きままなドライブと写真、そして映画

晴れの日はドライブ・写真、雨の日は映画、曇りの日は・・・迷う

水郷 柳川

2022-12-30 20:45:29 | Weblog

新型コロナもあって、3年ぶりの孫との再会。
子供の成長はあっという間。

兄は小学校二年生から五年生へ。弟は幼稚園から小学校三年生へ。
もう顔も忘れられているだろうし、なじんでくれるかなあ。

杞憂だった。
すぐなじんでくれた。

成田から到着した福岡空港で。




娘ファミリーと柳川へ出かけた。
柳川と言えばうなぎ料理。
柳川のうなぎ料理はせいろ蒸しという、ほかでは味わえない調理法が特徴だ。
数あるうなぎ料理店の中でも最も有名なのが、1681年創業で340年の歴史を誇る老舗「元祖 本吉屋」だ。
タレをまぶしたご飯の上に焼き上げたうなぎの蒲焼を乗せ、金糸卵をあしらって、二度せいろで蒸す。
これが実にうまい。


孫の弟の方は、お菓子が大好きな反面、ご飯類などの主食をあまり食べないのが娘夫婦の悩みの種だ。
なので、うなぎを一人前頼んでもあまり食べないだろうから弟の分は注文をやめよう。
いや、一応注文して食べ残したら、大人三人で分けて食べよう。
ってわけで、結局、弟の分も注文することにした。
すると、予想に反して、一人前をぺろりと食べてしまったのにはみんな驚いた。
娘のダンナも、うなぎはあまり得意ではないが、今まで食べたうなぎのなかで一番おいしかった、と。
さすが、「元祖 本吉屋」!
今まで何回か来たことはあるが、ずっと長いこと来てなかったので、満足。

うなぎのあとは、柳川定番の川下り。



午後3時半頃、最初に訪れた船会社は午後2時半で乗船を締め切ったと言われ、乗れなかった。
冬で平日であり、利用客閑散期で営業終了が早いのかもしれない。
次に訪れた船会社も丁度「川下り」の旗をしまうところで営業終了の様子だったが、なんとか乗せてくれることになった。



船頭さんが船を漕ぎながら、柳川のいろいろなことを説明してくれる。



柳川出身の詩人・北原白秋。作家・檀一雄(女優・壇ふみの父)。
柳川出身の俳優・妻夫木聡。歌手・德永英明。
ジョン・レノンの妻オノ・ヨーコの実家(日本興業銀行総裁を務めた祖父の家)。
松岡修造が心機一転テニスに集中するため東京から入学した柳川高校。
などなど。






火鉢を入れたこたつで暖をとりながら船は進み、途中の店で甘酒と団子を買う。



北原白秋の「待ちぼうけ」の像。
待ちぼうけ 待ちぼうけ ある日せっせと野良稼ぎ









孫はやっぱりかわいいな。

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コチドリ

2022-12-24 20:28:54 | Weblog

千鳥足、めんない千鳥、霞に千鳥、千鳥掛け、千鳥ヶ淵、千鳥格子、千鳥草、福岡銘菓・千鳥饅頭・・・

千鳥=チドリは種類が多く識別が難しいとされている。
ややこしいのは、同じチドリでも羽毛が夏バージョンと冬バージョンがあることだ。
ってわけで、チドリの種類を見極めるのが面倒で、このチドリは「コチドリ」と決めつける。









サカツラガンという絶滅危惧種で滅多に見れない鳥が野多目池に来ていると聞いたので、探してみたが見つからず、たまたまいたコチドリを撮って帰ることにした。
カメラをリュックにしまい、歩きかけようとしたその時、ミサゴがひらひらと飛んできて、「ミサゴだ!」と思う間もなく、目の前で水に飛び込んだ。
水上に飛び出したミサゴはしっかりと魚を捕まえていた。
魚を掴んだまま池の上を飛び回り、けっこう近くまで飛んできたりしたあと、どこかに飛び去った。
望遠レンズでなくても、肉眼で魚を捕まえたことがわかるほどの距離だった。
ミサゴが魚を捕獲するシーンが撮りたくて野多目池に来ているのに、千載一遇のチャンスを逃してしまった。
というか、この運の悪いこと。
カメラを出していれば距離も近くばっちり撮れていたのに。
ガクッ。

