鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男ニッキから

2008年11月30日 | Weblog
ムネオ日記
2008年11月30日(日)
 「田母神前空幕長講演に防衛省戦々恐々 来月立て続け 『批判再燃も』」(毎日新聞2面)という記事がある。確かに月刊誌、週刊誌はじめ田母神氏の手記、見解がよく載っている。
 つい一ヶ月前まで、政府が人事で承認した航空自衛隊の最高責任者であった人だ。きちんと調査して、その上で辞めさせていれば心配することもなかったろうに。ウヤムヤなうちに、「臭い物には蓋ふたをする」式に辞めさせてしまった結果、民間人になってしまい、どうしようもない。おまけに国民の税金から出される退職金も総取りである。
 現職の時、政府見解から著しくかけ離れた発言をしておきながら、そのことを放っておいた防衛省幹部の責任は極めて重い。歴代防衛大臣はじめ人事に関与した者は、何らかのけじめをつけ、責任をとるべきではないのか。
 この点、与党政治家が黙っているのはおかしなことだ。国民の理解、協力を得ずして、国家安全保障は遂行できない。
 与党政治家、防衛省は、自浄能力を発揮して戴きたい。信頼回復のためにも。
 麻生首相が小沢民主党代表の地元に入り、民主批判をしたと出ている(読売新聞4面)。政権側、責任ある立場に就いている者は、絶えず批判される側にいる。そのトップにいる首相が、しかも岩手で相手側大将の批判をするだけでも、何とも人間性、器量、度量が小さく見える。
 首相がするべき話は、この日本をどう導くか、お年寄りにどう安心して生活してもらうか、熟年層、壮年層にどう安定を与えるか、若者にどう夢と希望を持たせるか、世界に責任を持つ日本の姿をどう主張するか、そうした大所高所の話であり、国民はそれを期待しているのである。
 党首討論についても、「小沢民主党代表の方が生活感があった」という声が圧倒的である。麻生首相はご自分の立場をまだはっきりわかっていないのではないか。
 就任して2ヶ月経つが、自民党議員としての延長線上で首相をやっていてもらっては、国民が迷惑する。意識改革をしっかりして、その任に全力投球してもらいたい。
 午前中、有楽町の道産子プラザで根室の物産展があり、顔を出す。私の根室後援会の青年部の皆さんが、一生懸命根室の特産物を売っていた。私もサンマ、たらこ、氷下魚こまいを買う。
 明日は東京の日比谷公園で北方領土返還要求行進があり、そこにもこのメンバーが参加する。もちろん私も参加するので、楽しみである。
 昼の東北新幹線で山形市に向かう。
 15時半から根室市で大変お世話になっている方のご子息の結構披露宴に招かれ、お祝いを述べる。久しぶりの山形は雪が舞っていた。冬、遠からじの感を受ける。
 明日からは12月である。中小企業の経営者、お年寄りは年末を控え、生活が大変だろうと、雪を見ながら心配する。政治の流れを変えることが、元気な北海道、日本をつくることになると、闘志を燃やすものである。
鈴 木 宗 男
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宗男ニッキから

2008年11月29日 | Weblog
ムネオ日記
2008年11月29日(土)
 昨日の大地塾11月例会で講演して下さった八代英太先生に対して、「次期衆議院選挙で『大地』から出馬してほしい」という声が数多くあがった。党員の声として重く受け止め、各地の党員、後援会関係者と相談し、しっかりした形を作って八代英太先生にお願いをして参りたい。
 八代先生のお話を聞いて、皆さん感激しての発言だったが、まさに「言葉は力なりき」である。
 昨日行われた党首討論について、各紙の見出しは次の通りである。

読売新聞…首相は慎重 歯切れ悪く守勢 挑む小沢氏 補正出すのが筋 小沢氏80点 首相60点 都築勉信州大学教授(政治学)(3面)

北海道新聞…押す一郎 守る太郎 小沢代表補正提出再三迫る 麻生首相「安全運転」に終始(3面)

朝日新聞…迫る代表 かわす首相 「年末解散を」揺さぶり 麻生節封印、終始守り(2面)

毎日新聞…小沢代表「国民への背信行為」 首相劣勢「一次で年内は対応」(1面) 国会先行きに暗雲 「反転攻勢」思惑外れ 勢いづいた民主 代表称賛する声(3面)

日本経済新聞…小沢氏「解散を」 かわす首相(3面)

東京新聞…「麻生節」を封印 防戦一方(3面) 首相の答弁は不満だ(5面社説)

