先日あるご夫婦のお宅へ、報恩講にお参りしました。
そのご夫婦は、現在はある施設へ2人で入所なさっているのですが
報恩講だけはどうしてもお勤めしたいということで帰ってこられました。
しかし、本宅はすでに閉めておられ使用できないので
離れでお勤めすることになりました。
その話を聞いた時に、ご本尊様はどうしよう、と思ったのですが
向こうから、本願寺にある小さいご本尊をお迎えしたい。そして今の施設にも
持っていきたい、とのお話をいただきました。
さっそくご本山から「いちょう」というタイプのご本尊を申し込み、当日持参。
すでに仏花、お灯明、お仏飯、お供えなどが用意してあり、それらをお飾りをして
お入仏、報恩講のお勤めをさせていただきました。
終わってからお茶をいただきながらのお話に、
「来年は自分たちがいる施設の部屋でお勤めしたいのですが。
どがあでもほんこさんほどは勤めたいけえな」
との一言が。
「いいですとも、いいですとも。喜んでお参りさせて下さい」
ここまで報恩講を大切になさっているそのお言葉に、本当に感動したのと同時に
先人たちから培われてきたお念仏の土徳というものもまた感じました。
そのご夫婦は、現在はある施設へ2人で入所なさっているのですが
報恩講だけはどうしてもお勤めしたいということで帰ってこられました。
しかし、本宅はすでに閉めておられ使用できないので
離れでお勤めすることになりました。
その話を聞いた時に、ご本尊様はどうしよう、と思ったのですが
向こうから、本願寺にある小さいご本尊をお迎えしたい。そして今の施設にも
持っていきたい、とのお話をいただきました。
さっそくご本山から「いちょう」というタイプのご本尊を申し込み、当日持参。
すでに仏花、お灯明、お仏飯、お供えなどが用意してあり、それらをお飾りをして
お入仏、報恩講のお勤めをさせていただきました。
終わってからお茶をいただきながらのお話に、
「来年は自分たちがいる施設の部屋でお勤めしたいのですが。
どがあでもほんこさんほどは勤めたいけえな」
との一言が。
「いいですとも、いいですとも。喜んでお参りさせて下さい」
ここまで報恩講を大切になさっているそのお言葉に、本当に感動したのと同時に
先人たちから培われてきたお念仏の土徳というものもまた感じました。