きままなドライブと写真、そして映画

晴れの日はドライブ・写真、雨の日は映画、曇りの日は・・・迷う

人生で最も山に親しんだあの頃 part3

2023-08-23 23:24:06 | Weblog

2004年から2006年、栃木県宇都宮市に単身赴任していた頃の山の思い出の続き。
part2で終わるつもりが、当時の写真を見ているうちに part3 になってしまった。
栃木県は本格的な登山からトレッキング、そしてドライブまで山々の素晴らしい光景を身近に堪能できたのがいい思い出になった。

瀬戸合郷
栃木県は日光をはじめ紅葉の名所が随所にあって、シーズンになると首都圏から大勢の人がどっと押しかける。
ここも「渡らっしゃい吊橋」のところには大勢の人が来るが、それでも知名度が低いせいか、ほかの紅葉名所よりはずっと少ない。
吊橋を離れると全然人がおらず、静かに紅葉が楽しめるお気に入りスポットだった。
鬼怒川上流、川俣ダムの近くにあり、手前に「蛇王の滝」という滝がある。

瀬戸合郷のずっと先に、秘境と言われる鬼怒沼山(標高2,140m)があり、行きたいと思いながら結局決断がつかないまま行かずに終わった。
なにしろ日帰りだと駐車場からの往復が10時間かかる。
駐車場からトレッキング2時間の奥鬼怒温泉で一泊すれば、その分楽にはなるが、それでも長距離・長時間登山の決心がいるし、単独登山のリスクもあった。
























カッコ悪いと思っていた「野田」ナンバーも、今となってはなつかしい。
「野田」ナンバーの前は「品川」ナンバーで、その前は「横浜」ナンバーだった。
今は福岡で「滋賀」ナンバー。
「福岡」ナンバーに変えず、このままでいくつもり。

駒止湿原
福島県南会津町。周回所要時間2時間。









一切経山(標高1,949m)
福島県に入り裏磐梯の先の浄土平から周回所要時間3時間。
浄土平湿原を過ぎてからはほとんど岩場の急な登りとなる。
視界がずっと開けているので、高度を上げるにつれて変わる景色が素晴らしい。
鎌沼を眼下に望み、背後の吾妻小富士がだんだん上から眺める姿になっていく。
山頂からは「魔女の瞳」と呼ばれる五色沼が見える。
帰路は酸ヶ平湿原、鎌沼を経由して浄土平に戻る。

後年、この時の感動が忘れられず、浄土平までやってきたものの、前日に裏磐梯を歩き回った疲労がかなり残っていたため断念。
代わりに吾妻小富士に登ってお茶を濁した。
この時、裏磐梯の民宿で一緒だった、真っ白なハーレーに乗る女子大生と浄土平周辺の道でたまたま2回すれ違った。
2回とも互いに手を振りながらすれ違ったが、ハーレー乗りの女子大生、颯爽としていてカッコよかったなあ。















ずっと休眠していた登山靴が宇都宮に来てから俄然活躍することになった。
登山復活の初めの頃、長く使ってなかったせいでソールが劣化しており、歩き始めたところでソールが剥がれ、引き返したことがある。
すぐにソールを張り替えた。

宇都宮から東京勤務に戻り、その後、結局、登山靴を履いての登山はしないまま現在に至っている。
ただ、滋賀では徒歩通勤だったが、雪が積もった時は登山靴で出勤し、職場に着いてから普通の靴に履き替えた。
福岡に来てからは、登山靴の出番はまったくなくなった。
九州も、父と登った九重連山など魅力的な山々はあるが、登山靴を履くような登山はもう無理かもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生で最も山に親しんだあの頃 part2

2023-08-20 20:03:28 | Weblog

2004年から2006年、栃木県宇都宮市に単身赴任していた頃の山の思い出の続き。

那須連峰

主要三山縦走
ロープウェイを利用し、山頂駅から茶臼岳(標高1,915m)、朝日岳(標高1,896m)、三本槍岳(標高1,917m)を縦走する。
日本百名山ではこの主要三山をまとめて那須岳として紹介されている。
縦走の所要時間は6時間で、登山をしているぞ!という実感が味わえる。
福島県に近く、三本槍岳山頂は栃木県と福島県のちょうど県境にある。