そういえば、かつて子供たちがまだ子供だった頃、うちはクリスチャンじゃないのでわが家はクリスマスは関係ないと言い放っていた。
でも、友達んちはクリスチャンじゃないのにケーキとかクリスマスプレゼントとかやってるよ、と不満げに子供たちが言う。
ヨソはヨソ、ウチはウチ、と突っぱねた。
とはいえ、取引先にはケーキ屋さんもあれば玩具メーカーもあり、営業協力ということで、結局のところ、ケーキを買い、オモチャやヌイグルミを買っていた。

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横断歩道で止まらぬ車

2022-12-22 20:16:45 | Weblog

歩行者無視の横断歩道
あまりにひどいので、スマホで録画。
でも、きりがないので、やめた。






近くに小学校があり、登下校時にはたくさんの小学生が歩く道なのに、ルール無視の車が多いのは心配ではある。
さすがに、大人の歩行者は無視しても小学生の歩行者は無視できないとは思うけど。

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久々のミサゴ

2022-12-18 19:11:53 | Weblog

ミサゴが池の上空を飛び回る姿はもう飽きるほど撮っている。
撮りたいのは、ミサゴが魚を捕獲するシーン。
でも、そんなことなど言えないかのように、この野多目池にミサゴがぱったりと来なくなってしまった。
最後にミサゴを見たのがいつか思い出せないほどだ。
もっとも、思い出せないのは、
老化による記憶力低下のせいかもしれないが。

この日、ほんとに久しぶりにミサゴの姿を見た。
長い期間見かけなかっただけに、久しぶりにミサゴの写真が撮れるのがうれしかった。
池の上をけっこう時間をかけて飛び回っていたが、魚が発見できなかったのか、やがて諦めてどこかに飛び去っていった。











冬になると野多目池にやってくるこの鳥、ずっとウミネコと思っていた。
改めて調べると、ウミネコは嘴に黒帯、赤斑があるが、この鳥には赤斑はあっても黒帯がない。


日本で見ることができるカモメは25種類もあり、そのなかで、よく見られるカモメは基本8種と呼ばれるらしい。

日本のカモメ、代表的な8種の特徴をご紹介! シロカモメ ワシカモメ オオセグロカモメ セグロカモメ ウミネコ カモメ ユリカモメ ミツユビカモメ | 鳥害タイムズ | エドバンコーポレーション (advan-group.co.jp)

ぱっと見似たようなカモメばかりだが、違いをチェックした結果、このカモメは多分セグロカモメと思われる。
カモメは群れをなすのが習性と思われるが、このカモメは単独行動で、海の鳥なのに何故わざわざ淡水の池にやってくるのか、謎だ。

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ワイヤレスイヤホン

2022-12-16 11:58:13 | Weblog

ウォーキングの友、ワイヤレスイヤホンがこわれた。
左側のイヤホンから音が出なくなり、ケースから取り出せば自動的にスマホと接続されるはずが接続されなくなった。
SOUNDPEATS というメーカーで、一年ちょっとでこわれたのはやっぱり中国製だからか。
急遽、ネットで探して、クチコミ評価が良かったJVCケンウッドのものにした。
もとの日本ビクターであり、日本製だから信頼感がある。
購入条件としているノイズキャンセリング機能と防水機能もついている。



新たなワイヤレスイヤホンが届いたので、SOUNDPEATS のイヤホンを処分しようと思い、その前に一応もう一度耳につけて状態をチェックしてみた。
すると、なんと、驚いたことに全く完全に従来通り機能する。
これはどうしたことか。

しかも、聞き比べをすると、JVCケンウッドは低音が物足りず、中高音もクリア度を増している分ちょっと耳障りに感じる。
SOUNDPEATS の歯切れのいい低音やとげとげしさのない中高音は、元気よく歩くためのアップテンポの曲にあっている。



