鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2005年07月31日 | Weblog
2005年7月30日(土)
 9時から札幌事務所でマスコミ各社との懇談会。選挙に向けて、新党立ち上げの時期、候補者、鈴木宗男は小選挙区か比例区か等の質問が出る。話せる範囲内で一つ一つ丁寧にお答えする。記者の皆さんも選挙があって当然という感じでおり、うかうか出来ない。
 午後から空知管内奈井江町、上砂川町を廻る。18時から岩見沢市で後援会の集まりに出席し、政局について懇談。今夜も土曜日にも関わらず、大勢の人が集まって下さり、有難い。熱心に世話をしてくれる後援会の世話人に感謝するものである。
 読売新聞4面に、「次の選挙支援しませんよ 特定局長会大攻勢」「脅しに反発の声も」と出ている。私の所にもこの記事を読んだ人が「新聞社の姿勢、思惑が見えてくる。党幹部が、反対したら次の選挙に公認しない、対立候補も立てると脅かしているのに何の批判もせず、特定局の動きを取り上げるのは公平でない」と、怒りの電話が入ってくる。権力側に擦り寄る新聞社の姿を見た。購読をやめることにした。といった過激な電話も入る。色々な見方があるものだと受けとめながら、私も発言は誤解を招かないようにと自分に言い聞かせるものである。参議院は良識の府であり、二院制の重みからして参議院の独自性が発揮され、国民の目線に立った、国民の思いが通じる結果を参議院議員は出すことだろう。
鈴 木 宗 男

宗男日記から

2005年07月30日 | Weblog
2005年7月29日(金)
 朝日新聞社説に「今度は山崎拓氏ですか」、毎日新聞社説に「起訴は市民感覚の反映だ」、東京新聞こちら特捜部ニュースの追跡に「山崎拓前副総裁に『起訴相当』検察審の実力」と、三紙が東京第二検察審査会が「起訴相当」を議決した事について触れている。迂回献金があった事を認めない自民党執行部、事務局の姿勢も批判されているが、何故マスコミはこの事をもっと国民に知らしめようとしないのか、不思議でならない。
 同時に、国会の場で事実を明らかにする質問がないのはどうしてか。野党もしっかりしてほしいものである。国会の場で「迂回献金はありません」と、間違った認識に基づく答弁は、訂正される事が第一でないか。2週間しか残っていない国会の会期だが、一歩でも二歩でも国民の納得のいく方向に持っていってほしいものである。
 日本経済新聞2面囲み記事で、久間章生自民党総務会長が「プロの判断と本人の判断は違う。素人が言ったと言う話だ」と、検察審査会の決定を軽く見ている印象で私は受け止めたが、この感覚が政治と国民との溝を作る元になっている。いずれ国民にそっぽを向かれた時に気がついても、遅いと思うのだが。
 常任理事国入りについても、各紙は悲観的にとらえている。外相のロンドン、ニューヨーク、ワシントン訪問も、外務省の見通しの甘さを批判している記事が目につく。アフリカ連合(AU)の動きを事前に察知できなかった事も痛手である。東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会談に町村大臣が欠席した事も、アジア票を逃したとも言われている。いつも言っている事だが、外交は積み重ねだ。普段からの信頼関係が大事である。
 ディスカバリーが宇宙ステーションとドッキングし、野口さんのにこやかな顔が印象的だ。とにかく所期の目的を達成して帰還してほしいものである。
 東京事務所で仕事をし、14時発の飛行機で千歳に向かい、車で後志管内古平町での後援会会合に出席。古平での集会は初めてなので心配したが、沢山の人が集まってくれ、大変良い反応に気分が良くなる。来て下さった皆さんも選挙があるのかどうかに関心があり、緊張感が漂う。参議院の審議結果待ちだが、心構えはしっかり持って対応していこう。
鈴 木 宗 男

