blog ちぎょらく

煉瓦・煉瓦刻印・軍の遺構・近代建築など明治・大正・昭和の歴史に関心が有りブログでアップしていく予定です。

ユリ科植物の驚異

2005-10-11 00:01:57 | 日記・エッセイ・コラム
種から植えても、茎を切り取っても、あるものはムカゴから、あるものは株分けから・・・・
園芸をやっていると人間と言う生物の常識を超える生命繁殖力に驚く事がある。

人間を含めた動物はあくせくと自分の行動範囲を拡げる。
それは給餌行動か繁殖の範囲の拡大か、人間なんて考えすぎる動物はとかく他の欲望が付属すると、それ以上ってことになるが・・・

植物は自然任せで、ほとんど一世代で動く事はありえないのだが、その性質からか、子孫繁栄、自分のコピー増設?の為の手段は動物一般よりもたけている。

ユリ(小さい頃買ったのはすかしユリの球根だったと覚えているが)は、地下茎が発達している。
いわゆる「ゆり根」と呼ばれるものだが、燐片と言ってあのかけらの一枚でも3~5年かければ立派な花を咲かせるまで成長するらしい。
ヤマノイモ科の植物と同じであるが、ムカゴと言って葉柄の下に付く栄養根の塊からも増やす事が出来る。
勿論、種からも出来るが、これが一番時間がかかる。

不思議な魅力はありますが、実際に育ててみると、難しいものですが^^;