きままなドライブと写真、そして映画

晴れの日はドライブ・写真、雨の日は映画、曇りの日は・・・迷う

退職

2016-06-24 22:52:38 | Weblog

株式会社でいえば株主総会のような場で、例年通りの自分の役割をこなしたあと、晴れて退職となった。
もともと大勢の前で話をするのが苦手なのに、100人近い人の前で緊張しながら説明するようなことを、よくもまあ七年もやってきたと思う。
緊張の余り途中で倒れるんじゃないかといつも心配しながらやっていると冗談めかして言うと、必ずと言っていいほど、またまたー、そんな風には全然見えないと返される。
最後の最後でドジるんじゃないかと心配したが、なんとか無事終わった。
七年五ヶ月に及ぶ滋賀での仕事が終わったが、同時に大学を卒業して以来ずっと仕事をしてきた生活が終わり、職業欄には「無職」にマルをつけることとなる。
といって、ノンビリできる時間が待っているわけではない。
退職した今日、これから福岡へ出発する。
既に予約している福岡での住居の契約をし、滋賀に戻ってきてから引っ越しをすることになる。
実は妻は病気であり、福岡の母は介護度が高まっているなど、対応すべきことも多い。
ということで、しばらくは何かとばたばたすることになる。

奈良 岩船寺にて (去年撮影)

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御船の滝

2016-06-21 19:51:23 | Weblog

 足ノ郷峠でコアジサイを撮ったあと、去年行けなかった御船の滝に行ってみた。
冬は氷瀑で有名らしい。

たしかに、滝の周辺にコアジサイは咲いていたが、足ノ郷峠のような大群落ではなかった。
ここのコアジサイも既に白くなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

御船の滝 奈良県吉野郡川上村井光

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足ノ郷峠のコアジサイ

2016-06-19 22:32:37 | Weblog

紫陽花や花菖蒲は、福岡に引っ越してもどこか名所と言われるところがありそうだ。
しかし、林間を埋めつくすように咲くコアジサイの光景は、ここでしか目にすることのできない光景である。
去年、6月20日、初めて訪れたが、青みを帯びているはずの花が見頃を過ぎたのか、すっかり白くなっていた。
今年は去年より早めに行ってみようと思い立った。
天気予報を見ると、曇りのち雨で、うまくすれば朝方に霧が出てくれるかもしれない。
去年も霧が出るには出たが、ほんの短い時間で消えてしまった。
林間を霧が流れ、たくさんの青いコアジサイの花が咲く幻想的な光景・・・
そんなイメージをもって、6月12日、まだ真っ暗ななかを出発した。
カーブが連続し、対向車とすれ違えないほどの狭い山道を登っていく。
行けども行けども、なかなか見覚えのある場所に辿り着けず、ひょっとしたら道を間違えたのかと不安が頭をよぎる。
と、ようやく、見覚えのある祠を見つけ、安堵する。
とりあえず、車のなかで仮眠する。
夜が明けて、コアジサイの群落を見ると・・・花の色が白い!
それに、霧が出る気配がまったくない!
それどころか、林間に太陽の光が差しこんできた。
ほかには誰もおらず、ゆっくり撮影ができたが、これだったら去年の方がまだよかったと、気合を入れてやってきた割には気分的に盛り上がらなかった。
帰る頃、カメラマンが続々とやってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

去年撮ったのがこれ。
最初の写真とほぼ同じ構図で撮っているが、印象がかなり違う。

 

 

 足ノ郷峠 奈良県吉野郡川上村武木

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もりやま芦刈園 その3

2016-06-18 09:56:08 | Weblog

今年はいろいろな花が例年より早く咲き、早く終わっているような気がする。
愛知県津島市の天王川公園の藤(あれだけの藤棚は見たことがない)をもう一度見たかったが、完全にタイミングを逃してしまった。
花菖蒲も終わってしまい、今見頃なのは紫陽花。
矢田寺、三室戸寺、岩船寺・・・
ササユリも見頃かもしれない。
大神神社、大和文華館・・・
いやいや家の中を片付けなければ。
七年間溜まりに溜まったゴミ箱のような部屋。
引越し業者に見てもらうには、それなりに整理しておかないと。


