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野毛で 「しったか」 を食す @ 『鷹一』


居酒屋チェーン店がほとんどなく、個人経営の店のあつまる横浜桜木町「野毛飲食店街」。出張のついでに後泊し、天然ものの魚で人気の「鷹一」さんに行ってきました。17時開店直後に入店したので何とか小上がり席に座れましたが、続々と予約客が入り、17:15にはほぼ満席。噂に違わぬ人気店です。この日も真夏日だったので、とにかく生ビールですね。シラスの酢味噌和えの突出しと共に出てきたのは、お上品なサイズのグラスに注がれたサントリーモルツです。甘いです(涙)。僕の最も苦手な銘柄です。

 注文は刺し盛りにしましょうか。
「刺し盛りはおひとり様3000円からになります」
「じゃ3000円のを二人前お願いします」
「刺し盛りは少々御時間がかかりますので、ほかに早くお出しできるものはいかがですか
「そうですか。どれがはやくできるのかな」
「メニューのこちらにございます」
「おっ しったかがあるじゃないですか。これ塩茹でですか」
「いえ、酒蒸しです」
「いいですよいいですよ しったかお願いします」

 待つこと1分。でてきたしったかは かなりのおおきさのが6個です(冒頭の写真は本文とは関係ありません)。子供のころは「待ち針」で食べてましたが、さすがに飲食店が針をだすわけにはいかないので、大きめの爪楊枝がついてます。これをブチュっと刺して、貝の方をくるくる回すと、最後まできれいに身が取れます。見た目は一見「ウ○チ」みたいです(笑)。味は、もちろん美味しい!!。ビールに合いますね。合うがゆえに かえずがえすも サントリーモルツなのが残念です(僕もしつこいね)
 
 つきだし、しったか、そしてあと一品「ワサビの皮の酢の物」をつまみながら、ビールのおかわり、冷酒の300ml瓶を開け、2本目の冷酒を頼もうとしたときに、ようやく刺し盛り(6000円)が来ました。注文して既に40分経過。ふたりでチビリチビリしていたもんだから、お腹は中途半端に膨れ、せっかくの刺し盛りも食べ切れず半分残してしまいました。たいへんもったいないことをしました。

 魚は、当然三浦湾あたりから直送されているんだろうから 東京ほどまずくはないけど、「金沢人が6000円だしてありがたがって食べるまでもない」が率直な感想。あと、どんなに店が混んでいようと、刺身だすのに40分はかかり過ぎです。横浜の人が我慢強く待っていられるのは、毎朝満員電車に揺られ長距離通勤している関東人気質故かな。

 でも、そういうマイナスポイントを差し引いても、しったかを食べられたのはよかったです。ごちそう様でした。

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