きままなドライブと写真、そして映画

晴れの日はドライブ・写真、雨の日は映画、曇りの日は・・・迷う

土谷棚田夕景

2020-05-27 20:42:21 | Weblog

土谷棚田に初めて行った2017年は、空は厚い雲に覆われ、夕日は雲の中に入ったまま沈んでしまった。
でも、その後、思いもよらず残照の照り返しが空を染めた。

2018年は行くタイミングが遅れ、水田の苗が伸び過ぎていた。

3回目の今年は新型コロナで遠出を控えるべきとは思ったが、野外でもあり、人との間隔が十分空いていれば問題なしと思って出かけた。
人が集中する浜野浦より、こちらのほうが撮影場所の範囲が広いため、人との距離がとれると思った。
到着した時は誰もいなかったが、やはり日の入りの時刻が近づくにつれ、ぽつぽつと人がやってきた。
結局、僕を入れて7人。
ほかの人と10mぐらい離れた場所で周囲には誰もいない状態で撮影した。
夕景としては、雲一つない快晴すぎて面白みに欠けた。
















2017年 日没後の残照の照り返しが空を染めた。すべての田圃が空を映して赤くなっていればと思うが、そうは問屋が卸さない。



2018年 苗が伸び過ぎて残念な光景。



今回に話を戻すと・・・
今回、到着してすぐに目に入ったのは、これだった。


確かに写真撮影は「不要不急の外出」である。
でも、高い高速料金を払ってはるばるやってきたのに、トンボ返りするには忍びなかった。
どんどん人がやってきて「密」になるようであれば、帰ろう。
とりあえず、様子をみてみよう。
で、結果は前述の通り。
感染症拡大リスクはゼロだったってことで松浦市長さんご勘弁を。

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サーフィン

2020-05-24 20:16:11 | Weblog

二見ヶ浦の夕日撮影で日の入り時刻までかなり時間があったので、今まで撮ったことのないサーフィンを撮って時間をつぶすことにした。
夫婦岩からサーフィンをやっているところまで海岸沿いに歩く。

固い砂地だと思って足に体重をかけたとたん、たちまち砂地が崩れ、態勢を立て直す暇もなく足を滑らせて転倒した。
同時に、カメラが砂地の中に埋没。
あわてて引き上げると、カメラ本体もレンズも砂だらけになっていた。
カメラは EOS 5D Mark III、レンズは EF70-200mm F2.8L IS II USM と、それなりに高価なものだけに、突然の出来事にしばしボーゼン・・・
手で落とせる砂は落とし、息を吹きかけて落とせる砂を落とす。
ブロアーは車に残したカメラリュックの中だ。
レンズのピント・リングやズーム・リングを回すと、ジャリジャリという感触。
カメラ電源のスイッチをスライドさせても同じような感触だ。
でも、何回かやっているとジャリジャリ感がなくなってきた。
いろいろ操作してみると、一応正常に作動はする。
でも、砂には塩分が付着しているので、非常にヤバイ!
これが原因でカメラもレンズも故障してしまったら、と思うと、気持ちが萎える。
とはいえ、起こってしまったことは元には戻せない。
気持ちを取り直し、初のサーフィン撮影にチャレンジ。
こういう動きものは、撮影に夢中になれる。

自宅に帰り、カメラもレンズもブロアーで念入りに吹きかけ、水に濡らして固く絞ったマイクロファイバークロスで隅々まで拭きあげた。
防塵防滴対応性能でなんとか内部に砂が入ってないように祈るしかない。





















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二見ヶ浦夕景

2020-05-23 17:24:04 | Weblog

皿山公園のツツジを撮りに行って以来、一か月近くずっと写真を撮ってない。
キ、キ、禁断症状・・・ク、ク、苦しい。
そうだ。
二見ヶ浦の夕日を撮りに行ってみよう。

夕日の撮影に行く時は、必ず事前に「日の出・日の入りマップ」で夕日が沈む方向を確かめる。
夕日がどの方向に沈むかは大事なポイントだ。
お、緑の矢印の位置にいれば、ちょうど夫婦岩の向こうに夕日が沈む。
これはいい!




