水口花火大会は地元住民対象のローカル色が強いが、びわ湖大花火大会は関西有数の規模とも言われ、約30万人の人出で賑わう大イベントである。
滋賀での勤務先が、琵琶湖を望むホテルの宴会場を借り切り、そこに取引先を招待して花火を楽しんでもらう行事を毎年やっていた。
着任した年でもあり、取引先への紹介と挨拶もあって、その行事に参加することになった。
冷房の効いた室内で酒を飲みながら花火を見ることはせず、ベランダに出て花火の写真を撮るのに夢中だったのは言うまでもない。
この日は無風状態だったのか風向きのせいなのか、花火の煙がたちこめていたのが残念。
花火が終了すると30万人が一斉に帰路につくことから、JRや京阪の駅は駅の外にはみだす長蛇の列となり、タクシーもまったく捕まらない状態となった。
帰るに帰れず、職場の同僚が馴染みにしているスナックで時間をつぶすこととなり、結局、タクシーで帰宅したのは午前2時頃だった。
花火は地元の水口花火大会で楽しむこととし、その後、びわ湖大花火大会に出かけることはなかった。
後半の写真下部の黒い部分にはぎっしり埋まった観客がおり、微細な点々は観客のスマホの明かりだ。
2009年1月から住んだ滋賀県甲賀市水口町では毎年7月に花火大会が催される。
会場は、水口町を流れる一級河川・野洲川の河川敷で、自宅から歩いて3分ほどのところだった。
自宅のすぐ近くで花火が見られるなんて、そうあるものではない。
写真的には、花火が近すぎて周辺の風景が入れられず、花火だけの写真になってしまうが、見上げる眼前に広がる花火は迫力満点だった。
ネットで調べたら、今は「水口花火大会」ではなく、甲賀忍者の里にちなんで「甲賀流にんにん大花火」とイベント名を変え、打ち上げ場所も少し移動していた。
花火と忍者、あまり関係ないと思うけど。わざわざ仰々しい名前を付けなくても、と思う。
滋賀では、各地域ごとに、その地域特有の地域限定的な祭りが長年に亘って受け継がれてきている。
2009年1月から住むことになった滋賀県甲賀市水口町には、水口曳山祭があった。
水口曳山祭は、東海道50番目の宿場町であった水口宿の鎮守社・水口神社の春祭りで、滋賀県の無形民俗文化財に指定されている。
曳山は、宿場町を構成する各「町」ごとに保有され、曳山巡行に際しては「水口囃子」が奏でられる。
4月19日 宵宮祭 (前夜祭)
水口神社では神輿を拝殿に飾り宵宮祭が執行される。各町内では曳山を山倉の前に出して提灯を飾り付けるとともに宵宮囃子を奏でる。
各家々には提灯が灯される。
4月20日 例大祭
各町の曳山が水口神社に集結し、夕刻、神輿が神社に戻ってくると、曳山は各町への帰路につく。
こちらは、あじさい苑と違って、訪れる人も疎らで、落ち着けた。
写真上から順次
使用カメラ 使用レンズ 撮影データ
Canon EOS 5D Mark III EF24-105mm F4L IS USM 80mm f/4 1/160秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark III EF24-105mm F4L IS USM 28mm f/11 1/40秒 ISO1000
Canon EOS 5D Mark III EF50mm F1.8 STM 50mm f/1.8 1/1600秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark III EF50mm F1.8 STM 50mm f/1.8 1/5000秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark III EF50mm F1.8 STM 50mm f/1.8 1/800秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark III EF50mm F1.8 STM 50mm f/1.8 1/800秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark III EF50mm F1.8 STM 50mm f/1.8 1/400秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark IV EF70-200mm F2.8L IS II USM 200mm f/2.8 1/500秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark IV EF70-200mm F2.8L IS II USM 200mm f/2.8 1/400秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark IV EF70-200mm F2.8L IS II USM 182mm f/2.8 1/320秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark IV EF100mm F2.8L マクロ IS USM 100mm f/2.8 1/640秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark IV EF100mm F2.8L マクロ IS USM 100mm f/2.8 1/2500秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark IV EF100mm F2.8L マクロ IS USM 100mm f/2.8 1/640秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark IV EF100mm F2.8L マクロ IS USM 100mm f/2.8 1/160秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark IV EF100mm F2.8L マクロ IS USM 100mm f/2.8 1/640秒 ISO100
Canon EOS 5D Mark IV EF100mm F2.8L マクロ IS USM 100mm f/2.8 1/250秒 ISO100
2枚目以外は全て絞り開放。
花を撮る時は基本的に絞り開放で撮る。
理由は
ボケによりメインの花を際立たせる。
玉ボケ狙い。
明暗対比が強まって印象深くなる。
ただし、花でも風景的に広範囲を撮る場合は絞り込む。
カメラ2台、レンズ4本がだんだん重く感じるようになってきている気がする。
滋賀に住んでいた時、紫陽花の写真を撮りに行ったのは
滋賀県 もりやま芦刈園 余呉町あじさい園 全長寺
京都府 三室戸寺 善峯寺 岩船寺
奈良県 矢田寺
このなかで写真撮影スポットとしての個人的お気に入りベストは、1位矢田寺、2位岩船寺、3位三室戸寺、4位もりやま芦刈園。
福岡にはこれらの紫陽花名所に匹敵するようなところはないのが残念。
でも、筥崎宮あじさい苑があるから、まーいいか。
ここでは必ず蚊に三ヶ所以上刺されるが、がまんする。
筥崎宮あじさい苑も、去年までは日本人のなかに中国人が混じっている感じだったが、ついにここでもそれが逆転し、今年は中国人のなかに日本人が混じっている感じになってしまった。
中国人は全員女性グループで、グループごとにばらばらにやってきているようだった。
紫陽花ぐらいしか見るところがない梅雨の季節に、紫陽花だけを見に女性だけで来日するなんてことがあるのだろうか。
そういえば、アイランドシティのタワーマンションは中国人居住者が多いらしい。
アイランドシティ中央公園に来る中国人親子のマナーが悪いというカキコミを複数見た。
たまにアイランドシティのセブンイレブンに立ち寄ると必ずといっていいほど中国人がいる。
ひょっとしたら、この日に筥崎宮あじさい苑に来た中国人女性達は旅行者でなく移住者なのかもしれない。
街の中を辺りをはばかることなく大声で喋りながら傍若無人に闊歩する中国人達、そのわきを遠慮がちに歩く日本人。
福岡の街のそんな光景を、その夜、夢に見てしまった。
媚中親中政権が続けば、それが現実になるのかもしれないが、その頃にはこの世にいないのが救いかも。
マスコミも取り上げず、ひそかに静かに中国人移住者が増えているらしい。
なかには帰化して国会議員や地方公共団体の首長を目指す人たちも。
東山花灯路は、「灯り」と「花」をテーマにしたイベントで、毎年3月、2003年から2022年まで開催された。
途中、新型コロナにより中止が続き、2022年に3年ぶりの開催となったが、同時に最終回ともなった。
青蓮院から清水寺までの約5kmの散策路が行燈や生け花で彩られ、寺院・神社のライトアップなど幻想的な風景を醸し出していた。
青蓮院 京都府京都市東山区粟田口三条坊町