ってわけで、JVCケンウッドのワイヤレスイヤホンはいつか登場の日が来るまで引き出しの中へしまわれることとなった。


                                                                                               SOUNDPEATS                                        JVCケンウッド


ウォーキングで元気よく歩くために聞くお気に入りの曲のなかから











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舞鶴公園の紅葉

2022-12-12 10:14:58 | Weblog

今年は暖かな日が続いて紅葉の色づきが悪い代わりに、12月になってもまだ落葉していない。

EOS 5D Mark IV + Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 28-85mm F3.3-4.0 で撮影



























EOS 5D Mark III +EF70-200mm F2.8L IS II USM で撮影









福岡藩主黒田継高の別荘「友泉亭」の紅葉撮影にも行ってみたいところだが、今年は園内改修工事のため休園となっている。

CONTAX RTS Ⅲ の修理ができあがるまで、EOS 5D Mark IV に Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 28-85mm F3.3-4.0 を付けて撮ってみようと思ったのがきっかけで、ネットでいろいろ調べてみると、デジタルカメラにオールドレンズを付けて撮るのが流行っているようだ。

オールドレンズの一番人気は、CONTAX Carl Zeiss Planar T*50mm F1.4 MM 。
「並品」で7万円台、「良品」で8万円台と、30年以上前のレンズなのにけっこう高い。
「標準レンズの帝王」と言われるほど性能が高く、「空気感を写し込む柔らかな感じと繊細なシャープ感が両立しているレンズ」と評される。
作例を見ると、開放でボケ味を生かしたものが多い。
F1.4 だからかなりボケる。
CANON の廉価レンズ EF50mm F1.8 STM も F1.8 のボケが気に入っていて、ほとんど開放で撮っている(前回記事「筥崎宮花庭園」の花の写真)。

そこへいくと、Vario-Sonnar T* 28-85mm F3.3-4.0 は、広角28mmで F3.3 、中望遠85mm でF4.0 なので、ボケとしては中途半端な感じかもしれない。

年末ジャンボが当たったら、CONTAX Carl Zeiss Planar T*50mm F1.4 MM を買おう。

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筥崎宮花庭園の紅葉

2022-12-08 10:05:17 | Weblog

12月に入ってから急に寒くなったが、11月下旬まで暖かな日が続いたせいか、特に平地の紅葉は色づきが悪い。
ここも、12月とは思えない、まだ緑色のままのモミジがところどころにあり、色づいたモミジも真っ赤になりきれないものが多かった。

























一通り写真を撮ったあと、いよいよ、今回のメインテーマ、EOS 5D Mark IV に Vario-Sonnar T* 28-85mm F3.3-4.0 を装着して写真を撮ってみた。

撮影してみてわかったこと。

絞りを絞り込むと、ファインダー内が暗くなるので、いったん開放絞りでピントを合わせたあと、絞る。
絞り込んだ時の暗い状態で露出を測定しているらしく、そのまま撮ると露出オーバーになってしまうので、絞りに応じてマイナス補正が必要。
撮影データは、カメラが決めるシャッタースピードとISOは記録されるが、撮影者が選択する絞り値と焦点距離は記録されない。
近視と老眼の年寄りには、マニュアルでピントを合わせるのはけっこうシンドイ。






















このレンズならではの持ち味はわからないが、一応、きれいには撮れる。
開放絞りでボケを入れた写真の方が、このレンズの持ち味を出せるのかもしれない。

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Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 28-85mm F3.3-4.0

2022-12-05 20:35:53 | Weblog

CONTAX RTS Ⅲ の修理依頼先から連絡があり、修理代見積もりは36,000円だった。
電源ON・OFFの故障、ファインダー内液晶表示の故障以外に、シャッター、ミラーなどの経年劣化による修理箇所があるとのこと。
ちょっと予想を超える金額だった。

そもそも、フィルムとは完全に決別してしまっている。
所有していたフィルム一眼レフとレンズは全て処分済。
現像後のフィルムをチェック(ピンボケ、手振れ)するためのライトボックス2台とルーペも処分済。
それまで撮りためたたくさんのフィルムも、「全て駄作」と割り切って、全部捨てた。

デジタルカメラはランニングコストがかからないが、フィルムカメラはランニングコストがかかる。
まず、フィルム代。かつて愛用していた富士フィルムのリバーサルフィルム、ベルビアISO100は36枚撮りで1,980円。
36枚撮りリバーサルフィルム現像代は、スリーブで1,790円、マウントで2,320円。
さらに、フィルムをデジタル化しようとすると、スリーブで1本1,414円(画質レベルや業者により価格差あり)。
プリント代は別として、トータルでは、36枚撮り1本で5,000円ぐらいかかる。

デジタルカメラはフィルム代、現像代がかからないので、100枚、200枚をすぐ撮ってしまうが、フィルムカメラではそうはいかない。
一発必中。気楽にパチパチ撮るなんてとんでもない。無駄撮りできない。

再びフィルムで写真を撮ろうとすれば、少なくともライトボックスとルーペは買わなければいけない。
それに、フィルムのデジタル化を自分でするとすれば、スキャナーかフィルムデジタイズアダプターを買わなければいけない。

36枚撮りフィルム1本に5,000円のコストをかけて、満足できる写真が何枚撮れるのか・・・
多分、たいした写真は撮れないのでは・・・
などと考えてしまうと、CONTAX RTS Ⅲで写真を撮ろうという意欲がだんだん後退してくる。

ただ、修理をすれば、義父の遺品のたくさんのカメラのなかから、このカメラだけは完全に息を吹き返した状態で手元に残ることになる。
いろいろ考えた挙句、どれだけ使うかはともかく、持って帰ったのも何かの縁かもしれず、修理を依頼することにした。
修理がたてこんでいるらしく、出来上がりは3ヶ月後になるとの回答は予想外だった。

修理が出来上がるまでの間、CONTAX RTS Ⅲに装着されていたレンズ、カールツァイス Vario-Sonnar T* 28-85mm F3.3-4.0 をデジタル一眼レフに装着して撮ってみることにした。




カールツァイスのレンズは、初期型AEと改良型MMがあり、初期型AEは絞りの目盛りがすべて白文字であるのに対し、改良型MMは最小絞り値が緑色になっていることで見分けられる。
AEとMMは絞りの形状が違っており、AEのボケは「手裏剣ボケ」と呼ばれ、評判が良くないようだ。
それぞれ日本製とドイツ製があり、AEJ、MMJ、AEG、MMGと4タイプとなっているが、このレンズは日本製なのでMMJということになる。



このレンズは、単焦点に迫るズームレンズと評価されていたらしい。
「T*」のマークはカールツァイス独自のコーティングがなされていることを示し、逆光に強く、ゴースト、フレアが出にくいと言われている。

デジタル一眼レフEOS 5D Mark IV にこのレンズを装着するため、レンズマウントアダプターを購入。3,600円(ヨドバシ)。


説明書も何もついてないのに驚いたが、確かに、説明書なしでも装着の仕方はすぐにわかった。
装着してみると、レンズ口径82mmはやっぱりデカイ。


カメラの設定は撮影モードを「AV」か「M」にするだけ。ピントは当然自分であわせる。
「AV」にすると、カメラの方でシャッタースピードとISOを決めてくれるので、そちらに設定。
とりあえず、部屋の中で撮ってみた。

広角端 絞り開放F3.3 28mm 1/40秒 ISO320


望遠端 絞り開放F4.0 85mm 1/50秒 ISO500


まー、これでは、全然わからない。
やっぱり、外で撮らないと。
ISO100のフィルム、ベルビアを装填してCONTAX RTS Ⅲで撮るより、EOS 5D Mark IVで撮る方がずっと楽そう。

外に持ち出すのを楽しみに、いったんレンズからアダプターを外そうとしたら、外れない!!!
説明書がないので、外し方がわからない。
焦る気持ちでネットで調べたら、小さなバネを指で押さえながらアダプターを回すという外し方がなんとかわかった。
しかし、指の押さえ方が足りないのか、アダプターを回す力が足りないのか、アダプターはうんともすんとも動かない。
このままではCANONでは使えるが、CONTAXでは使えない。
ヨドバシカメラに行って外してもらうしかないのかと思いながらも、悪戦苦闘を重ねた。
そして、一人では外せないことがわかった。
指でなく小さなマイナスドライバーをバネに差し込んで、それを妻に一定方向に押してもらった状態でアダプターを力を入れて
回す。
外れた!
やれやれ。




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