 

 

 

 

 

 

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もりやま芦刈園 その2

2016-06-16 21:24:14 | Weblog

今日は仕事を休み、鼠径ヘルニア手術後二度目にして最後の診察を受けた。
痛みはほとんどなくなり、手術部分の膨らみもかなり小さくなった。
一年後でもまれに再発の可能性はあり、カルテはとってあるので、何かの時は病院に行って問い合わせてもらえばいいとのこと。
そのあとは、歯周病の歯医者へ。
こちらも最後の診察となる。
いったん自宅に戻って、ゆうちょ銀行へ口座を作りに行く。
五月に福岡に帰った時、あらかじめ公共料金その他の引き落とし口座を作っておこうと地元の銀行に行ったら、店舗の近くに住所を移転したあとでないと口座は作れないと断られてしまった。
オレオレ詐欺などで犯罪収益移転防止法が施行されたのは知っていたが、ここまで厳しいとは知らなかった。
で、職場でそんな話をしていると、地元銀行よりもゆうちょ銀行がなにかと便利と教えてもらい、さっそく口座を作りに行った次第。
今までの自分の職種柄、複雑な心境ではある・・・

 

 

 

 

 

 

 

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もりやま芦刈園 その1

2016-06-15 21:44:33 | Weblog

紫陽花は、雨上がり直後の水滴がついているところを撮りたい。
それで、霧吹き器を持参する人もいる。
驚くことに、カタツムリまで持参する人もいる。
紫陽花は、ほかの花と違って、よく晴れた青空は似合わない。
似合わないが、晴れてしまっているものは、しようがない。

 

 

 

 

 

 

 

 

もりやま芦刈園 滋賀県守山市杉江町

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モンシロチョウの飛行

2016-06-13 20:16:54 | Weblog

モンシロチョウが花に止まっているところは撮りやすい。
しかし、ひらひらと飛び回っているところは実に撮りにくい。
直線的には飛ばないので、飛ぶ方向を予見することは不可能。
一枚でもジャスピンのものが撮れてほしいと念じながら、ピンボケの山を築くこともものともせず、蝶をめがけてひたすら連写。
EOS 7D Mark IIの10コマ/秒の連写音が成果を見出せないまま空しく響く。
フィンダーの中でピントが合った一瞬がわずかに見えたような気もするが、とにかくシャッターを押し続ける。
鳥の飛翔を撮るよりも手応えがない。
何枚撮ったのかも分からなくなり、最初は夢中だったのが、だんだん飽きてきて、止める。
自宅に帰り、撮った写真をPCでチェックする。
お、ジャスピンで捉えた写真もあるではないか。
ニンマリ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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くまんばちの飛行

2016-06-11 17:17:10 | Weblog

クマバチ(熊蜂)は、ミツバチ科クマバチ属に属する昆虫の総称で、クマンバチとも呼ばれる。
かのリムスキー・コルサコフ作曲による名曲の邦題は「くまんばちの飛行」である。
九州から北海道にかけて広く分布するのはキムネクマバチと言われている。「キムネ」は「黄胸」なのだろうか。
体の大きさとつりあわない小さな翅しか持たないことから、航空力学上飛ぶのは不可能なのに何故か飛んでいると言われ、「飛べると信じているから飛んでいる」「諦めなければ何事もできる」「不可能を可能にする」といったことのシンボルとされてきた。
何故飛べているかについては、今は、空気に粘度、つまりネバネバしたところがあって、それを利用して飛んでいることが学問的には証明されているそうである。

 

 

 

 

 

 

