。
17年に合格し、翌年高校に入学できました。
よかったですね~。


(安定経営へ)

「未来塾」の活動資金は、以前はJTや共同募金会などの
助成金が頼りでした。そのため打ち切られると、
直ぐに活動ができなくなる不安定な経営でした。

当時、私は未来塾を何度も見学させて頂きました。


   
ボランティアの皆さんが外国籍の子どもたちを教え、
子どもたちが熱心に、生き生きと学ぶ姿を見て、
私は市議会で質問したところ、
伊勢崎市教育委員会も、未来塾の活動を高く評価していました。



全国的に見て、伊勢崎市は外国人が特に多く住む
外国人集住都市の一つです。
そのため、外国籍児童も大勢小中学校に通っています。

日本語がよくわからないと、学習に支障があるばかりでなく、
同級生とトラブルになったり、孤立する恐れもあります。



私は外国籍児童の教育支援の必要性について
市議会で何度も取り上げました。その結果、
2016年から、伊勢崎市の委託事業として
安定して「未来塾」を実施できるようになりました。


たくさんの関係者の皆様、
ご理解・ご協力ありがとうございました。



今回の記事を見て、
このような重要で素晴らしい取り組みが、
市からの委託費によって継続されていて
ほんとうによかったと感激しました。

「未来塾」を運営したり、子どもたちを教えて下さっている
たくさんのボランティアの皆さん、ありがとうございます。
国籍に関係なく、すべての子どもたちに幸せになってもらいたいです。

 「子どもたちに、すばらしい未来を!」








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