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修学旅行の思い出 ~ 葛飾区の無償化の報を受けて

 

  夕方に、ボケ~っと(いつものことですが)テレビを見ていたら、ニュースで、東京は葛飾区で、小中学生の修学旅行の費用を無償化するとの報道を見た。葛飾区だって財源は厳しいので、他の予算をやりくりして捻出するとのこと。

 

 この区の方針についての街頭インタヴューも報じられていた。そのなかのひとりが「なかには就学旅行の費用を出せずに、留学旅行に行けない子もいるかもしれないので、区の方針はいいことだと思います」と答えた人もいた。

 

 そうだね、今の時代は今の時代なりの「貧困」があるけど、小生が子供のころの昭和40年代には、その時代の「貧乏」と言う根深い問題があった。でも、小学校や中学校の修学旅行で、行かなかった子はいなかった。それはなぜか??

 

 当時も、もちろん経済的理由で、修学旅行参加が困難な子がいたと思う。それは日ごろ学校で、毎日接していれば、容易に推測できますわな。ではなぜ、修学旅行に参加できたか?。

 

 それは、お父さんやお母さんが、それこそ、食べるものも食べず、戦中や戦後の自らの子ども時代のつらい思いを、この子らにさせてなるものかと、必死になって費用を長い期間かけて捻出したんだと思う。たぶん、僕の両親もそうだったんだなと思う。だって、僕の母親の大好物は「醤油かけご飯」だったもん(涙)

 

 でも、親って、いつの時代も、そういうもんだなって思う。

 

 

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