さっそく出かけた。
平日ではあるものの、人気スポットなので、人が大勢いて密集しているようであれば何もしないで帰ろう。

実際には、それなりに人はいたが、難なく駐車場には車を停められたし、人との距離も十分とれる状態だった。
日の入り時刻よりもかなり早く着いたので、まずは緑の矢印の場所、道路が少しカーブしているところ、を確認し、あとはウォーキングなどをして時間をつぶす。





日の入り時刻の1時間前に緑の矢印の場所に行く。
なんと、そこにはカップルが。
周辺には誰もおらず、二人の世界に浸っている雰囲気。
みんな砂浜の方に行くので、目の前が岩場のそこにはあまり人が来ない。
二人の邪魔にはなるが、やむをえない。
三脚を立て、カメラを取り付けてセットする。

時間の経過と共に太陽が高度を下げる。
ん?
これは、違う!
太陽は夫婦岩の向こうには沈まない!



周辺を歩き回っても、夫婦岩の向こうに夕日が沈むようなポイントはなかった。
「日の出・日の入りマップ」で方向が違ったことは、これまでなかったのに。

そういえば、いつのまにか、カップルの姿が消えていた。
ゴメン。











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新緑の赤目四十八滝

2020-05-21 00:52:51 | Weblog

写真を撮りに行くところがないので、削除した記事の写真復活シリーズ。

赤目四十八滝は、三重県名張市赤目町を流れる滝川の渓谷に点在する滝の総称で、往復3時間程度のハイキングコース。
古より山岳信仰の聖地で、役行者が修行中に赤い目をした牛に不動明王が乗っている姿を見たことから「赤目」という地名になったと伝えられている。
忍者の修行場であったとも言われている。

滝や水の流れを撮るには三脚が必須となるが、遊歩道の道幅が狭いところが多いので、一般の人たちの迷惑にならないようにすることが肝要。

2013年5月5日撮影























福岡県の毎日の新型コロナ感染者は、ゼロか1名かになってきており、ゼロの日が増えてきている。
とはいえ、認識されていない感染者がいる可能性があるので、油断はできない。

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般若心経

2020-05-20 00:40:47 | Weblog

般若心経は、僕が唯一暗唱できるお経である。
子供の頃、母から毎日一緒に読経するように言われ、いつのまにか暗記してしまった。

高松支店赴任により、生まれて初めて四国に足を踏み入れた。
その時に思い立ったのが、四国八十八ヶ所札所巡りだ。
札所では般若心経を読経する。
子供の頃に暗唱できるようになったことが、こんなところで日の目を見た。
といって、特に信心深いわけではない。
高松支店は四国全域が管轄だった。

札所巡りをやったことで、四国全体のおおまかな地理がわかり、各地域の雰囲気や特徴もつかめた。
単身赴任で土日は暇であり、明確な目的をもってドライブが楽しめた。
それに、納経帳は、大人のスタンプラリーだ。

高松から東京勤務に戻ると、札所巡りの勢いに乗って、坂東三十三ヶ所札所巡りを始めた。
神奈川、東京、千葉、埼玉、栃木、群馬と広範囲に跨っており、ドライブの目的ができ、スタンプラリーが楽しめた。

滋賀に着任した時は、西国三十三ヶ所札所巡りを行った。
兵庫、京都、大阪、和歌山、奈良、滋賀、岐阜と、こちらも広範囲で、かつ立地柄有名で立派な寺院が多かった。

札所巡りで唱えた般若心経だが、実は内容が理解できていない。
「色即是空 空即是色」という有名な一節も何やら哲学的である。
「空」の概念を理解することがキーポイントのような気がするが、よくわからない。
般若心経の本を買っては途中で挫折することを繰り返している。

youtubeで、こんなのを見つけた。
日本の僧が、般若心経を音楽としてコンサートを行っている。
場所は台湾の台北。
最初は、尊いお経を貶める行為ではないかと思ったが、聞いているうち、これもアリかなと思った。
意味はわからなくても、癒し系の音楽のように、心地よい読経の声音が心に響く。
驚くべきは息継ぎがわからないことだ。
それがまた音楽としての完成度を高めていると思う。