知恩院の北側にある天台宗の門跡寺院で、粟田御所とも呼ばれる。応仁の乱を逃れたという門前の楠の大木が目印。平安末期に比叡山の東塔から移した青蓮坊がそもそもの始まり。代々親王が住職を務めてきた格式の高い寺である。1788年(天明8)の皇居炎上の際には後桜町上皇の仮御所となった。雅な建物は明治以降の再建。みどころは2つの庭園。華頂山を借景とした室町時代の相阿弥作池泉廻遊式庭園と、小堀遠州作の霧島の庭。春秋の特別公開時には、庭園の一角の茶室・好文亭で抹茶付きで鑑賞ができる。
知恩院
京都・東山三十六峰の一つ、華頂山の麓に広がる浄土宗の総本山。法然上人が1175年(承安5)ここに居を構え、「南無阿弥陀仏」と唱えるとすべての人が救われるという念仏の教えを初めて説き、生涯を閉じた念仏の聖地だ。7万3000坪の広大な境内には、法然上人の御廟や2000人が一度に参拝できる御影堂、日本最大の三門など国宝や重要文化財の多くの伽藍が建ち並ぶ。
円山公園
竹灯り
ねねの道
高台寺 京都府京都市東山区高台寺下河原町526
豊臣秀吉の正室、北政所(ねね)が1606年(慶長11)に秀吉の菩提を弔うために開いた寺。創建当初は徳川家康の援助もあり、広大な寺域をもつ壮麗な寺であったが、度重なる火災に遭っている。桃山様式の創建当時の面影を残すのは、開山堂(重要文化財)と、須弥檀や厨子の高台寺蒔絵で名高い霊屋[おたまや](重要文化財)、伏見城から移した茶室傘亭(重要文化財)と時雨亭(重要文化財)、表門(重要文化財)、観月台(重要文化財)など。東山を借景にした小堀遠州作の庭園(名勝・史跡)も見応えがある。
二年坂
産寧坂
清水坂
清水寺
京都府京都市東山区清水1
清水の舞台で知られる。778年(宝亀9)、延鎮上人が音羽の滝の上に庵を結び、千手観音を祭ったのが始まり。798年(延暦17)、坂上田村麻呂が長岡京の旧紫宸殿を移築して堂宇を建造したと伝わる。断崖に立つ舞台造の本堂(国宝)は徳川家光が1633年(寛永10)に再建したもので、優美な寝殿造が踏襲されている。139本の柱が支える舞台からは京都市街を一望。三重塔(重要文化財)も同時期の再建。石段下には3筋の水が流れる音羽の滝があり、飲めば長寿、健康、学問に御利益があるといわれる。西国三十三カ所第16番札所でもある。
京都の町は今、外国人によるオ-バーツーリズムで酷いことになっているらしいが、この時はまだ日本人が圧倒的に多かった。
2008年は初めてデジタル一眼レフを入手し、ブログを始めた年だったが、翌2009年も思い出深い年だった。
結婚し、子供が生まれ、やがて子供達が巣立ちして、夫婦二人の生活に戻るまでの人生のメインの時期の大半を東京勤務で過ごした。
それが、滋賀での仕事の打診があり、引き受けることにしたため、縁もゆかりもない滋賀に移住することになった。
地方勤務の経験は、名古屋、高松、宇都宮で、名古屋、高松は子供達が中高生だったので単身赴任、宇都宮は夫婦二人生活に戻った時期だった。
いずれも県庁所在地で県の中心地だった。
滋賀県では県庁所在地の大津市ではなく、甲賀市水口町に住んだ。
甲賀は、甲賀忍者の里なので、てっきり山中と思っていたら、平野だった。
水口は、東海道五十三次の五十番目水口宿の宿場町であると同時に、水口藩の城下町でもあった。
昔からの伝統と文化が色濃く残る町だった。
滋賀に移住する前
2009年元旦 大洗磯前神社 神磯の鳥居の初日の出(茨城県東茨城郡大洗町磯浜町)
手賀沼の夕焼け( 千葉県我孫子市若松)
手賀沼の日の出
自宅のベランダからの眺め
富士山、新宿副都心、池袋サンシャインが眺められ、建築法上視界を遮る建築物が建たないことが確定していた。
滋賀への移住により売却してしまったのが残念。
2009年1月18日 甲賀市水口町に転入
この時は、このあと七年半も住むことになろうとは思いもしなかった。
水口の古い街並み
水口城
名古屋、高松、宇都宮に住んだ時、未知の土地への強い興味と、ドライブが好きなこともあって、週末になるといろんなところへどんどん出かけた。
滋賀でも当然同じ行動パターンとなるが、京都、奈良、三重に近い立地は最高で、充実した写真ライフが送れた。
関東では富士山周辺、伊豆箱根、奥日光、裏磐梯など撮影スポットはかなりの遠出になり渋滞不可避で、かつ現地混雑度がすごかった。
2009年2月
東海道五十三次四十九番目の土山宿(滋賀県甲賀市土山町)
石山寺(滋賀県大津市石山寺)
747年、聖武天皇の勅願により創建。真言宗大本山。
紫式部が参籠し、「源氏物語」を起筆したとされる。
西国三十三ヶ所第13番札所。
高松支店に単身赴任した時、週末は暇であり、八十八ヶ所巡りを始めた。
