鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2009年05月31日 | Weblog
ムネオ日記
2009年5月31日(日)
 自民党の細田幹事長も菅選挙対策副委員長も選挙は8月以降との見解を述べているが、戦いを前に後ろ向きになってはいけない。少なくとも解散の判断が出来る首相を支える立場にある者は、戦術、戦略を十分考えて様々な含みを持って言うべきである。細田幹事長は当選6回で、まだ議員歴19年、菅副委員長は当選4回、議員歴13年である。政治家としてのキャリア、経験不足、修羅場を十分踏んでないとストレートな足下(あしもと)を見られる表現になっている。
 いずれにせよ待ったなしでやってくる選挙である。流れは政権交代して欲しいというのが国民の声だ。
 官僚政治打破、格差の広がる新自由主義政策にストップ、地方切り捨てをさせないと淡々と政策論争をしていけば良いのである。「いつでも来いという気概を持って新党大地・鈴木宗男は進んでいく。
 「麻生首相は30日午後『ロシアによる北方領土の不法占拠が続いている』とした自らの発言にロシア側が反発したことについて、『日本の公式見解だから、改めて言ったからといってごちゃごちゃするようなことはない』と述べ、日ロの平和条約締結(ていけつ)交渉などに影響はすることは無いことの認識を示した。横浜市内で記者団の質問に答えた。首相は「日本が独立した昭和27年から同じ事しか言っていない」と強調した。(北海道新聞3面)と出ている。
 ここで首相が歴史認識で勘違いしているのは、ソ連時代、領土問題について日本は即時一括返還と言ってきたが、ロシアになってから日本も対応を変えたことである。
 ロシアが領土問題を認めてから、日本も柔軟に対応してきたのである。
 「昭和27年から同じ事を言っている」と言うのは短絡(たんらく)的である。1951年の講和条約、1956年昭和31年の日ソ共同宣言、その後日米安保条約の改定で、ソ連がどう出てきたか、ロシアになってからどのような日ロ関係であるか、ソ連とロシアを一緒にしてはいけない。
 記事に触れたことも踏まえ、外務官僚は首相に正しいしっかりした歴史認識をレクチャーすべきである。
 外務官僚、とりわけロシア担当者は裂帛(れっぱく)の気合いをもって麻生首相を支える事だ。
 麻生首相は時として、思いこみで発言している場合もある。外交は過去の積重(つみかさ)ね、約束を守って初めて信頼関係、前進があるものと私は考える。
 9時半から、札幌市で陸上自衛隊第11旅団創立1周年、真駒内駐屯地開庁55周年記念式典に出席し挨拶の機会を得る。
 国際社会の中で、PKO平和維持活動、緊急災害援助活動等、自衛隊抜きにして、日本の国際貢献はない。雨の中、自衛隊の勇姿に接し、身の引き締まる思いである。