                                                         



こちらは般若心経の読経に笛、太鼓、法螺貝を加えての宗教行事だが、こちらも音楽性が高い。
終盤に向けての太鼓が大迫力。


                    


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うぐい川の桜吹雪

2020-05-18 01:13:02 | Weblog

写真を撮りに行くところもないので、過去に撮りためた動画の編集をしている。
写真現像ソフト Lightroom や Photoshop より動画編集ソフトPowerDirector の方が習熟度が進んでいる。

季節外れながら、滋賀県甲賀市土山町のうぐい川の桜吹雪。
この画面の大きさでは肝心の桜並木の奥のおびただしい量の桜吹雪がよくわからない。
それに、ブログに張り付けると画質が劣化するので、全画面モードで見てもくっきり感が今一つかなあ
2011年4月24日撮影


                       












                                                                   

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大和葛城山のツツジ

2020-05-15 16:24:55 | Weblog

写真を撮りに行くところがないので、削除した記事の写真復活シリーズ。

大和葛城山は、奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤坂村との境に位置する。
山頂付近はもともと一面の笹に覆われていたが、1970年ごろ、数十年に一度と言われる花を咲かせたあと、一斉に枯れてしまった。
笹が枯れたあとに山肌を埋めたのがツツジだった。
花が咲く時期になると、「一目百万本」と言われるくらい、広大な山肌を真っ赤に染める。
笹が復活するとツツジを駆逐してしまうため、年2回、笹刈りが行われている。










これだけ広範囲に自生するツツジの群落はほかでは見たことがない。
あまりにも広大すぎて、そのスケール感を写真でどう出すかが難しい。

スケール感を出すため、人を入れてみる(左上)。



傘を入れてみる。



人物を大きく入れると、人物の存在感が強くなって状況説明的な写真になってしまう。



全体を撮ってしまうと、かえってこじんまりとしてしまって、スケール感がなくなる。



ここに来るたび、どこをどう切り取っていいのか悩む。

2012年5月19日撮影

なお、ネットで調べると、葛城山ロープウェイは新型コロナ感染拡大防止のため、5月31日まで休止となっていた。

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畑の棚田

2020-05-12 13:12:00 | Weblog

写真を撮りに行けないので、削除した記事の写真復活シリーズ。

滋賀県高島市畑の棚田は「日本棚田100選」に選ばれている。
日本の農村の原風景とも言える棚田だが、ここに限らず全国のどこの棚田も後継者問題を抱えている。
今棚田を維持している人達の世代交代期になると急速に棚田が減少し、やがてはなくなってしまうに違いない。
畑地区もじわじわと棚田が減少しているが、棚田オーナー制度で都会の人に農作業参加をしてもらい、なんとか維持していこうという試みがなされている。

2012年5月13日撮影




















ところで、芸能人達の唐突な検察庁法改正案に対する抗議にものすごく違和感を感じる。
日本全国で新型コロナへの対応が最重要課題とされているこの時に、芸能人にとってはそれよりも検察庁法改正の方が深い関心を抱く事柄なのだろうか。

以前、ローラが辺野古の珊瑚を守ろうと呼びかけたのは、浦添軍港移転や那覇空港拡張の珊瑚問題は無視するという基地反対左翼の意向に沿ったものだった。
珊瑚を守ろうという趣旨だったら、辺野古だけでなく、浦添や那覇空港も問題にしないとおかしい。
それでも、少なくとも自然保護という万人共通のテーマで、一般の人も乗りやすいテーマだった。
今回は検察庁法改正???
芸能人が・・・
不思議だ。


