
「相滝」を出たあと、「五十谷の大杉」に向かいました。山の中の一本道を、対向車も人にも全く出会わないで真っすぐ進むこと10分、右手に「五十谷神社」とともに、大杉が現れました。
いや~道から見るだけで、この一帯に霊気があふれていることを感じます。神社の奥が山の斜面になっていますが、深い緑に苔むした地面と杉木立が、神秘的な雰囲気を醸し出しています。大杉は、巨大な蛸の様にたくさんの枝を四方八方に伸ばしています。
説明版を見ると、樹齢1200年とあります。周辺の杉は植林したものでしょうが、この大杉は、1200年前からの姿をそのまま今に伝えています。きっとその当時は、この一帯、縄文時代から生き続けている杉の原生林だったんでしょうね。
古の人々が、大樹に人間の力の及ばない、「神」を感じ取ったのも、この場に立てば実感をもって理解できます。いや~こんなところが石川県にまだあったんですねえ。感動しました。
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