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雲迎寺のさつき

2016-06-09 20:21:17 | Weblog

撮影目的でない外出の時に持ち出すEOS Kiss X7。
キットレンズのEF-S18-55 IS STM を装着しても、普段使用しているレンズEF24-105mm F4L IS USM一本よりも軽い。
この軽さがよくて気楽に持ち出せる。
時には軽量の望遠レンズEF70-200mm F4L IS USMも一緒に持ち出すこともある。望遠レンズがあれば撮影の幅が広がるし、いつも撮影に行く時の、カメラ2台、レンズ4本に比べればずっと軽いことには間違いない。
EOS Kiss シリーズは初心者向けカメラだが、実は上級者向けカメラよりも撮影は難しい。
例えば、EOS Kiss X7ではAF(オートフォーカス)の測距点が9点で、ピント精度が高いクロス測距は中央1点のみであるが、EOS 5D Mark III では測距点は61点、クロス測距は41点もあって測距点の数が全然違う。
その他、連写機能、高感度ノイズ耐性などいろいろ高機能である分、上級機は撮りやすくなっている。
それでも、以前このブログに掲載したようにEOS Kiss X7で鳥の飛翔もばっちり撮れるし、初心者用カメラだからといって捨てたものではないのだ。

この日は天気も悪く写真を撮る気はなかったが、日野方面に行ったので、ついでに、さつき寺とも言われる雲迎寺に寄ってみることにした。見頃の花と萎れた花と蕾が一つの株で同じ割合くらいに同居するという、今まで見たことのない花の状態だった。
株によっては全体が萎れてしまったものもあり、今年はほかの花と同様、例年よりも早く開花し、早く終わっているのかもしれない。

雲迎寺  滋賀県蒲生郡日野町

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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畑の棚田 花のある風景

2016-06-07 22:05:55 | Weblog

「日本の棚田百選」に選ばれたこの棚田を訪れるのもこれが最後。
多分もう訪れることはない。
いろいろな写真を撮ったけど、ついにモノにできたこの一枚!というのは撮れなかった。
ここに限らないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思いもよらず、畑の棚田に大好きなアサギマダラがいた!
でも、1頭だけ。
渡り鳥ならぬ渡り蝶であり、夏に向けて北上しているのだろうか。
出会うのは久しぶりだ。
何故か青味が薄いためちょっと美しさに欠ける。
見回しても、アサギマダラが好きそうな花はなく、花との組み合わせは撮れそうもなかった。

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畑の棚田 その3

2016-06-06 21:22:57 | Weblog

ここで写真を撮る時は、大体いつも同じルートで回る。
まず一番上の棚田まで登り、下へ降りながら写真を撮る。
下の神社のところまで降りたら、車のところまで登って、帰る。
けっこう傾斜があるので、手術部分はかなり膨らみも痛みも緩和されてきているが、大事をとって超スローペースで歩く。

二つの建物の写真を見ていて、ふと気づいた。
二つとも、窓の位置が建物の中心より左寄りになっている。
なんでだろう。なんでだろう。なんでだ。なんでだろう。
彼らもテレビにはすっかり出なくなってしまったが、テレビの外では今も人気を維持し、地方巡業で多忙な日々を過ごしているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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畑の棚田 その2

2016-06-05 23:38:02 | Weblog

畑の棚田には多分毎年訪れている。
田んぼに水が入り田植え前の状態の時、風に吹かれた桜の花びらが飛ばされて水田に落ちていく。
その光景を撮ろうとカメラを構えると風が止む。再び風が吹くのを待つが、風は吹かない。
諦めて場所を移動すると風が吹き始める。
田植え祭りの時には、小さな子供を連れた家族連れや若い人達のグループがやってきて、地元農家の指導で田植えを楽しむ。
子供が泥につかりながら手で苗を植える姿が可愛らしく、写真を撮らせてもらった。
ここに来るのもこれが最後になるが、印象に残っていることもいろいろある。
中心部の棚田はなんとか維持されているが、周辺部では放置された棚田が増えてきている。
ここに限らず、棚田は後継者がだんだんいなくなって、いずれ消えていく風景なのだろうか。