南月山(みなみがっさん 標高1,776m)
ロープウェイ山頂駅から茶臼岳を経て南月山までを往復するコースで、所用時間3時間半。
朝日岳、三本槍岳と反対方向になる。
山頂や登山道は穏やかな感じだが、途中の茶臼岳の噴煙がすごい。













沼原湿原(標高1,230m)
南月山の麓に位置し、南月山への登山ルートもある。
駐車場への道が途中から突然未舗装道路になり、低い車高のフェアレディZではかなりやばかった。
轍の凹凸がひどく、特にカーブのところが大きくえぐれていて、危うく立ち往生しそうになったが、なんとか脱出できた。









田代山(標高1,926m)
福島県南会津町。栃木県との県境近くだが、福島側から登る。登山口から往復3時間半。
登山口までの道が未舗装で、沼原湿原よりはましなもののフェアレディZ向きではなかった。
山頂が平らな湿原になっており、プリンのような形の山は世界でも珍しいらしい。















丸山(標高1,689m)
霧降高原、キスゲ平を経て山頂に至る。
ニッコウキスゲの大群落があるキスゲ平がメインで、丸山にはついでに登る感じだった気がする

当時はリフトがあって楽に行けたが、今はリフトが廃止され、リフト跡が1,445段の階段になっているためハードな登りとなっている模様。







霧降の滝
日光から霧降高原、丸山に行く途中にある。
華厳の滝、裏見の滝とともに、日光三名瀑と言われている。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生で最も山に親しんだあの頃

2023-08-17 09:26:34 | Weblog

前回記事に2004年、2005年の尾瀬の写真を掲載したが、2004年から2006年は栃木県宇都宮市に単身赴任していて、週末になると山に登っていた。
栃木県は那須連峰、奥日光、日光白根山など山が近く、西で隣接する群馬県には尾瀬、北で隣接する福島県には裏磐梯がある。

那須連峰や日光白根山は登山になるが、奥日光は大自然の風景を満喫しながらのんびり気軽に山歩きが楽しめる。
当時、仕事の面では、大きなプロジェクトを立ち上げ、軌道に乗せるという、気合を入れた日々を過ごしていたので、休日の心身のリフレッシュの場として最高の場所だった。
四季折々の風景の変化が素晴らしいが、やっぱり最も美しいのは秋だ。
ただ、秋になると、奥日光に至る「いろは坂」は終日大渋滞し、夜明け前で既に首都圏から大勢の人達がやってきていた。
ちなみに、「いろは坂」は当時の愛車フェアレディZのマニュアル運転が楽しめる道だった。

奥日光は、大きくは、小田代原・戦場ヶ原地区、竜頭の滝周辺地区、湯ノ湖周辺地区の三つに分けられる。

小田代原・戦場ヶ原地区
赤沼駐車場から中禅寺湖千手ヶ浜、西ノ湖、小田代原、戦場ヶ原を巡るいくつかのコースがある。
小田代原の湿原に立つ一本の白樺の木は「貴婦人」と呼ばれて親しまれている。





























竜頭の滝





湯ノ湖 湯滝
湯ノ湖は一周約一時間のハイキングコースとなっており、湯ノ湖から湯滝が流れ落ちている。









半月山(標高1.753m)
駐車場から約30分で山頂に着く。展望台からは、中禅寺湖と男体山を望む雄大な景色が楽しめる。
男体山(標高2,486m)は頂上まで3時間以上ずっと視界が開けず急峻な登りが延々と続くと地元の人から聞いて、ただただ鍛錬だけの登山になりそうなので登るのをやめた。


日光白根山(標高2,578m)
日本百名山で関東以北の最高峰。
ロープウェイで一気に2,000mまで上がり、山頂駅から往復4時間半の登山になる。
森林限界からガレ場になるなど景色の変化が楽しめる。


















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

樫原湿原

2023-08-08 12:01:01 | Weblog

佐賀県唐津市七山の樫原湿原に3年ぶりに行ってみた。
暑いし、かったるいし、出かけるのも億劫だったけど、カメラやレンズが防湿庫のなかで腐りそうだったので。
行くんだったら最高気温を避けて午前中に写真を撮りたい。
それには朝早く起きなきゃいけない。
でも、晩酌はいつも通りしたいので、あまり早起きはしたくない。
結局、意を決して6:30起床。7:00過ぎ出発。
樫原湿原まで2時間弱のドライブだった。

