最近になってやっと天気が晴れの日が多くなった
その日も秋の澄みきった空で朝からずっと晴天であった
夜になって星が見え始めたので、久々に愛機Nikon D610を取り出して庭先で星空を撮影した
北の方角にカメラを振ると、北極星と北斗七星が見えている
星座で言えば『おおぐま座』と『こぐま座』になる
ちょっと分かりにくいが、これが北斗七星
柄杓(ひしゃく)の部分が中央やや右下にあり、柄が画面で言えば左上に伸びているがお分かりになるだろうか
北斗七星は北斗七星からは西に位置するので、このあと日周運動により沈んでしまう
今度はカメラを左へ向ける
夏の天の川の南方が写った
この写真で言えば、右下に『さそり座』
その上方に『へび座』
天の川の中央(一番天の川が太い所で、銀河の中心方向になる)が『いて座』
画面の上の方は『たて座』になる
地平線の黄色い光は、近くのグランドの照明によるもの
この様に空が済みきった夜空でも邪魔になるものだ
これを天文通は『光害』と言う
午後10時以降には大体消えるのだが…
天の川を画面を縦方向に変えてもう一度写してみる
『いて座』の天の川の中心を、やや望遠で狙ってみた
画面の中心より下に大きく天の川の明るい塊があるが、これは『いて座のスタークラウド』と呼ばれ、ここは暗黒星雲がなく空が暗い所で見れば誰でも気付くであろう
『スタークラウド』を説明したなら、これもついでに案内しよう
画面の中央から少し上に行ったところに(この写真では、やや左にずれている)にそれより小さな星の塊がある
これはM24(スモールスタークラウド)と呼ばれるところ
それと
見立つのが中央の赤い星雲であろう
M8(干潟星雲)と呼ばれ、双眼鏡で簡単に確認するこが可能だ
星雲の中心には散開星団も存在する
小さくて分かりにくいが、そのM8よりちょっとだけ北(上)の方向にM20(三裂星雲)、M21(散開星団)がある
画面下には、『さそり座』の尾の部分になるが、肉眼でも見える大きな散開星団M6とM7がぎりぎり写っている
他にもまだあるが、これくらいにして次へ
今度は天頂にカメラを向けた
七夕の時に登場する織姫と彦星はどこかと言うと
織姫の方が明るくて、これでは画面中央右上にありこのフレームの中では一番明るい星
『こと座』のアルファ星になる
彦星は中央やや左下にあり、『わし座』のアルファ星
両者が挟むように夏の天の川が中央縦方向に流れている
それと
画面上に『はくちょう座』があり、そのアルファ星が『デネブ』という一等星
織姫と彦星、それとその『デネブ』を結ぶと
いびつな三角形になるが、『夏の大三角』と呼ばれている
その『はくちょう座』をアップでとらえてみた
肉眼では見えない赤い星雲が点在するのが分かるのだろう
その日も秋の澄みきった空で朝からずっと晴天であった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/56/fffb915f66edace73b5cefa9c01492de.jpg)
北の方角にカメラを振ると、北極星と北斗七星が見えている
星座で言えば『おおぐま座』と『こぐま座』になる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/42/3a012e3a738860becbfc56092a46eb10.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/0a/942da9f30c1b86768bd8f1aca6dc4498.jpg)
北斗七星は北斗七星からは西に位置するので、このあと日周運動により沈んでしまう
今度はカメラを左へ向ける
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/36/dc447463eabf4ffb1a972658952bc261.jpg)
この写真で言えば、右下に『さそり座』
その上方に『へび座』
天の川の中央(一番天の川が太い所で、銀河の中心方向になる)が『いて座』
画面の上の方は『たて座』になる
地平線の黄色い光は、近くのグランドの照明によるもの
この様に空が済みきった夜空でも邪魔になるものだ
これを天文通は『光害』と言う
午後10時以降には大体消えるのだが…
天の川を画面を縦方向に変えてもう一度写してみる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/71/95df7cfc244b6b89426e3d8b18320d4f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/23/20190a723909e0a2efabbef027dcac54.jpg)
『スタークラウド』を説明したなら、これもついでに案内しよう
画面の中央から少し上に行ったところに(この写真では、やや左にずれている)にそれより小さな星の塊がある
これはM24(スモールスタークラウド)と呼ばれるところ
それと
見立つのが中央の赤い星雲であろう
M8(干潟星雲)と呼ばれ、双眼鏡で簡単に確認するこが可能だ
星雲の中心には散開星団も存在する
小さくて分かりにくいが、そのM8よりちょっとだけ北(上)の方向にM20(三裂星雲)、M21(散開星団)がある
画面下には、『さそり座』の尾の部分になるが、肉眼でも見える大きな散開星団M6とM7がぎりぎり写っている
他にもまだあるが、これくらいにして次へ
今度は天頂にカメラを向けた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/d5/0dae08cd35bab20c1dc1c271ae4845d1.jpg)
織姫の方が明るくて、これでは画面中央右上にありこのフレームの中では一番明るい星
『こと座』のアルファ星になる
彦星は中央やや左下にあり、『わし座』のアルファ星
両者が挟むように夏の天の川が中央縦方向に流れている
それと
画面上に『はくちょう座』があり、そのアルファ星が『デネブ』という一等星
織姫と彦星、それとその『デネブ』を結ぶと
いびつな三角形になるが、『夏の大三角』と呼ばれている
その『はくちょう座』をアップでとらえてみた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e3/a1b8d3f640d119a35bb23bdc702dcb87.jpg)
固定撮影時の写り方が全然違いますねー
感度もいいしノイズが少ないですね
絞りF3.5 露出30秒
感度は天頂では3200まで上げられます
同じコマを5~6枚撮影して加算コンポジットさせました
あとは…
無理矢理画像処理します(((^_^;)