 

 

 

 

 

 

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畑の棚田 峠から

2016-06-04 23:31:14 | Weblog

眼下に畑の棚田全体を見下ろし、棚田の向こうの山の先に琵琶湖があり、その対岸の山の向こうから朝日が顔を出す。
その光景を見ることができる場所は一ヶ所だけ。
これは三年前に撮影したものだが、琵琶湖が霞んではっきりしないし、もっと美しい朝の光景(棚田が朝日に染まるとか)が撮れないものかと何回かチャレンジした。
しかし、朝日が出たのはこの時だけで、あとは朝日の光景すら出会えなかった。


そこに行く林道は、時々崩れたりして車両通行止めになる。
去年、朝日を撮ろうとやって来たら、通行止めになっていて、早起きしてはるばるやって来たのにとガックリきた。
それ以前にも、途中で道路が崩落していたため、歩いて登ったこともある。
その林道の入り口はゲートで閉鎖されており、畑の村落に向かう道路から川を隔てた対岸にあるので、遠目に見ると、通行できるようには見えない。
近づけば、獣害防止のゲートで、通れることが分かる。


今回、行ってみると、通行止めにはなっていなかった。
久しぶりにその場所に立ったが、時間的に太陽が上がり過ぎて、写真を撮るにはもろに逆光の、眩しすぎる光の状態だった。
そんな光の状態では写真を撮っても仕様がないが、もう最後だし、せっかく来たので・・・

 

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平池のカキツバタ その2

2016-06-02 20:40:47 | Weblog

5月31日の京都新聞第一面に平池のカキツバタの記事が写真入りで掲載されていた。
押し寄せるカメラマンに加え、一般の観光客までやって来ることになりそうだ。
一般の人が来ても、多分、隙間なく並ぶ三脚の後ろからしかカキツバタを見ることはできないに違いない。



 

 

 

 

 

 

 

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平池のカキツバタ その1

2016-06-01 21:49:11 | Weblog

去年か、一昨年かからではあるが、もうこれは尋常ではない。
午前三時過ぎに到着すると、平池に最も近い四・五台停められる駐車場は既にいっぱい。
真っ暗ななか、ペンライトで地面を確認し、なんとか大丈夫そうな平らなところにぎりぎり駐車できた。
このあと何台も車がやって来たが、別の駐車場所を探しに去っていった。
地元の人ですら知らないような、知る人ぞ知る場所だったこの場所が、カメラマンの間で一躍有名になってしまい、関西、東海一円からドドッとカメラマンが押し寄せるようになってしまった。
カメラマンが増えると他人への配慮を欠いた傍若無人の輩も増える。過去に不愉快な思いをしたこともあり、ここに行く最後の機会とはいえ、あまり行く気はなかったが、天気予報を見て気が変わった。

午前中の天気予報がなんと晴れ!!!

例年は梅雨入りしてからカキツバタが見ごろになるため、基本的に天気が悪い。
ところが今年はまだ六月にも入ってないのにカキツバタが見ごろになり、天気予報が晴れ!!!
今まで、朝焼けの空とカキツバタが撮りたいと思って、日の出前から来ているのに撮れたことがない。朝焼けの空でなければ、もう何回も来ているので、今まで撮った写真と同じような写真を撮ることになる。
とりあえず車の中で仮眠して、起きて外を眺めると・・・霧がかかっていた。
やっぱり天気予報はあてにならないとぼやきながら現場に行くと、既に三脚がずらりと隙間なく並び、割り込む余地がない!
去年はまだ少しは割り込む余地があったと思うが、年々ひどくなっている。この過熱ぶりにはうんざりするしかない。
霧に霞む平池のカキツバタも滅多にない光景ではあるが、特にロマンティックな雰囲気を醸し出すわけでもなく、うーむ、どうなんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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