きままなドライブと写真、そして映画

晴れの日はドライブ・写真、雨の日は映画、曇りの日は・・・迷う

カワセミはどこに行った

2016-02-22 22:28:26 | Weblog
白鳥とオオワシは2月下旬には北へ帰っていなくなってしまうことと、湖北は南の地域よりも悪天候の日が多いので、湖北の天気がいい時はカワセミよりも白鳥を優先してそちらに行く。
この日曜日の天気は、湖北は曇りか雨で、京都は晴れ。
ということで、久しぶりに京都某所の川へカワセミを撮りに行った。
ところが、何となく雰囲気が違う。
いつもは地元の常連グループがいるはずなのに、誰一人見かけない。
カワセミを見つけるには、常連グループを見つけるのが早いくらいなのに、彼等の姿がない。
川沿いに、今までカワセミがいたことがあるところを全部歩いてみたが、カワセミの姿もない。
重い機材を担いで歩き回った挙句、まったく何も撮らずに帰るのもシャクなので、とりあえず目についたものを撮ることにした。

一瞬、モズかと思ったら、スズメだった。
まー、スズメでもいいか。


撮った時はそう思っていたが、自宅に帰ってPCでよく見るとスズメではなさそうだ。
インターネットの野鳥図鑑で調べると、モズのメスだった。
オスは何度か見ているが、メスは初めて。

京都の川や池には必ずいると言っても過言でないくらい、アオサギが多い。


撮っていると、突然飛んだ。
近すぎてフレームからはみだしてしまう。


川のほとりにあるちょっとした梅林。
「ちょっとした」なので、立ち止まって眺める人はいない。
今年、見ごろの梅を初めて見た。




この川は白鷺も多い。
カワセミ撮りの人達は白鷺には見向きもしない。




川面が逆光に反射して輝いている。


さて、そろそろ帰るかと思って歩き出したら、自転車で通りかかった人が「むこうにいるよ」と教えてくれた。
この川沿いの遊歩道は、散歩や自転車で行き交う人が多く、時々こうやって教えてくれる。
さっそく行ってみた。

いた!


しかし、このオスは、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりと場所を移動するだけで、肝心の捕食活動をまったくしない。
カワセミを追いかけ、捕食活動がまったく撮影できないまま、まるで翻弄されているかのように重い機材を担いであちこち移動するだけでは、だんだんうんざりしてくる。
と、常連グループの一人の方と出会った。
聞くと、今はみんなずっと下流のところでカワセミを撮っているとのこと。
こんな意地悪カワセミは見限って、今度はそっちへ行ってみよう。
コメント
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