高松支店は四国全域所管だったので四国全体を知ることができ、ドライブの目的ができるので丁度よかった。
札所巡りの面白さがわかって、東京勤務に戻ると、坂東三十三ヶ所をやった。
この石山寺を皮切りに西国三十三ヶ所巡りを始めたのはいうまでもない。
札所は近畿一円の広範囲に及ぶが、第33番札所だけは何故か岐阜県にある。
志那浜の水鳥(滋賀県草津市志那浜)
信楽の狸(滋賀県甲賀市信楽町)
信楽焼は全国的に有名であるが、信楽に行くといやでも目に付くのが狸で、信楽のシンボルとなっている。
長浜の盆梅展
長浜では毎年1月から3月にかけて鉢植えの梅を展示する盆梅展が開催される。
長浜の街並み
長浜は、秀吉が初めての城持ち大名となって開いた城下町で、江戸時代には北陸と京都を結ぶ北国街道の宿場町として栄えた。
立ち並ぶ古い建物を利用したガラス工芸品や伝統工芸品ショップ、郷土料理、レストラン、カフェなど、街歩きが楽しめる人気観光スポットとなっている。
フィギアが好きな人には海洋堂フィギアミュージアムというのが有名らしい。
博多ラーメンで長浜地区にあるものは長浜ラーメンと呼ばれるが、ここ滋賀県の長浜にも長浜ラーメンがある。
豚骨、細麺で博多ラーメンと一緒。ただし薄味。
2009年一年間をふりかえるつもりが、1月、2月だけになってしまった。
今までコメントのやりとりをしたことのある人のなかで、数人がexcite(エキサイト)ブログだった。
その全員が写真が趣味の人達ばかりで、自分の写真の掲載がメインという自分と同じ嗜好なので、エキサイトにしようかなあと思っていた。
画像容量の制限が1GB(gooは3GB)しかないが、月額270円の有料コースにすれば、無制限となり、広告も非表示となる。
最初の1ヶ月は無料なので、有料コースにしてみた。
ところが、広告が非表示にならない。
選択しているスキンの問題らしく、ほかのスキンを選べば広告はなくなったが、気に入ったスキンを選択している限り広告が出てしまう。
それもど真ん中に。
さらに、記事を作成している途中で、画像1枚の容量制限が500KB以下であることがわかった。
そんなことはどこにも書いてなかったので、突然画像の受入れを拒否されて驚いた。
ブログ用に縮小しているのでたいていの写真は500KB以下だが、時々はそれを超えるものもある。
ということは、引越ししようとすると500KBを超える写真は移行されないってことだ。
エキサイトブログを試行的に始めた時、「全文表示」を選択しているのに「サマリー表示」しかされないので、エキサイトにメールで問い合わせをした。
問い合わせを受け付けたメールは送られてきたが、1ヶ月以上経った今もナシノツブテになっている。
今は「サマリー表示」しかできないスキンを選択してしまったからということがわかっているが、それにしてもナシノツブテはないだろうと思う。
excite(エキサイト)ブログと同時にHatena(はてな)ブログも試行的に始めた。
こちらは無料コースでも画像容量無制限で、月間の写真アップロード300MB以下という制限はあるものの、十分その制限範囲内でできるので問題ではない。
ただ「右クリック禁止」設定がないことから、他人に自分の写真を勝手に流用される可能性があり、いったんは移行先として対象外とした。
しかし、エキサイトのマイナス面がわかると、gooブログも推奨する、はてなブログを移行先とすることに傾いた。
ブログ用に縮小した写真なので用途に限界があり、自分の写真に流用するほどの価値があるのか等々考えると、流用のリスクは呑み込んでいいのではないかと思った。
とりあえず、はてなブログへの引っ越し作業をやってみた。
gooブログは画像容量制限3GBがあるため、その制限に近づくと古い記事と画像を削除しながらやってきた。
その結果、最も古い記事2014年11月「雨の英虞湾」以降、記事数1,516件、画像数12,338枚となっていた。
まずはgooブログ側で引越しデータを作成し、それをダウンロードする。
ダウンロードしたデータをはてなブログ側でインポートする。
手順については解説動画があるので、その通りやればいい。
インポートは記事の移行で始まり、その日のうちに思ったより早く終了した。
記事の移行が完了したら画像の移行を行う。
これは二日ちょっとかかった。
画像総数がgooでは12,338枚となっているのに、はてなでは移行対象総数が12,051枚と少ない。
しかも、そのうち12,041枚が移行完了し、10枚不足している。
「移行完了」の表示の右に「移行未完了」と表示され、完了したけど未完了?