鈴 木 宗 男

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宗男日記から

2009年05月30日 | Weblog
ムネオ日記
2009年5月30日(土)
 補正予算が成立し、次の焦点はいつ解散総選挙かに絞られてきた。
 「政局より景気」と言ってきた麻生首相は、21年度本予算に続いて大型補正と、次々と手を打ってきたが、国民は冷静に見ている。選挙目当てのバラマキの財源が借金であることは、国民はよくわかっている。経済効果は期待できないという雰囲気である。
 このままだと任期満了に限りなく近い選挙になるのではないかという見方もあるが、私は、自民党は追い込まれるとぼろ負けになることを考えると、傷は浅く小さい方がいいという判断が働き、7月選挙になる可能性も排除できないと思う。
 東京都議選挙後だと自民党は選挙に負け、「麻生では戦えない」と、いきおい麻生降ろしが始まるだろう。それならば、早くに解散して、出来る限り小さく負ける道を選んでくるものと思う。
 いずれにせよ一ヶ月の違いである。いつ選挙があっても言い様に、心の準備はしておかなくてはならない。
 ロシアのメドベージェフ大統領は29日、クレムリンで行われた河野雅治駐ロシア大使の信任状奉呈式で、「クリール(千島)列島に対するロシアの主権に疑問を差し挟む日本の試みは、平和条約締結交渉継続に貢献しない」と述べ、麻生首相が北方領土について「ロシアによる不法占拠が続いている」と述べたことを牽制し、不快感を表したと報道されている。
 外務官僚は私の度々の質問主意書への答弁でも、「不法占拠」という言葉を使っている。北方四島は日本の固有の領土であるが、現在はロシアが実行支配している。
 日ロ両国で北方四島は係争地域であるとしており、話し合いで解決することで合意している。麻生首相が外務官僚の言うがままに同じ表現をしたところで、どうして「型にはまらない独創的アプローチ」が出てくるというのか。更に迷路に入り込んでしまうだけではないか。
 国益の観点から、現実的解決に向けた発想を持ってもらいたい。
 7時03分札幌駅発で帯広に行き、10時から元士幌町長で私の後援会長をして下さった飯島和吉さんの町葬に参列。既に告別式は終わっているが、士幌名誉町民としての最後のお別れである。御遺族の方と一緒に写真を撮りながら、改めて飯島さんのご冥福を祈る。
 12時帯広で開かれている郵雪会(特定郵便局長さんのOB会)総会に出席し、挨拶する。17日、千葉の幕張で行われた郵便局長会の全国大会における私の挨拶が大変良かったと話題になり、有り難い限りである。政権交代をして、郵政の抜本的見直しを何としても実現しなくてはならない。
 帯広から上川管内士別市に向かい、昔からお世話になっている方の息子さんの結婚式に出席し、お祝いを述べる。
 その後車で千歳市に行き、「ほりえ政行」千歳市議会議員候補の最後の遊説に駆けつけ、打ち上げ挨拶をする。人間関係を大事にする私にとって強行日程も苦にはならない。

鈴 木 宗 男

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宗男日記から

2009年05月29日 | Weblog
ムネオ日記
2009年5月29日(金)
 麻生首相が関係閣僚に検討を指示していた厚生労働省の分割・再編について、先送りされることが決まったという。
 15日の政府の安心社会実現会議で、厚労省の分割について話が出て、麻生首相が厚労省と内閣府の一部を「社会保障省」と「国民生活省」に分割・再編する具体的な形を出し、与謝野財務大臣にとりまとめを指示したと公(おおやけ)になっていた話が、2週間で変わってしまう。何ということか。
 麻生首相は「100年に一度の経済危機」と、「100年に一度」という言葉をよく使う。橋本龍太郎元総理は、「100年に一度の大行政改革」と言って、今の1府12省庁体制にしたのである。
 この時、中央省庁等改革基本法を通し、次の小渕内閣で省庁改革関連法、省庁改革施行関連法が成立したのだが、この両法案に閣議で署名している政治家は現在では私だけになった。「100年に一度」の大行政改革の歴史的経緯とその重みを、首相はじめ閣僚はよく勉強してもらいたい。思いつきやその場の雰囲気で動かす話ではないのだ。
 橋本内閣における行政改革は、自由民主党の行政改革委員会委員長を約10年間務められた橋本元首相が、その経験を持って、検討に検討を重ねて、首相になって断行した歴史的な仕事なのである。あまりにも軽い今の政治に、橋本、小渕両元首相はどう感じているだろうか。
 これに関して、日本経済新聞2面の囲み記事が面白い。

 厚労省分割めぐり―安心会議が紛糾 「党利党略」「無礼だ」
 厚生労働省の分割・再編を巡り、28日の安心社会実現会議が紛糾した。薬害肝炎全国原告団代表の山口美智子委員は「一委員の提案した厚労省分割・再編が報道された。衆院選のパフォーマンスを思わせる。党利党略だ」と表明。これに「提唱者」とされる読売新聞グループ本社会長の渡辺恒雄委員が「取り消せ。無礼だ」と反論し、会議は一時、険悪な雰囲気に包まれた。
 このため与謝野馨財務相が「超然たる立場で意見を述べてもらうのが会議の趣旨」と場を収めた。
(5月29日日本経済新聞朝刊2面)

