三瓶山は貴重な植物の宝庫です。
晩秋になってくると、草花も種子を残し、次世代に繋ぎます。
西の原コースは、日当たりがよくまだ、秋の花が残っていました。
リュウノウギク(竜脳菊) キク科
今が満開です。登山道にたくさん咲いていました。
名前の由来は、茎や葉に竜脳のような香りがするから。
コウゾリナ(剃刀菜)キク科 茎は鋼毛が密生するため、剃刀のようだから。
ヤマハッカ(山薄荷) シソ科ヤマハッカ属
名前にハッカが付くけど、ハッカの香りはしない。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)キク科アキノキリンソウ属
ホソバノヤマハハコ(細葉の山母子)キク科ヤマハハコ属
リンドウ(竜胆) リンドウ科
ママコナ(飯子菜) ゴマノハグサ科ママコナ属
ママコと聞くと、継子と思いがちですが、花弁の下唇の白班がご飯粒に似ているから着いた名前
イヨフウロ(伊予風露)別命四国風露 フウロソウ科
大きな花が咲いていました。この葉も赤く紅葉すると綺麗
マツムシソウ(松虫草) マツムシソウ科
一度刈り取られた後、再度花をつけている。
2年目に咲いた花は、世代交代かな・・・頑張って!
オヤマボクチ(雄山火口)キク科ヤマボクチ属
葉がヨモギのように乾燥すると、火がつきやすいから、火口(ほくち)と呼ぶ。
急坂を登っていると、目の前に大きな花が、ひょっこり!
以上の花以外にも、ツリガネニンジン、イナカギク、カワラナデシコも僅かに
咲き残っていましたが、写真を失敗しました。