さらに、移行に失敗したのは5枚と表示されている。
5枚のうち2枚はクリックすると画像が表示され、その画像を張り付けた記事を確認すると、失敗とされた画像はちゃんと貼り付けられていた。
あとの3枚はクリックすると、「ページが見つかりません」としか表示されず、どの画像かはわからない。
全部の記事を確認するのは大変なので、直近一月分の記事と最古一月分の記事、その間の記事をアトランダムに確認したが、画像が欠けている記事はなく元通り復元されていた。
画像数が違う原因はわからないが、とりあえず引越しはこれで終わりということにしよう。
なお、コメントと記事に貼り付けたYouTube動画はそのまま復元されていた。
ここにもついに中国人グループがやってきた。
桜の舞鶴公園やネモフィラの海の中道海浜公園などでは、こちらも移動してるし、中国人達も移動しているので同じ場所に固定されることはない。
しかし、ここでは夕日になるまでの時間、ずっと同じ場所で待機する。
日本人がじっと静かに日が落ちるのを待っているなかで、至近距離にいる中国人達が大きな声で中断することなく延々と喋り続けている。
日の入り時刻までまだ2時間もあるというのに、この状態が続くのかと思うとうんざりする。
早めに来て、自分ではベストポジションと思う場所に陣取っているので、場所は移動したくない。
と思っていたら、喋り疲れたのか、ネタが切れたのか、ようやく静かになった。
太陽のある空の部分と棚田の部分では光量が大きく違うので、空の部分を暗く覆う角型ハーフNDフィルターを使う。
露出を変えた3枚セットでHDR合成を行う。
これにより、棚田の水面に映り込む空をよりくっきりと写すことができる。
夕日から離れた上空まで赤く焼け、それが棚田全体の水面に映り込むのが理想だが、そんなことは滅多にない。
夕日周辺しか赤くならない場合は、夕日に近い棚田先端部のみ赤くなり、夕日から離れた空を映す手前の棚田は赤くならない。
この日はあいにくの曇り空だったが、雲の合間から夕日がなんとか顔を出し、やがて沈んでいった。
上空まで赤く焼け手前の棚田に映り込むのを期待したが、いつもながら空振りに終わった。
ハーフNDフィルターもHDRも使わず、普通に撮った写真がこちら。
上の写真と違って手前の棚田はカットしている。
前回、初めてデジタル一眼レフを手にし、ブログを始めた17年前の2008年に撮った写真をふりかえってみた。
そこには12月の写真がない。
なんとなく朧げに12月は写真を撮っていないと思い込んでいたが、確認すると全然そうではなかった。
思い込みや物忘れがだんだん頻繁になってきているように思える。
年齢的には十分老人なのにその自覚が全くないが、やっぱり惚けが進行しているのかもしれない。
というわけで、2008年12月に撮った写真
本土寺(千葉県松戸市平賀)
東漸寺(千葉県松戸市小金)
清水公園(千葉県野田市清水)
日本の桜百選に選ばれる桜の名所であり、またつつじの名所でもあるほか、梅、牡丹、藤、紅葉と四季を楽しめる面積28万平方メートルの総合公園。
フィールドアスレチックは国内最大級と言われている。
理窓会記念自然公園(千葉県野田市山崎)
東京理科大学野田キャンパス内にある広大な自然公園。
小石川後楽園(東京都文京区後楽)
文京シビックセンター展望ラウンジ(東京都文京区春日)
三脚禁止なので手持ちで夜景を撮らなければならない。
渡良瀬遊水地(栃木県栃木市藤岡町)
本埜村白鳥の郷(千葉県印西市笠神 旧本埜村)
田圃に水を張って白鳥の餌付けに成功し、毎年白鳥が飛来するようになった。
白鳥を撮るのも、白鳥が飛んでいるところを撮るのも、初めての経験だった。
それまで鳥が飛んでいるところなど撮ったことはなかった。
わが家のベランダから
ブログ開始から 6211日
そもそもブログを始めたのは
10年も使いながらだんだん宝の持ち腐れとなってしまっていたハッセルブラッドの売却金で
初めてのデジタル一眼レフ EOS 5D (初代)を買ったのがきっかけだった。
2008年2月だった。