 与謝野大臣が「超然たる立場で意見を述べてもらうのが会議の趣旨」と言ったそうだが、超然的では困るのである。現実と向かって議論を重ねてほしい。
 民主主義は手続きが一番大事で、次に中身なのである。しっかりと踏まえて戴きたいものだ。
 総務省が今日公表した労働力調査によると、完全失業率は2003年11月の5.1%に次ぐ5.0%となり、有効求人倍率は、1999年5、6月と並び過去最低となる0.46%に達したとのことである。過度な規制緩和により格差が広がり、働く機会がなくなったことの証左である。
 小泉政権以後政治がなかったことは、この数字をみても明らかである。一日も早い解散総選挙で国民の信を問うのが、麻生首相の最後の仕事ではないか。
 「政局より景気」と言いながら、昨年から何ら改善されていない。この現実を麻生首相は何と国民に説明するのか。是非とも麻生首相の肉声で説明してほしいものだ。
 夕方千歳に入り、千歳市議会議員選挙で新党大地が推薦している「ほりえ政行」さんの応援に入る。
 いよいよ明後日が投票日、沢山の人に投票所に足を運んで戴きたいものである。


本日提出した質問主意書5件

№307 北方四島への人道支援に対するサハリン州政府の見解に関する質問主意書

№308 外務省在外職員の住居の実情等に関する質問主意書

№309 外務省についての各マスコミ報道に対する同省の対応に係る国民への説明等に関する第3回質問主意書

№310 外務省と同省所管の各種法人との関係等に関する質問主意書

№311 最高裁判所裁判官の指名等に関する再質問主意書


本日受領した政府答弁書9件

№272 農林水産省の労働組合員が無届けで非営利団体の役員を兼務していた件に関する質問主意書

№273 我が国の報道機関関係者がロシア政府のビザ発給を受けて北方四島に渡航した件に関する質問主意書

№274 政府見解と異なる北方領土問題の解決方法について言及した政府代表に対する外務大臣の対応等に関する再質問主意書

№275 外務省職員が公務出張に際して取得したマイレージの同省における取り扱い及び公費節減効果の検証等に関する再質問主意書

№276 ロシア側に押収されたままの第31吉進丸の船体返還に向けた外務省の取り組み等に関する質問主意書

№277 在ロシア日本国大使館において本来節約できたはずの月額約四百五十七万円もの賃借料が二年に渡り支払われ続けていた件に関する第3回質問主意書

№278 海上自衛隊の特殊部隊における隊員死亡事件に係る防衛省による調査の進捗状況等に関する質問主意書

№279 外務省所管の各種法人に対する同省の助成等に関する第3回質問主意書

№280 農林水産省の出先機関における勤務評定に関する再質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

衆議院ホームページ

鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2009年05月28日 | Weblog
ムネオ日記
2009年5月28日(木)
 昨日の党首討論が話題になっている。
 新聞、テレビの受け止め方はそれぞれだが、私のところに尋ねてきたマスコミ関係者は、総じて「麻生首相に余裕がなかった」、「首相がチャレンジャーになってはいけない」、「逆に鳩山代表の方が大人の対応だった」という声である。
 また事務所には「与党議員の動員がされたかの様な不規則発言はいけません」、「野党がヤジるのならともかく、与党が騒ぐとは、はじめから基礎体力が落ちています」といった声が届く。
 党首討論の重みを考える時、自ずから政治家個々人が常識をわきまえるべきである。私も若い頃「ヤジ将軍」と言われたが、時、場所はわきまえて発言していたものである。この点でも政治家の器量が今、問われているのではないか。
 自民党の党改革本部は、10年後を目処に衆・参両院の議員定数を段階的に3割減らす案をまとめたと報じられているが、こうした問題は「エイ、ヤー!」の気持ちで取り組み、即、実施しなければ出来ないものである。小選挙区制も2回実施した後に見直しを検討するという話だったが、ウヤムヤになり、今日(こんにち)に至っている。
 10年ではなく、「次の次の選挙からこうします」と、国民に約束するのが責任政党である与党の本来の姿だ。それが他人事(ひとごと)みたいな言い振りをするのでは、国民が支持しない。
 新党大地は2年前の参議院選挙から、参議院については242人の定数を日本の人口100万人に1人の割合で125人とし、117人を削減する、衆議院については300の小選挙区を200にし、100人を削減する主張をしている。政権交代を果たしたら必ず実行して、わかりやすい政治にしたいと考えている。
 待ったなしでやってくる衆議院選挙、「北の大地・北海道からチェンジ!」、「北の大地から政権交代」の狼煙(のろし)をあげていく。
 かつて日本で大使を務められた方が訪ねてくれ、18時から夕食を共にする。北朝鮮問題、対中関係、対米関係、対中東関係等、幅広い分野でとても興味深い話をお聞きする。義理人情と言えば日本人の一つの美徳だったが、今は外国人の中にこそ、日本の良き伝統、文化を踏まえている人が多いことに気付く。