宗男日記から

2005年07月29日 | Weblog
2005年7月28日(木)
 郵政の問題、政局の話、昨日の検察審議会の決定等で、今日は週刊誌はじめ取材が多かった。また、週刊文春の各選挙区の予想についても聞かれる。なんとなく選挙へと走り始めているのかと思いながら、言葉を選びながらの対応をする。
 読売新聞4面トップに「山崎前副総裁『起訴相当』 政府・自民に痛手 迂回献金疑惑再燃も」と出ている。迂回献金が実際行われていたことは日本歯科医師連盟でも明らかになっており、「ない」と言う方がおかしい。私自身も指定献金を頂いた経験もあり、党の事務局が「なかった」と言う事は無理があり、事実ではない。ここは正確を期して、正直に国民に説明すべきではないか。間違った報告を受け、事実ではない事を国会答弁した小泉首相も、きちんと確認して国民にお話された方が小泉首相の為にもよろしいのではないか。村岡兼造先生の公判で、橋本元首相の証人尋問も決定されたが、国民の知りたい事を明らかにしていく事により、政治の信頼回復の一助になっていくのではないか。
 「シャトル打ち上げ凍結 断熱材落下判明で」と、NASA計画部長は会見しているが、とにかくディスカバリーが無事帰還する事を祈るのみである。歴史的事業には危険が伴うものだが、念には念を入れる事を、万全を尽くす事を教えられる思いだ。ディスカバリーに乗り込んでいる「英雄」に、幸あれ、栄光あれと、声援を送り続けよう。
 国連常任理事国入りで、日独など4ヶ国グループ(G4)とアフリカ連合(AU)の共同案は、月内採決が困難になり、今後の展望も見えてこないと報じられている。迷走とはいえない、一体どんな戦略・戦術を持って常任理事国入りに臨んできたのか見えてこない。アフリカとの関係は、付け焼刃で信頼関係が出来るものではない。普段から日本が敬意をはらってきたか、見下してはいなかったか、よく反省すべき点があるのではないか。前にも書いたが、大使を日本に召還するより、任地で大使が夜討ち朝駆けを大統領、首相にした方が、より理解は得られたと思うのは私だけだろうか。今後の展開を見守ろう。
鈴 木 宗 男

宗男日記から

2005年07月28日 | Weblog
2005年7月27日(水)
 朝の飛行機で上京。高知もよいお天気だったが、東京も30度を超す真夏日。夏はやっぱり暑い方がいい。自然の摂理を重んじる気持ちが大事である。
 東京事務所で仕事をしながら、記者、雑誌社、一般の人としゅじゅ種々話をすると、話題は参議院郵政法案の採決の行方になる。可決するという方、否定的な人、様々だが、国会議員からの情報もこれまた混沌としている。しばらくはこの話題で一杯と言う事か。
 スペースシャトル「ディスカバリー」打ち上げ。2年5ヶ月ぶりの飛行再開だが、8月7日、しょき所期の目的を達成して、無事帰還して成功を収めてほしい。再三の延期を乗り越え、搭乗している野口さんの活躍を心から期待してやまない。野口さん、頑張れ!
 毎日新聞9面で、「『MOTTAINAI』キャンペーンライセンスを伊藤忠商事も取得し、ロゴマークをブランド展開」と出ているが、「もったいない」という美しい、また、価値ある言葉の意味をしっかり知らしめていく事が大事ではないか。今になって「もったいない」に気がつく人達に違和感を覚える。子供の頃から親によく「もったいない」と言われ、その精神を実践してきた私は、当然の事と思いながら、資源は有限であり無限ではない、同時に自然に感謝する心、環境を守っていくのは人間の使命であることをしっかり訴えて行きたいと考えるものである。
 東京第二検察審査会は、日本歯科医師連盟からの献金を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、政治資金規正法違反容疑で告発され、東京地検が不起訴処分とした山崎拓氏は「起訴相当」と議決したと、夕刊に出ている。議決に拘束力はないものの、橋本元首相の時と、国民の思いや目線は一緒ではないだろうか。「幹事長の立場で迂回献金の手法を用いており、政治資金規正法の趣旨を没却する重大な違法があると言わざるをえない」とも検察審査会は言っている。迂回献金はないと国会答弁している小泉首相、自民党の幹事長、事務局長は、国民に説明責任を果す義務がある。是非とも国民に明確な説明をしていただきたい。
鈴 木 宗 男

宗男日記から

2005年07月27日 | Weblog
2005年7月26日(火)
 朝日新聞1面に、世論調査で「郵政解散」賛成52%、反対28%と出ている。内閣支持は41%、不支持は42%。こうした数字を見ると、選挙を早くやってほしいという国民の声が聞こえてくる。分かりやすい手法の小泉首相なので、この国民のシグナルを重く受け止めて、暑い、熱い夏になっていくのかと考える。
 道路公団副総裁が逮捕される。独占禁止法違反と背任容疑だが、これからの流れに注目したい。事実関係の解明は勿論だが、本当の黒幕は誰か、国民が一番関心を持っている事を踏まえて、どんな着地点に持っていくのか見守って行こう。
 衆議院本会議における郵政民営化法案での造反議員の処分だが、会期内は見送り、8月13日までに弁明書を出すことにしたと報じられているが、あれだけ「処分する」「公認しない」と幹事長は強く言っていのに、結局は51人に対し何も出来ない。参議院の審議に影響を及ぼすとの懸念を避ける為の措置と言われているが、先を読めない今の執行部の力量が問われるゆえんである。
 東京事務所で仕事をし、15時半羽田発で高知に向かう。次期選挙で再起を目指している仲間の励ます会に出席。盛大に行われ、良かった。その後、私の後援会メンバーと懇親会。4年ぶりの高知入りで、皆さん喜んでくれる。人の心、人の情、高知の人の優しさを感じながら過ごさせてもらった。
鈴 木 宗 男