フィルム時代はマイナーな趣味だった写真が、デジタル一眼レフの普及によって写真人口を加速度的に増加させる初期段階の時期だったと思う。
初めてのデジタル一眼レフに心躍らせ、あちこちに写真を撮りに出かけた。
そして、デジタルだからこそできるブログなるものをインターネットで見つけ、新しいものへの興味と写真の整理・反省の意味もあって、さっそく始めた。
2月 曽我梅林(神奈川県小田原市曽我)
3月 千倉お花畑(千葉県南房総市千倉町)
3月 万葉自然公園かたくりの里(栃木県佐野市町谷町)
3月 千鳥ヶ淵(東京都千代田区三番町)
高層階から千鳥ヶ淵を見下ろせるビルで長年仕事をしてきた。
靖国神社境内で花見の宴会をやっていたのがなつかしい。
4月 権現堂桜堤(埼玉県幸手市内国府間)
4月 本土寺(千葉県松戸市平賀)
自宅から車で10分足らずという近くにあり、桜、あじさい、花菖蒲、紅葉とよく出かけた。
4月 清雲寺(埼玉県秩父市荒川上田野)
4月 あけぼの山農業公園(千葉県柏市布施)
5月 あしかがフラワーパーク(栃木県足利市迫間町)
7月 水郷佐原(千葉県香取市佐原)
8月 裏磐梯 五色沼(福島県耶麻郡北塩原村大字桧原)
8月 裏磐梯 小野川湖(福島県耶麻郡北塩原村大字桧原)
9月 巾着田(埼玉県日高市大字高麗本郷)
10月 奥日光 小田代ヶ原(栃木県日光市中宮祠)
10月 奥日光 竜頭の滝(栃木県日光市中宮祠)
10月 奥日光 湯ノ湖(栃木県日光市中宮祠)
11月 中津峡(埼玉県秩父市中津川)
11月 西山荘(茨城県常陸太田市新宿町)
11月 竜神大吊橋(茨城県常陸太田市天下野町)
11月 本土寺(千葉県松戸市平賀)
11月 鬼石の冬桜(群馬県藤岡市鬼石)
11月 自宅のベランダから
左側に新宿副都心、富士山の手前に池袋サンシャインが見えるという絶好の眺めだった。
初めてデジタル一眼レフを手にし、ブログを始めた2008年に写真を撮りに行ったところ
2月 布施弁天、あけぼの山農業公園、曽我梅林
3月 千倉お花畑、筑波梅林、清水公園、布施弁天、あけぼの山農業公園、万葉自然公園かたくりの里、千鳥ヶ淵
4月 権現堂桜堤、本土寺、清雲寺、吉高の大桜、布施弁天、清水公園
5月 あしかがフラワーパーク
6月 東漸寺、本土寺、能護寺、大平山
7月 水郷佐原、手賀沼、行田古代蓮の里
8月 あけぼの山農業公園、裏磐梯
9月 清水公園、牛久沼、巾着田、弘経寺、持法院、あけぼの山農業公園
10月 あけぼの山農業公園、奥日光
11月 中津峡、西山荘、竜神大吊橋、本土寺、鬼石の冬桜
なお、7月は、ディーズニーオタクだった娘がディーズニーシーのホテルで結婚式を挙げた。
自分の結婚式以来のタキシード姿で娘をエスコートし、緊張した。
17年の歳月を経た今、中1と小5の2児の母になっている。
「つつじ寺」と呼ばれる大興善寺はつつじの名所であると同時に、紅葉の名所でもある。
山の斜面をつつじの花が覆い、その背景に新緑のモミジが美しく輝く。
一番人気の「一目一万本」のつつじは、ほかの場所のつつじよりも見頃になるのが遅いので、そのかねあいが難しい。
今回も「一目一万本」はほぼ見頃に達していたが、ほかの場所はところどころ萎れた花を見かける状態だった。
大興善寺はまず127段の石段をクリアしないといけない。
以前は、一気に一定スピードで登れていたが、今はゆっくり無理せず登ることにし、5秒程度の小休止を途中で2回入れるようになってしまった。
一目一万本
ここは朝は日陰になっていて、午前十一時を過ぎないと日が差してこないので、一番最後にここに来て、日が差すのを待つ。
境内にある藤棚と水車
大興善寺ではついつい夢中になってたくさんの枚数を撮ってしまう。
今回も300枚以上撮ってしまった。
残すものと捨てるものの選択にけっこう時間がかかる。
切り取る部分を変えながら何枚も撮っていると、どれが一番いいのか迷ってしまう。
皿山公園は、自宅から車で30分ちょっとと比較的近く、山の麓の斜面をつつじの群落が埋め尽くす光景が好きで毎年来ている。
今年はつつじの開花が例年より遅い。