本日提出した質問主意書6件

№301 1999年にキルギスで発生した日本人誘拐事件の際に身代金が支払われたとの証言が同国国会でなされた件に関する質問主意書

№302 外務省の在外公館派遣員制度に関する質問主意書

№303 外務省の大使館及び総領事館における便宜供与に関する質問主意書

№304 外務省の専門調査員制度に関する質問主意書

№305 外務省における健康管理休暇制度に関する質問主意書

№306 外務省在外職員に支給される住居手当の妥当性に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

衆議院ホームページ

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宗男日記から

2009年05月27日 | Weblog
ムネオ日記
2009年5月27日(水)
 国会議員の夏のボーナスを2割削減する法案が衆議院で可決され、参議院に送られた。昨年夏は約301万円だったボーナスが約60万少なくなり、241万円となる。
 赤字経営の民間会社では、ボーナスを支給しないというのが圧倒的に多い。国の借金が850兆円と言いながら、国会議員がボーナスをもらうべきかどうか、もっと突っ込んだ議論があっても良いのではないか。2割と言わず、全額削減の決定の方が国民にはわかりやすいと思うのだが。
 読売新聞6面に自民党の意見広告が出ている。しかも全面を使ってである。
 「民主党が提案している政策に具体的な財源はありますか」と言っているが、民主党にモノを言う前に、自らの特権、手厚い手当等を切りつめることが第一ではないのか。批判する前に国会議員や官僚の特権、無駄な手当をなくす議論をすることが先だと私は思う。
 消費税を上げる議論が必要だというのなら、その前に国会議員の定数を削減し、官僚の特権をなくし、「我々も身を削っています」、「血を流しています」と、しっかり結果を出してから、国民の皆様に「お願いします」と言うのが当然の筋ではないだろうか。国会議員や高級官僚は、国家財政が赤字でも左うちわでのうのうとボーナスをもらっていると、多くの国民は思っている。これも絶えず権力側で生きてきた世襲政治、官僚政治の甘え、おごりではないのか。
 やはり政権交代をして、生活感のある政治を実現しなくてはいけない。
 久しぶりに党首討論が行われた。読者の皆さんの受け止めはいかがだっただろうか。
 麻生首相、鳩山代表、それぞれ持ち味、クセを出していたのではないか。
 鳩山代表のソフトな語り口の中にも芯の入った、後で聞いてくるボディーブローの様な強さを私は感じ取った。木で鼻をくくった様な麻生首相の言い振りは感心できない。
 マスコミで「宇宙人」と言われる鳩山代表だが、私は「宇宙人」に期待したい。未知の世界から何かを運んでくる様な夢と希望がある。国民に夢と希望を与えてほしい。国民にやる気を起こさせてほしい。それが何よりである。
 政権交代に向けて、「新党大地」も、「北海道からチェンジ!」を訴えていく。
 15時日高管内新ひだか町静内で後援会会合。15日にも静内に入り、新しい組織を立ち上げたが、今日も新しい人達にお会いし、心強い限りである。この輪を全道に広げていく。
 18時半から苫小牧市で大変お世話になっている会社の創立30周年式典に招かれ、挨拶させて戴く。たたき上げで頑張る社長さん、それを支える社員の皆さんに敬意を表する。


本日提出した質問主意書6件

№295 国会議員に支給されるJR無料パス等の実際の使われ方等に対する内閣総理大臣の見解に関する再質問主意書

№296 検察官等による犯罪行為の発生件数等に関する再質問主意書

№297 政府による補正予算を用いたいわゆる国立漫画博物館の建設の是非等に関する質問主意書

№298 新型インフルエンザに係る政府が作成したテレビCMに関する質問主意書

№299 外務省在外職員に支給される子女教育手当の妥当性に関する質問主意書

№300 外務省在外職員に支給される配偶者手当の妥当性に関する質問主意書

※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。

衆議院ホームページ

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