ここは仕事場の東向に面する部屋の窓
時刻は午後6時53分
右側の窓ガラスにはLED電灯が反射して写っているがそれは今回は関係ない
その左の窓ガラスの方に白い小さな光点が写っている
それをカメラを望テレ側にズームさせると
じゃん!
このような感じ
お月様が欠けている
少し星に興味あられる方は
『おや?』
と、思われるかもしれない
午後7時に東の空、低空にある月
この条件であれば、月は満月に近い形をしているはずなのにここでは半月
ここまで言えばピンと来る方も多いでしょう
その日は10月8日、皆既月食の日である
まだ仕事場である
午後6時14分頃に欠け始めた月
どんどん欠ける量が大きくなっていく
そのスピードは意外に早いのである
仕事場から家に自転車で帰り
今度は自宅の庭から月に向けて写真を撮った
望遠レンズに交換して250mmにて拡大してみる
赤みがかった月がぼんやりと浮かんで写った
時刻は午後7時36分
先ほど欠け始めていた月は、完全に地球の影に入り込み明暗の差がなくなっている
その影の部分をたっぷり露出をかけて撮影するとこのように赤みがかった月になるのだ
でも、なんで?
ピンぼけではない
もう一度撮影してみる
更にひどくなっている
カメラは望遠鏡の雲台にカッチリ固定している
レンズをワイド側にしてもう一度撮影してみた
ワイド側にしても微妙に斜め方向に伸びている
更に
一番ワイド側へレンズをシフトさせると
今度は大丈夫そう
たっぷりと露出をかけてみた
少し分かりにくいが、まわりにある星が見えていた
トリミング拡大してみる
このように月と星とが同時に写っている写真
普通の満月では月が眩しすぎて絶対にこのようにはならない
これは翌月11月7日の午後6時30分に撮影した明るい満月の時写真
もちろん
まわり星などはいっさい写らない
まあ、特別明るい1等星などがあれば別であるが
この強烈な明かりのために
月夜の時は、星があまり良く写らないので
天体撮影には適していない
実に星の撮影にとっては邪魔な存在であるのだ
さて
写真の方は皆既中の月に戻る
ちょっと月は露出オーバーになっているが
きちんとまわりの星が写し出されている
オーバー気味なので今度は路線時間を少なくして撮影
トリミング拡大してみる
先ほどの
"ブレ"の原因が分かった!
これはキャノンの望遠ズームレンズを使用しているのだが
これにはIMAGE STABILIZERというブレーク防止の装置があるのだが
そのスイッチを誤ってONにしていたのだ
ブレ防止の装置を間違ってONにしていたため、逆に月がブレてしまった
という皮肉な結果になっていた

右側の窓ガラスにはLED電灯が反射して写っているがそれは今回は関係ない
その左の窓ガラスの方に白い小さな光点が写っている
それをカメラを望テレ側にズームさせると

このような感じ
お月様が欠けている
少し星に興味あられる方は
『おや?』
と、思われるかもしれない
午後7時に東の空、低空にある月
この条件であれば、月は満月に近い形をしているはずなのにここでは半月
ここまで言えばピンと来る方も多いでしょう
その日は10月8日、皆既月食の日である
まだ仕事場である
午後6時14分頃に欠け始めた月
どんどん欠ける量が大きくなっていく
そのスピードは意外に早いのである
仕事場から家に自転車で帰り
今度は自宅の庭から月に向けて写真を撮った


時刻は午後7時36分
先ほど欠け始めていた月は、完全に地球の影に入り込み明暗の差がなくなっている
その影の部分をたっぷり露出をかけて撮影するとこのように赤みがかった月になるのだ
でも、なんで?
ピンぼけではない
もう一度撮影してみる

カメラは望遠鏡の雲台にカッチリ固定している
レンズをワイド側にしてもう一度撮影してみた

更に
一番ワイド側へレンズをシフトさせると

たっぷりと露出をかけてみた
少し分かりにくいが、まわりにある星が見えていた


普通の満月では月が眩しすぎて絶対にこのようにはならない
これは翌月11月7日の午後6時30分に撮影した明るい満月の時写真

まわり星などはいっさい写らない
まあ、特別明るい1等星などがあれば別であるが
この強烈な明かりのために
月夜の時は、星があまり良く写らないので
天体撮影には適していない
実に星の撮影にとっては邪魔な存在であるのだ
さて
写真の方は皆既中の月に戻る

きちんとまわりの星が写し出されている
オーバー気味なので今度は路線時間を少なくして撮影


"ブレ"の原因が分かった!
これはキャノンの望遠ズームレンズを使用しているのだが

そのスイッチを誤ってONにしていたのだ
ブレ防止の装置を間違ってONにしていたため、逆に月がブレてしまった
という皮肉な結果になっていた
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