産経新聞…首相 終始慎重 小沢氏 攻めた(産経新聞5面)
 全体的に「攻の小沢代表」、「守の麻生首相」といった流れである。
 国民の皆さんも、麻生首相より年齢は2歳若いが国会議員生活は12年も長い小沢代表の、政治家としての経験、胆力、生活感に軍配を上げるのではないか。
 麻生首相は「景気が大事」と言いながら、第二次補正予算を出さないのはおかしい。給付金を出すにしろ、補正が必要ではないか。年内は第一次補正で大丈夫と首相は言うが、それなら解散総選挙で信を問う時間は十分ある。それなのになぜ、国民の声を聞かないのか。自己保身、権力維持に汲々きゅうきゅうとして、本当に日本のこと、国民のことを考えているのかと言いたい。
 麻生首相、ここは選挙で国民の最大公約数に従い、賢明な政治をすることが必要ではないか。英断を期待したい。
 麻生邸へ向かう際に無許可でデモをしたとして、都条例違反や公務執行妨害等で現行犯逮捕された3人に対し、東京地検は起訴猶予処分とした。
 動画をみても明らかに警察の行き過ぎといえる。「タコ坊主」なる警察関係者の「行け!」という号令で、ただ歩道を歩いていた青年が逮捕されるというのは異常である。東京地検の判断を警察側はどう考えるのか注目したい。
 権力が行き過ぎた行為に走るのは怖い現象である。善良な市民が、ある日ある時逮捕されるというのはあってはならない。読者の皆さんも一緒に考えていこうではないか。国策操作で事件を作られた私としても、他人事ひとごとでない思いである。
 7時03分札幌駅発で帯広へ。10時から十勝館内中札内村で、高規格道路帯広・広尾自動車道 幸福IC―中札内IC開通式に出席。その後帯広事務所で仕事をし、市内廻りをする。
 夕方から各種団体の代表者と懇談、打ち合わせ。
 国会が延長された以上、開会中はいつ解散があるかわからない。何があっても良い様に、しっかり心の準備だけはしておきたい。
鈴 木 宗 男
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宗男ニッキから

2008年11月28日 | Weblog
ムネオ日記
2008年11月28日(金)
 今日の新聞でも、麻生首相の失言に対する記事が多い。

「軽口」で政権も軽!?(東京新聞28面)

浮き足立つ自民 首相求心力に陰り 幹部、若手も苦言、批判 伊吹幹事長「少し言葉が荒れている。注意を」 中川元幹事長「国民目線とずれないことが大事」 山崎前副総裁「メッキがはがれないように」 河村官房長官 首相の放言「今後もある」 社説「首相の放言 患者の気持ちを逆なでした」(毎日新聞5面)

医療発言批判の嵐 首相また陳謝 与党「細心の注意を」(読売新聞4面)

風前?麻生節 医療費失言 与党も批判「総理として誇りを」「まじめ路線に」(朝日新聞4面)
 珍しい位まで、連日同じことで話題になっている。
 小泉首相以降、総理の資質、見識、経験、胆力等、総合力で自民党は最高責任者を選ばず、人気とか選挙の顔とか消去法の、小手先の判断で首相を選んできた。そのツケがここ数年出ているのではないか。
 田中角栄首相以後、30年以上の国会議員としてのキャリアを持った人がトップについていたが、小泉首相以後はいかんせん安倍、福田首相とあまりにも経験不足だった。そして麻生首相である。間違った、勘違いをした自信が裏目に出ている。
 経済と外交に精通していると言っているが、過去に何か実績を上げているであろうか。小泉首相の言いなりでやってきて、権力にすり寄ることにより、権力を手に入れたのではないだろうか。麻生首相を批判する自民党の議員も、自分たちに麻生首相を選んだ責任があることを少しは頭の中に入れて戴きたい。
 党首討論が行われたが、読者の皆さんの軍配はどちらにあがっただろうか。多くの人から「今日の小沢さんは迫力があった。『政局よりも景気』だと言いながらなぜ二次補正を出さないのか」「『言葉が軽い。それは単に言葉尻をとられているのではなく、その中身について自戒の念を持って言っているのだ』と言った小沢さんに共鳴した。小沢さんの言うとおりだ」といった声が寄せられた。
 私も同じ様な受け止めをしながら、麻生首相は、正面から質問に答えず、逃げていたという印象である。今日の党首討論で、国民が大きな新しい判断、流れを作り出すのではないかと思う。生活感のある政治を国民は待っている。
 会期末にではあるが、党首討論が行われたことをまずは評価したい。国民に選択の機会を与えるわかりやすい行為である。小沢民主党代表の評価が高まることが、政治の変革、チェンジにつながるのである。
 国会の会期が25日間延びたが、延長国会で民主党がどこまで与党を追い込めるか、政策で国民の理解を得られるかにかかっている。12月の国会審議を国民は注視することだろう。
 私は国民新党と院内会派を組んでおり、10月8日には予算委員会で15分間の質問時間を戴いたが、どこかの時点でそれなりの時間を戴き、質問したいと考えている。
 18時から大地塾の11月例会。11月7日、民主党、連合さんと合意した選挙協力の説明をし、了承を得る。すでに私に一任を戴いていたが、念には念を入れて説明するのが親切ではないかというのが私の考えである。皆さん気持ちよく理解して下さる。
 今日の講師は元参議院議員、衆議院議員の八代英太先生で、「弱者に優しい政治」について話をしてもらった。不慮の事故により障害者となられたが、それでも頑張っている姿は、我々のお手本であり、模範である。八代先生の心ある話に、出席者は勇気や感銘を受けたことだろう。仲間の登場に感謝したい。