樫原湿原は、湿原植物の宝庫と言われ、四季折々に100種類を超える植物が花を咲かせるという。





ここでの夏の目玉のひとつはハッチョウトンボだ。
一円玉の直径ぐらいの日本最小のトンボで、湿地帯に生息し、準絶滅危惧種に指定されており、滅多に見られない。
今回発見できたのは3頭だけだった。
ここは木道から撮るので望遠レンズでしか撮れない。







滋賀では、自宅から車で30分ぐらいのところにハッチョウトンボの生息地があった。
そこに行く森の中の、人一人がやっと通れる狭い山道は、いつも蜘蛛の巣に遮られているほど誰も来ない場所だった。
実際、そこでほかの人に会ったことはない。
マクロレンズで近寄って撮ることができ、たくさんのハッチョウトンボが生息していた。

ここでのもうひとつの目玉はルリモンハナバチ、通称ブルービーと呼ばれるハチで、これも滅多に見ることができないので「幸せを呼ぶブルービー」と言われている。
ただ、ブルービーを撮りに来た人には何人も会ったが、いまだにブルービーには出会ったことがない。
今回も出会えなかった。
ブルービーが好むオミナエシの花がまだ満開になっておらず、満開になればブルービーがやってくるはずとの地元の人の話だった。
ぱっと見には花が咲いているように見えるが



拡大すると、まだ蕾が多い状態だった。



以下、花やトンボの名前は省略。





























樫原湿原は「九州の尾瀬」と言われているらしいが、さすがに「尾瀬」は言いすぎではないかと思う。
白樺の木やミズバショウ、ワタスゲなど植物が全然違う。

死ぬまでにもう一度尾瀬に行ってみたいと思うが、福岡に来て遠く離れてしまったので、もう無理だろう。

尾瀬に行くには、群馬県片品村の鳩待峠から北上して尾瀬ヶ原に至るルートと、福島県桧枝岐村から南下し尾瀬沼を経て尾瀬ヶ原に至るルートの二つがある。
片品村からのルートは多分3回(多分1回は家族で)、桧枝岐村からのルートは多分2回は行っている。
桧枝岐村からのルートは、尾瀬沼の手前の湿原がニッコウキスゲの花で黄色に埋め尽くされる7月がベストシーズンだ。
桧枝岐村には「裁ちそば」という十割そばのおいしい蕎麦屋さんがあるのを思い出す。

2004年6月









2005年7月











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月 夏 難行苦行のウォーキング

2023-08-05 15:32:36 | Weblog

車の車外温度表示が35度を超える日々が続いている。
汗っかきの僕にとっては最悪の季節。
毎日1万歩歩くのが難行苦行の夏になってしまった。
強い日射しのなかを歩くと熱中症のリスクがあるので、高速道路高架下の歩道が高架の影に覆われる場所と時間帯を選んで歩く。
それでも、歩いていると汗が噴き出してくる。
高い気温にさらされて大量の汗をかきながら歩いていると、疲労感がじわじわと溜まってくる。
帰宅予定時刻にエアコンの冷房をセットしておき、帰宅するとすぐに扇風機を「強」にして体に当て、火照った体を冷やす。
体が平常モードに回復するのに20分くらいかかる。
夏以外の季節より体力を消耗しているはずなのに、何故か不思議なことに、この時期は体重が増える。
食生活など生活習慣は一切変えていないにもかかわらず。
炭水化物摂取抑制、塩分摂取抑制、一万歩、腹筋、腕立て伏せ・・・
体重が増えると腹囲も増え、メタボ上やばいことになる。
ただ、血圧は安定して推移している。
3月30日に最高が137を出して以降、毎日ずっと最高も最低も正常値の範囲内が続いている。
オムロン血圧計の基準では最高が135以上、最低が85以上で「高血圧」の表示が出るが、このところ最高が110台、最低が70台の日が多い。

今日の車外温度表示は37度。
暑い。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする