ミサゴが池の上空を飛び回る姿はもう飽きるほど撮っている。
撮りたいのは、ミサゴが魚を捕獲するシーン。
でも、そんなことなど言えないかのように、この野多目池にミサゴがぱったりと来なくなってしまった。
最後にミサゴを見たのがいつか思い出せないほどだ。
もっとも、思い出せないのは、老化による記憶力低下のせいかもしれないが。
この日、ほんとに久しぶりにミサゴの姿を見た。
長い期間見かけなかっただけに、久しぶりにミサゴの写真が撮れるのがうれしかった。
池の上をけっこう時間をかけて飛び回っていたが、魚が発見できなかったのか、やがて諦めてどこかに飛び去っていった。
冬になると野多目池にやってくるこの鳥、ずっとウミネコと思っていた。
改めて調べると、ウミネコは嘴に黒帯、赤斑があるが、この鳥には赤斑はあっても黒帯がない。
日本で見ることができるカモメは25種類もあり、そのなかで、よく見られるカモメは基本8種と呼ばれるらしい。
日本のカモメ、代表的な8種の特徴をご紹介! シロカモメ ワシカモメ オオセグロカモメ セグロカモメ ウミネコ カモメ ユリカモメ ミツユビカモメ | 鳥害タイムズ | エドバンコーポレーション (advan-group.co.jp)
ぱっと見似たようなカモメばかりだが、違いをチェックした結果、このカモメは多分セグロカモメと思われる。
カモメは群れをなすのが習性と思われるが、このカモメは単独行動で、海の鳥なのに何故わざわざ淡水の池にやってくるのか、謎だ。