本日提出した質問主意書3件

№130 ロシア政府による北方領土開発に対する沖縄北方担当大臣の認識等に関する質問主意書

№131 韓国国会に発議された対馬に係る決議及び対馬の現状に対する政府の認識等に関する第三回質問主意書

№132 海上自衛隊の特殊部隊における隊員の死亡事件に関する第三回質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2008年11月27日 | Weblog
ムネオ日記
2008年11月27日(木)
 麻生首相は道路特定財源の一般財源化問題について、ガソリン税(揮発油税)、自動車重量税などの暫定税率を一般財源化しても維持する考えを表明した。
 道路特定財源は目的税である。その目的税を一般財源化するのなら、税の役割は果たされたとして、廃止するのが筋ではないか。
 地方は道路整備がまだ遅れている。地方の議会はこぞって道路特定財源の必要性を訴えている。麻生首相は「地方を元気にする」と言いながら、言っていることとやっていることが違っている。
 昨日の町村会で「丸投げやめろ!」というヤジが飛んでいたが、今日の商工会全国大会でも、麻生首相の挨拶に特別の反応はなかった。精彩を欠いている麻生首相の姿である。
 20日開かれた経済財政諮問会議で、麻生首相は医療費の抑制に関し「私の方が税金は払っている。たらたら飲んで食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ」と発言し、その議事要旨が新聞各紙に公開されている。勇ましいことを言うのは結構だが、的外れの発言はいけない。
 何のために政治があるのか。弱い人のためにあるのだ。お金に苦労したことがなく、生活に困ったことのないいわゆる“セレブ”、上流階層の目線で、生活感がない麻生首相の一連の失言を見る時、本当に国家国民を思っているのか、基礎体力が問われるのではないか。
 批判するのは簡単だが、その批判の元をみすみす自らつくってはいけない。取り巻きの配慮、体制もしっかりしていないのではないか。
 私が小渕首相の下で官房副長官をした時は、イヤな話もどしどしあげて、お互い緊張感を持ったものだ。私の経験からして、それぞれのプレイヤーの役割分担、責任、チームプレー等、官邸というのは上から下まで一枚岩でなくてはやっていけない。特に司令塔たる総理がしっかりしていないと、下の者はオタオタするばかりだ。官房長官、官房副長官は、特にその経験が浅い様に見える。国益を考えると、心配なことばかりである。
 明日党首討論が行われるが、麻生首相、小沢民主党代表の白熱したやりとりに期待したい。
 一日議員会館で仕事し、委員会、各種大会に出席する。
 18時半から定例の国会議員との会合で意見交換。皆選挙の心配ばかりである。
鈴 木 宗 男
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宗男日記から

2008年11月26日 | Weblog
ムネオ日記
2008年11月26日(水)
 全国町村長大会が行われ、麻生首相が挨拶をしたが、生活感がなく、町村長を励ますにはほど遠い内容だった。また、給付金支給について町村に丸投げしながら、何の説明もなかった。麻生首相は「強く明るい日本にするのが私の使命です」と言うが、言葉だけが踊っている。
 小泉政治以後、地方がどれほど疲弊しているか、麻生首相は実態をどこまで把握しているのか。大都会優先で過度な規制緩和をする新自由主義政策のツケにより、今国民はやる気を失っている。地方では、若者が働く場を求めて都会に出るため、高齢化が進んでいる。
 給付金2兆円を出す前に、私がいつも主張している様に、「後期高齢者医療制度や障害者自立支援法を廃止します」「年金は間違いなくもらえる仕組みにします」と、国民に安心を与えるのが先ではないか。更には衆議院議員300小選挙区を200に、参議院議員242人を人口100万人で1人の125人に定数削減する、国家公務員の特権をなくす、天下りをさせないといった無駄をなくすのが先決ではないか。言っていることとやっていることがバラバラではいけない。
 やはり、ここは国民に信を問うべきだ。国民の想いをしっかり受け止めて、賢明な政治をすべきである。
 麻生首相よ!あなたが言う強く明るい日本にするために、ここは選挙をすべきではないか。

本日提出した質問主意書3件

№127 外務省における褒賞制度の一つである川口賞に関する第3回質問主意書

№128 定額給付金制度をめぐる政府内の混乱等に関する再質問主意書

№129 防衛省における裏金問題についての調査結果等に関する質問主意書
※ 質問主意書の内容は下記の衆議院HPでご覧頂けます。
衆議院ホームページ
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