晴れたら花巡り

晴れたらアウトドア。草花が大好きで、野山を散策しています。

里山にも行ってます。

いろいろな猫の目草

2021-04-27 21:15:27 | 植物 草花

ネコノメソウ(猫の目草)ユキノシタ科の種類を集めてみました。

4月の峡谷や湿った所で、咲いていました。

 

シロバナネコノメソウ(白花猫の目草) 

初めての出会いでした。

猫の目草の花は目立たない花ですが、こちらは白い花(萼片)に紅い杓が可愛い花です。

驚くほど群生でした。

「白花猫の目草」には毛が生えていて、杓の花粉が白色なのだそうです。

 

よく似た花にハナネコノメソウがありますが、この違いをよく比べてみようと

いつも見られるところを訪ねましたが、土砂で流されていました。

 

 

ヤマネコノメソウ(山猫の目草)

ヤマネコノメソウは葉が互生しています。

 

ネコノメソウ(猫の目草) 別名ミズヤマネコソウ(水山猫の目草)

水の流れるような湿った所に生えていて葉が対生しています。

 

ボタンネコノメソウ(牡丹猫の目草)

苞葉が黄色で萼片が暗赤褐色

 

コガネネコノメソウ(黄金猫の目草)

よく見ないと見つからないぐらい小さいです。

花(萼片)はやがて黄金色になります。

猫の目草は目立つ花ではありませんが、面白いです。

 

                         

 

今日は月一回の歯科健診に行ってきました。

歯科医院は連休前で多かったです。コロナ禍で行きたくないけど歯周病予防で続けています。

 

山歩きは、マスク、手袋をしていると暑くなってきました~💦

人の居ない所や時間を選んで行って、除菌シートやスプレーを必ず持ち歩いています。

でも疲れますね・・・自然の中に居るのだからコロナのことは忘れたいですね!

「必ずコロナに勝つ」と信じて頑張りましょう!!

 

 

 

 


峡谷の草花(4)

2021-04-25 21:52:23 | 植物 草花

少し以前になりましたが、備忘録として載せます。

例年ほぼ同じ時期に訪れるのですが、表年裏年があるのか、多く咲いているのもあれば

全く咲かない花もありますから不思議です。

 

ジュウニヒトエ(十二単) シソ科

雅やかな花を想像しますが、実はこのような花です。

花が重なって咲く様を日本の伝統装束の十二単に見立てた名前。

 

ミヤマカタバミ(深山方喰) カタバミ科

深山のカタバミということですが、山裾の湿った所でも多く見られます。

陽が射さないと開きませんが、ちょうど綺麗に咲いていました。

 

スズシロソウ(蘿蔔草)アブラナ科

スズシロ(蘿蔔)とは大根の漢名ですが、4弁花が大根の花に似ているから着いた名前。

匍匐枝を出して広がっていき谷筋や崖などに群生します。

 

タチツボスミレ(立壺菫) スミレ科

 

アカフタチツボスミレ(赤斑立壺菫)スミレ科

葉の葉脈が紫だったので、この名前かと・・・

 

ヒカゲスミレの仲間 タカオスミレ?でしょうか。

スミレは種類が多くて難しいです。

 

カノコソウ(鹿の子草)オミナエシ科 別名春オミナエシ

花が集合した姿が鹿の子絞りに似ているから。

 

ヤマブキソウ(山吹草)ケシ科

山吹の花に似ていますが、木ではなく多年草。

山吹の花に似ているから着いた名前で、4弁花です。

 

ケスハマソウ(毛州浜草)キンポウゲ科

ミスミソウ(三角草)の仲間でミスミソウは葉先が尖っていてスハマソウは葉先が丸く

弧状になった三角州のような形をしているから、そして毛が生えている。

その区別が難しいです・・・

 

ユキザサ(雪笹)ユリ科

これは蕾ですが花が咲くとちょうど

笹の葉に似た葉の上に雪が積もっているように見える目を引く草花です。

 

カテンソウ(花点草)イラクサ科

米粒のような小さな花です。

どこでも見られていたのですが、最近は久しぶりに会えた花です

 

ナツトウダイ(夏燈台) トウダイグサ科

トウダイグサの仲間です。

この花の名前は一度見たら忘れられません。

春に見られる花ですが夏燈台です。燈台とは皿の上に油を注いで部屋の灯りに使う

燈台に似ているから着いた名前だそうですが、面白い形をしています。

撮影日4月6日 庄原市

 

再確認しましたが誤りがありましたらお許しください。

 

 

 


カタクリ

2021-04-18 08:21:05 | 植物 草花

 

カタクリ(片栗)ユリ科 別名初百合 古名カタカゴ(堅香子)

鱗茎を片栗粉に用いられたから着いた名前。

現在は馬鈴薯のでんぷんを片栗粉として使用されています。

 

 

今年は群生地には行けませんでしたが、木漏れ日の木陰にに静かに咲いているのも

いいものです。

 

 

花弁は気温の上昇によって開いたり閉じたりします。

 

春の妖精という名前に相応しい花です。

4月6日撮影 庄原市

 

 


峡谷の草花(3)

2021-04-14 23:40:36 | 植物 草花

ニリンソウ(二輪草) キンポウゲ科

川岸に白い花が目に付きました。

遠いのでよく見えないので、望遠で覗くとイチリンソウに見える・・・?

少し歩くとイチリンソウの群生かと思っていたらニリンソウ(二輪草)でした!

今まで見たかった春植物の二輪草でした。

他県で一度僅かに咲いていたのを会ったことがあるのみです。それも10年前ぐらい。

こんなに咲いているのを見るのは夢のようです。

まるで絨毯のようで、目を疑いました。

これは三輪咲いているから三輪草かしら( ^ω^)・・・

こんなに沢山咲いているのを見ると植物が危機感を持って種を残そうとしているので

は?と思うほどでした。

以前にも、大量に群生していた貴重な植物が翌年行って見ると見る影もないなんて事が

何度あったことでしょう。

 

こちらは一輪草

一茎に一輪花をつけるから一輪草、二輪つけるから二輪草・・・わかりやすいですね。

こちらは蕾、奥の方に少し群生していました。

 

きれいな瑠璃色の花はヤマルリソウ(山瑠璃草)ムラサキ科

きれいな色ですね~♫

咲き始めはピンク、徐々に色が青くなります。

山で会える好きな花の一つです~

撮影4月6日 庄原市