つつじの開花情報と天気予報を睨んでいたが、満開には少し早めながら出かけた。
午後に出かけたので、午前中は順光のところが逆光になってしまうが仕方がない。
いつも楽しみにしている撮影スポットのつつじの木が全面的に伐採されてしまっていた。
予想もしない光景を目にして思わず息をのんだ。
本来ならこんな光景のはずだった。
ここも。
本来なら。
一体何が起こってしまったのだろうか。
名島門傍の藤棚
舞鶴公園の藤棚といえば、ここ。
けっこう見に来る人は多い。
いつもは少数の外国人を見かけるが、今回は中国人集団がゾロゾロとやってきた。
どこに行っても中国人ばかり。
海の中道海浜公園にネモフィラを撮りに行った時も、中国人のなかに日本人が混じっている感じだった。
中国の人口14億人の1割が日本にやってくれば日本の人口を超える。
本丸跡の一隅にある藤棚
名島門傍の藤棚より小規模で、見に来る人も少ない。
本丸跡を降りたところにあるツツジ園
日々の気温の変化が大きいので、着るものに迷う。
半袖でもいいような時もあれば、ジャケットを着ないと肌寒い時もある。
最初はジャケットを着て歩いているうち、暑くなってジャケットを脱ぎ、やがて長袖を腕まくり、なんてこともあった。
人によって気温の感じ方が違うのか、半袖、長袖、ジャンパー、ジャケットなど、同じ時刻、同じ場所でいろいろな服装の人を見かける。
excite(エキサイト)ブログ
もともとブログで交流があった人は少ないが、goo以外ではexciteの人が数人。
いずれも写真撮影が趣味の人ばかりであり、その人たちが選んでいるので、これがいいかなあとアカウントを開設し、記事を作ってみた。
gooでは広告は画面右脇か左脇に表示されるが、画面中央のど真ん中に広告が表示されるのが鬱陶しい。
そして一番問題は、gooでは画像容量が3GBだったのに、exciteは容量が1GBしかない。
写真を中心にブログをやっている者にとっては、これは厳しい。
この解決は、月額270円の有料コースにすること。
画像容量が無制限となり、PCでの広告が非表示となる。
とりあえずgooと同じ内容の記事「海の中道海浜公園のネモフィラ」を作成してみた。
↓
海の中道海浜公園のネモフィラ : きままなドライブと写真、そして映画
PCデザインスキンで「マイデザイン」を選択し、数年前に撮ったヒメボタルの写真を背景にしたらキラキラした感じになって気に入っている。
ただサマリー表示しかできず、全文表示にできないのが難点。
上記はサマリー表示をクリックして個別記事を表示したもの。
キラキラ背景の「マイデザイン」を諦めて全文表示できるスキンを選択することも検討中。
Hatena(はてな)ブログ
gooではブログの引っ越し先としてAbemaとHatenaを推奨している。
そのためか、Hatenaを新たなブログ先として選んでいる人がいる。
画像容量は無料コースでも無制限であり、ブログに写真をたくさん載せる者にとっては大いに魅力的だ。
月間の写真のアップロードは無料コースでは300MBという制限があるものの、ブログ用に写真を小容量化しているので、これで十分。
ちなみに、有料コースは、月600円相当(ただし支払いは2年分14,400円一括払い)で、アップロード制限は3GBにアップされ、広告非表示となる。
ブログの設定は、gooやexciteに比べると大雑把で、スキンのデザイン数も少ない。
アカウントを開設し、記事の下書きを作成している途中で大きな問題に気が付いた。
記事画像の「右クリック禁止設定」がない!
誰でも自分の写真を保存・流用できてしまう。
たいした写真ではないとはいえ、どうしてもこれは容認できないので、Hatenaは選択肢から消えた。
自分の写真をどうぞ自由にお使いくださいという人であれば、容量無制限だし、いいと思う。
どのブログにするか早く決めなきゃいけないわけでもないので、FC2ブログもやってみるかなあ。
(追記)
FC2ブログの記事をいろいろ見て、掲載された写真全てが右クリック可能になっていたので、「右クリック禁止設定」がないものと判断された。