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太厳寺の藤

2020-05-10 01:01:08 | Weblog

写真を撮りに行きたいところは軒並み臨時休業。
ウォーキングコースも撮るものがなくなって、カメラを持ち出すのをやめた。
というわけで、写真撮影も今は休業状態。

このブログは画像フォルダがいっぱいになるたびに過去の記事を古いものから削除しながら続けている。
それで、削除した記事の写真を復活してみることに。

これは、三重県亀山市住山町の太厳寺の藤。



写真投稿サイトGANREFで「今日の一枚」に選んでもらった一枚。
プロ写真家からもおほめのコメントをいただいた。
ボケを生かして全体を藤の薄紫色で覆うイメージで撮影。
マニュアルフォーカスでピントを変えながらボケが全体にかかる位置を探した。
2012年5月3日撮影
なお、GANREFは、スゴ腕の人がたくさんいて刺激される一方、サイト内のつきあいにけっこう時間がとられるので今は休止中。
Top of Gold になるまでは未達成感があるが、なってしまえばもういいかなって・・・(時間をかければ誰でもなれる)

太厳寺の住所確認のためネットで調べたら
「2020年度 藤まつりは中止とさせていただきます。鑑賞につきましても、今年はご遠慮お願い申し上げます。」
本当は自慢の藤をたくさんの人に見てほしいのに、新型コロナのために無念の思いをされているに違いない。








これは、風に揺れる藤の花の被写体ブレを狙ってシャッタースピード1/15秒で撮ったが、ふーむ。
止まっている花とブレてる花の動きの差がもっとはっきりしていればよかったかなー
。風次第なので。




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京都御所の蹴鞠

2020-05-06 19:42:08 | Weblog

WINDOWS 7 には付いていた動画編集ソフト「ムービーメーカー」が WINDOWS 10 には付いてないので新たに動画編集ソフトを購入。
今まで撮るだけ撮ってほったらかしにしていた多数の動画を順次編集中。

デジタル一眼レフは写真を撮るものであり、動画機能なんていらない。
と、頑なに思っていたが、実際撮ってみて、意外にきれいに撮れることを実感したのが、この「京都御所の蹴鞠」。

京都御所を訪れた時は蹴鞠があることを全然知らなかった。
それまで一度も蹴鞠を見たことがなかったので、ほんとにラッキーだった。
これはやっぱり写真よりも動画で撮ったほうがいいと思った。
その後何度か京都御所を訪れているが、蹴鞠を見たことはない。

カメラはEOS 5D Mark II

                         

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ホテル・カリフォルニア

2020-05-04 13:44:41 | Weblog

赤坂にAさんが行きつけの小さなスナックがあった。
その店にはフィリピン人のエレキギターのギタリストがいた。
Aさんは行けば必ず「ホテル・カリフォルニア」をリクエストした。
この演奏がまたうまくて、いつも二人で聞き惚れていた。

Aさんは父親が始めた事業を引き継いで、なんとか開業にこぎつけた。
しかし、開業前から経営は厳しい状況にあり、開業後もその状況に変わりはなかった。
そのままいけば経営破綻に陥ることが予想され、結局、僕の勤務先がその事業を引き取ることになった。
それに伴い、Aさんは事業から退いた。
その後、僕は勤務先を退職し別の職場に転職した。
ところが、何の因果か、その職場で、僕は因縁浅からぬその事業を担当する立場になってしまった。
事業自体は継続しているものの引き続き経営状態は厳しく、スポンサーを見つけて事業譲渡することにより処理するしかなかった。
私利私欲で動く人物がいたり、国会議員を使った妨害工作があったりなど、紆余曲折があったが、最終的には、公平な入札を実施して、ある外資に事業譲渡することになった。
DCFという手法によるデューデリ(=due dilijence、事業価値査定)が盛んに行われていた時期だった。

「ホテル・カリフォルニア」の曲を聞くたびに、Aさんの顔が浮かんでくる。
父親のしたたかさが少しでもあったならと思うくらい、真面目で実直で人間的に信頼できる好青年だった。
いろんなことがあったけど、せめてもの救いは、Aさんが経営破綻の責任を追及されるようなことにならずに済んだことだ。
「ホテル・カリフォルニア」の曲を聞きながら、今頃Aさんはどうしているのだろうか、かつての好青年も今は白髪頭になって、ひょっとしたら孫と笑顔を浮かべて遊んでいるかもしれない、と思ったりする。





1977年の演奏  なんと43年前! そんなに経ってしまったのか




2005年の演奏 もうみんな、すっかりおっさん でもこれがなかなかいい




ついでに僕の歌




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